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プロローグ
何もかもめんどくさい。
そんなことを思っていながら今日も俺は学校に来ていた
校門を自転車ではいっていってもう少しでチャイムがなるぞと言っている先生が立っている
そんなことはどうでもいい。遅刻したって何も変わらない。ただすこし馬鹿なやつとしか思われない
どうでもいい、クラスのやつなんて。
僕は自分のクラスが嫌いだ
学校が嫌いだ
この国が嫌いだ
何もかもがやだ
そんなこと考えながら自転車を駐輪場に置いてクラスに行く
やっぱりやだ、この空気、この雰囲気
こんな奴らと少しでも離れていたい
そう思っていたのに唐突に流れたスピーカーの言葉が僕を地獄へといざなった