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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
9/25

その門番、攻撃型。

ジリジリと敵が歩み寄る。それに合わせて、俺は後ずさる。流石に20以上離れた相手と、真っ正面から戦うのは、無謀だ。

「おいおい。攻撃しねぇのか?なら、俺からいくぜっ!」

敵が素早く攻撃をしかけてくる。咄嗟に身を翻して避ける。思いのほか、速度は速くない。しかし、攻撃力は凄まじい。門番が走った地面にヒビが入る。どんな力だよ。受けたらひとたまりもない。

「さて、どうするか」

素早さを活かして、倒すのが一番簡単だが、それでは、攻撃力が弱い。なにせ、プラスチックの剣だ。もしかすると、壊れるかもしれない。それに、相手は門番だ。鎧を着ている。こんなんじゃ、傷も付けられるかどうか分からない。

「おらおらおらぁ!」

連続攻撃を仕掛ける門番。

その隙をつく!

「だぁ!」

避けると同時に剣を振りかざす。鎧と鎧の間を狙って。

「ぐっ!」

入った!門番が打撃をしかけてきたので、一旦、後ろにさがる。門番が腹を抱える。どうやら、攻撃が聞いたようだ。このままいけば、倒せるかもしれない。と、その時、

「こんのガキぃ!」

門番がさっきより速度を上げてきた。

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