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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
7/25

その街、門番つき。

森をさまよい始めて数十分。やっと、森を抜けた。


抜けた先にあったのは、にぎやかな街だった。ゲームによくある、宿場町だ。街に入ろうかと思ったが、よく見ると街の入り口に門があり、その両脇には、兵士が立っている。

「もしかしたら、許可証とかが必要かもしれねぇな」

ま、いいか。その時はその時って事で。と、自分で出した問題を自分で答えをだす。自分でも何をしているんだか、と思う。


門の前に来た。兵士が俺を見ている。一応、中に入ろうとしてみる。

「おい、そこの勇者気取り。止まれ」

気取ってないです、とは言えず……。大人しく従う。なるべく会話はしたくないんだけれど……。(←引きこもり)

「お前、凡人の人材でこのマジカ王国に入るつもりか?」

凡人……。そういう設定なんですか……。というか、マジカ王国って、魔法使いがいる感じがムンムンとするんですが。

「えーと……。お、俺、田舎もんなもので……。許可証がなきゃ入れないんですか?」

「はっはっは!この王国の入国方法も知らないとはな!」

ゲラゲラと笑う二人の兵士。いや、説明されてないんで。

「俺達と戦って、勝ったら教えてやんよ」

こりゃ、面倒臭いことになったな……。

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