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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
5/25

そのゲーム、年齢入力。

 電源を入れて俺の目の前に出てきたのは、設定画面。設定する項目の下に、キーボードのようなものが表示されている。

「性別・名前……年齢も入力しなきゃなんないのか」

手でキーボードをタッチして、性別を入力、名前の部分にはいつも使っているニックネームを入力する。年齢は、どうしようか迷ったが、正直に「十八歳」と入力した。すると、画面に「使用する武器を選んで下さい」と、表示された。画面には銃や剣、弓矢など数種類の武器が表示されている。

「やっぱり、戦闘ゲームなのか。得意分野だ」

表示されている武器の中には、「魔法」なんてものがある。魔法って武器なのか?杖なら分かるが、魔法って武器に含まれるのか?そんなことを考えつつも、剣を選ぶ。そして、画面に表示される言葉。


 「ようこそ、ゲーム世界へ」


















 電源を入れて私の目の前に出てきたのは、設定画面。設定する項目の下に、キーボードのようなものが表示されている。

「性別と……」

手でキーボードをタッチして、性別を入力する。

「名前……」

そして、いつも使っているニックネームを入力。これで次の画面になると思ったら、

「年齢を入力してください」

と、赤字で注意された。そ、そんな怒らなくても。って、怒ってないか。カチカチと実年齢を入力する。すると、画面に「使用する武器を選んで下さい」と、表示された。画面には銃や剣、弓矢など数種類の武器が表示されている。

「なー!?戦闘ゲームなのかー!」

一気にやる気が失せてしまう。戦闘ゲームは不得意分野だ。なかなか敵を倒すことができない。画面をよーく見ると、「魔法」という武器があった。魔法ならば、遠距離攻撃も近距離攻撃もできる。私の胸の中に小さな希望が生まれる。思い切って、魔法を選択した。そして、画面に表示される言葉。


 「ようこそ、ゲーム世界へ」

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