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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
24/25

その少年、疑問。

学校が終わった。


校門を出て、スマホの電源を入れる。

校内じゃ電源切らなきゃいけないなんて、面倒だよな、ホント。

でも、電源切っとかないと、没収されるから、真面目に切ってるんだけど。

暗証番号を入力すると、ホーム画面が映る。メールが2通入っている。誰からかは、見当がつく。友達とじゃ、SNSを使うから、メールを使うのはSNSに慣れていない、母と父くらいだ。


想像通り、そのメールは母と父からだった。

母からは、「仕事で一週間帰れないから、よろしくね」、父からは「出張が急に入った。一週間は帰れない」。

はぁ、とため息が出る。

母父共に、最近こういうのが増えた。急に「帰れない」とか「遅くなる」というメールが来る。それも、俺にだけ。母と父で互いにはやり取りしていない。

学生の俺には分からないけど、「仕事で」って、そんな急に長期間の仕事が入るもんなの?事前に知ってるもんじゃないの?じゃあ、朝も顔を合わせたのになんで言わないわけ?ってか、なんで俺にしか伝えないわけ?

たくさんの疑問が脳内を埋めていく。それを全て繋げることのできるものも知っている。でも、そんなこと、聞けない。


家まで学校から歩いて10分。途中で、買い物したから、いつもより遅くなった。


「ただいま」


いつも通り、返事は返ってこない。それにも、また、ため息をつく。

玄関で靴を脱いで、リビングのテーブルに買い物袋を置いた。


スマホを取り出して、二階にいる人物へ電話をかけた。









俺は「仲里律なかざとりつ」。引きこもりでゲームシナリオライターの姉を持つ、高校二年生だ。

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