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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
19/25

その闘い、遂に決着。

 ……。ううん。パッとは、思いつかないもんだな。


 門番が剣を両手から右手に持ち替え、左手で腹を守るような格好になった。

左手には剣道の小手のようなものが装備されている。鎧と同じ素材のようだ。アレを壊した後で、腹に攻撃を喰らわすこともできるが、接近戦になると、力のある門番の方が有利なため、あまり近づきたくない。


 俺は、これまで見てきたアニメや漫画の知識を総動員して、考えた。


 一か八か、やってみるしかない。




 門番との距離を少しずつ詰めていく。俺は、刀を左手で逆手に持った。

 俺と門番との距離が一メートルほどになったとき、俺はしゃがみ、門番はそれを見て、


「おらあ!」


 剣をまっすぐに振り下ろした。その瞬間、門番の左手が腹から少し離れる。俺は勢いよく後転し、すんでのところで避ける。門番の振り下ろした剣は、地面に深くめり込む。

 地面に足が付いたと感じた瞬間に、右足に力を入れ、門番との距離を一気に詰める。

 左足で地面にめり込んでいる剣を踏み、その足を支柱として右足を振り上げて、左から右へと門番の左手を勢いよく蹴る。無防備だった門番の左手はより腹から離れていく。

 そして、むき出しになった腹を刀で左下から右上へと斬る。

 鎧が完全に壊れ、ガラガラと地面に落ちていく。


「なっ!」


 門番が動揺している間に、鎧を斬った刀を刃が自分の方を向くように両手に持ち替える。


「おらああ!」


 今度は自分が大声で叫び、全力で刀を腹に向けて振りきる。見事、刀は腹にクリーンヒットした。


「が……」


 門番は息を漏らした後、真後ろに倒れた。

 


 

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