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遅少年と早少女  作者: 粉巻 まひる
ゲーム開始
18/25

その刀、謎。

 

 ガキィィン



 鋭い音の余韻がまだ残っている。


 金属の鎧を刀で斬る、というのは、さすがに無茶だった。そりゃそうだ、馬鹿か俺は。

「ん……。」

手の平に視線を向ける。赤くなっており、じんわりと痛む。

 視線を門番の方へと移す。門番がさっき刀が触れたであろう部分を押さえている。門番がそこから手を放すと、


 パラパラパラ


 何かが、ゆっくりと落ちていった。

 鎧だ。鎧の一部が壊れたのだ。


 ふははは!これぞ俺の本気!と自慢したいところだが、普通の刀が鉄の鎧を砕くことができるわけがない。日本刀が銃弾を斬ることができるのだから可能な気もするが、あれは銃弾がとても速いスピードで動き、刀に当たるからであって、この門番がそんな速い動きで俺に迫ることができるわけがない。というか、そんなに速かったら、俺はとっくに負けている。

 それに、鎧が壊れるほどの強い衝撃を与えたならば、刀にも少なからず被害があるはずだ。普通なら、折れるか欠けるかしているはず。だが、俺の刀には……。

 刀をジッと眺める。

 そう、傷ひとつない。


 ということはだ。これは、俺の実力ではなく、この刀自体が何らかの力を持っているのだろう。


 ま、いいか。勝てるのなら。


 「超合金の鎧が……。」

うろたえる門番。

 こいつ、意外と動揺しやすいんじゃないか?

 刀を構え直す。そして、門番との距離を詰める。それに気付き、門番も構える。

 鎧が壊れた所に攻撃したいところだが、相手もその部分の防御を強めるはずだ。


 さて、一体どうするか……。


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