ソウサクシャ
いや〜小説書くのめちゃくちゃ難しいです。
でも頑張って書いていくのでよろしくお願いします!
森の中に1人頭を抱えている少年。如月 秋斗がいた。
「はぁ〜、どうなってんだよまったく…」
俺は途方に暮れながらそう呟いた。
「…とりあえず人がいるのかどうか調べないとな。よし!切り替えて行くか!」
1人で大きな声を出して気持ちを上げるが、本人は気付いていないが、傍から見たら接触を避けたいと思わされる危ないオーラを放っていた。
「よし!とりあえずあっちに行ってみるか。」
1時間ほど森を歩いていると、突然森が終わり開けた場所に出た。
「やっと抜けた。さてと、次はどっち…ん?煙が見えるな。人がいるかも!」
彼の丁度斜め右方向に白い煙が立ち昇っていた。そこに向かうために足を運ぶ。
煙の出ている場所に行ってみると小さな村が見えてきた。
「これは…ファンタジーによく出てきそうな村だな」
村の門のような場所まで行くと門番らしき人がいた。
(まてよ、そもそも言葉って通じるのか?この世界が天国でもないし…やばい!急に不安が!)
そんなことを思っていたがそれは杞憂に終わった。
「おいにーちゃんこの村入んのかい?何もねぇ村だけどな!わはっはっはっ!」
そう門番の人は気さくに声を掛けてきた。
「できれば入れて頂くと有難いんですけど、いいですか?」
「おう!入れ入れ!だけどにーちゃん、見ない顔だな?どこから来たんだ?…まさかソウサクシャか?」
後半のセリフになると門番の人は急に身構えた。
「どこからって言われても、日本って場所だけど…ってソウサクシャ?と言われたら書いてあったからそうだと思うけど」
若干曖昧な言い方で答えた。
「?あいつらとは違うのか?にーちゃん、ここに来たの最近か?」
「そうだけど、それがどうした?」
「…俺について来てくれ。村長に合わせる。」
「?わかった。」
秋斗はそう言われ、おとなしく門番の後に従った。
村の中ほどまで行くと他の家よりも少し大きな家に着いた。
「村長!俺だ!ナイトだ!開けてくれ、話したいことがある!」
門番、もといナイトがドアを叩きながら言った。しばらくするとドアが開いてまだ20台ごろの黒髪をポニテールにした女性が出てきた。
「なによナイト!あんた声がでかいんだから少しは自覚してよ!で?なによ?」
ナイトはちらりとこちらを見てから言った。
「…ソウサクシャだ。」
次の瞬間首筋に風を感じ見てみると秋斗の首に刀が添えられていた。
「!?」
「…質問に答えろ…あんたはウチの村に何のようで来た!」
「あっ!いや、こいつはこの世界に来たばっかで何も知らないし、悪いやつには見えないんだ!」
すると慌てたようにナイトが間に入り弁解した。
「お前は黙っていろ!あたしはこいつに質問してんだ!っておい?聞いてんのか?」
だかその言葉は秋斗の耳に入ることは無く、ただ意識をゆっくり手放しながら倒れて行った。






