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臨終

初めまして、作者です。

ふと思いついた疑問から生まれた作品なので暖かい目で見ていただけると幸いです!

よろしくお願いします。

死後の世界?あながち間違ってはいない。


人は皆死んだらどこに行くのだろう?

誰もが一度は考えることだ。

天国に行く?地獄に落ちる?それとも何も無い?はたまた生まれ変わる?今言ったことぐらいが一番多いと思う。


昔こんなことを聞いた、「神様は失敗しない」どこのだれがそんなことを言ったのか知らないが間違いだ。


携帯小説かなんかでは神様がミスして主人公を殺してしまうがとんでもない能力を代わりにくれて最後は異世界でハッピーエンドで終わる。


しかし実際は違う、そんな簡単な話じゃない君も一度死んで見たらわかる。一見は百聞にしかずってね…




〜〜〜

2030年4月18日



ピッピッピーーーー


「…10時52分…御臨終です…」


薄暗い病院の一室、その部屋のベッドに横になっている高校ぐらいの少年とその横で見守っている両親らしき人の姿があった。


「ッ!あっアキトォォ!」


(父さん?なんで俺の名前呼んでんだ?)


「アキトぉ…」


(母さんもなんで?俺ここにいるじゃん。そのベッドにいるの誰だよ?)


「最善を尽くしました…」


「はい…ありがとうございました。」


「しかし…こんなに若い命を…助けられなくて…何が医者ですか…不甲斐ないです。」


(あっ、そうだ。)


何かに気づいた瞬間自分の両親の姿も医者らしき人の姿もぼやけて白く、


(俺は死んだんだ。)


消えて行くように見えなくなった。


こうして死んでしまった少年、如月(きさらぎ) 秋斗(あきと)は17歳という短い人生に幕を下ろした。

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