試験勉強の憂鬱(四百文字お題小説)
沢木先生のドSなお題に基づくお話です。
試験勉強の憂鬱、不敵な笑顔、深夜のラジオ、ポケットのついたハラマキ、今宵もジャンクフードを使わせていただきました。
もう年末だと言うのに志望校の合格圏に全く達していない。
どうしたらいいのだろう?
毎日が憂鬱で胃に穴が開きそうだ。
精神面でかなり追いつめられている。
ライバル達はすでに安全圏内で、不敵な笑顔だ。
自分だけが取り残されている気がして来た。
焦りばかりが大きくなり、集中力が欠けて行くようだ。
今日も深夜のラジオを聴きながら、苦手教科の克服のために復習をする。
夜は冷えるのでポケットのついたハラマキに使い捨てカイロを入れている。
「まだ頑張ってるの?」
二学期になって付き合うようになったあの子からメールが来た。
「うん、もう少し頑張る」
すぐに返信した。
僕は、彼女でありながらも勉強のライバルでもあるその人に負けないようにと気力を振り絞る。
同じ志望校に何としても合格するんだ。そうでないとこの恋は終わりを告げそうだから。
そして今宵もジャンクフード。定番の夜食だ。
手軽に食べられて時間が惜しい受験生の味方。
もう一踏ん張りだ。
お粗末様でした。