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虹の彼方へ  作者: みかん
10/11

試練

走るアタシの視界に見えたモノは、警備のSPに襲い掛かっている大勢のレジスタニアとお兄様の姿だった。


「如月、皇王様方は?」


冷静に神楽が尋ねる。


「パワードームに避難して頂いております」


如月は汗だくで息を切らしている。


アタシは大きく深呼吸して大きく一歩を踏み出した。


向かう先はお兄様達の元。


「妃杏様!」

「妃杏様!」


2人の間を割って入ってアタシは大幅で歩き続ける。


ストーンを握り締めて。


2人のアタシを呼ぶ声は叫びにも似ていた。


2人がアタシに駆け寄る。


アタシは表情を変えずに2人に言った。


『言ったでしょ、コレは2人の問題だって。レジスタニアをお願いね!』


アタシの表情には覚悟が満ち溢れていたのか、神楽も如月はアタシのまっすぐな眼差しに2人で声を合わせて返事した。


「かしこまりました」


そう言うとアタシの前を過ぎて行った。


アタシは2人の頼もしい背中を見つめながら、ストーンに強く祈った。


“お願い、お兄様を助けて!!レジスタニアもデッドストーンも消え失せて!お願い!!!!!”


強く祈りながら握り締めたままで歩き出す。


お願い!お願い!!お願いぃぃぃぃぃ!!!!!


目の前にはお兄様。


お兄様の表情は言い様のない狂気を帯びた鬼のような形相だった。


アタシは愕然とした。


デッドストーンが無くなって解放されたコトを期待してたのに。


今までで一番迫力がある。


でも不思議と、恐怖感は全く無かった。


この前は“昂り過ぎると何も出来なくなる”って実感したけど、今は昂り過ぎて何も“感じなくなる”状態だ。


何かに取り憑かれてるかのようなお兄様を目の当たりにしてるにも関わらず、ドキドキもカラダの震えも無い。


昂り過ぎて何も感じないだけでなく、あの2人がいてくれてるって絶対の安心感もきっと、あるんだと思うな。


“妃杏様がいてチーフがいてワタクシがいる。怖いモノ無しですね!”


如月の笑顔が過る。


立ち止まり、大きくゆっくり深呼吸。


「お帰り妃杏」


お兄様の声が鬼気迫っている。


でも怯まないよ。


毅然と構える。


アタシは依然としてストーンを握り締めたまま。


『ただいま』


アタシも低い声で答える。


恐怖とか何も感じないケド、周りを見る余裕は微塵も無い!!!!!(キッパリ断言)


神楽、如月、力を貸してね!!


もう一度大きく深呼吸。


「直接2人になれるコトを楽しみにしていたよ」


そう言うお兄様の手の中から目を疑うモノが現れた。


思わず息を呑むしかなかった。


消えてなくなったハズのデッドストーンが今まさに目の前にあるのだ!!!!!


さすがにちょっと怯む。


でも表情は変えない。


ひたすら強く祈り続ける。


「驚かないのか?」


薄笑いのお兄様。


お願い!ストーンのパワーでお兄様を助けて!!


「地下室を消したのは妃杏が朱雀に言ったからなんだろ?余計なコトをするな!!!!!」


急にお兄様は力任せに声を荒げた。


アタシはどうしてか自分でも分からなかったケド、とっさにお兄様の手からデッドストーンを奪い取っていた。


すかさずデッドストーンとプラチナムストーンをくっ付けた。


「妃杏様!!」


「妃杏様!!!!!」


「妃杏!返せ!!」


みんなの悲鳴に似た声が掻き消される位の地響きが起こり、次第にアタシは立っていられなくなった。


揺れているのはどうやらアタシだけみたいで、お兄様がアタシに近付けずにもがいている。


揺れて良く見えないケド。


だけどアタシはどっちのストーンも離さなかった。


自分でも良く分からない。


デッドストーンとプラチナムストーンは相反するモノ。


“何とかなるんじゃないか”


って、漠然とした想いだけがアタシを突き動かしていた。


ますます揺れが激しくなっていって、アタシの意識が遠退いて行く感覚に襲われている。


でも手は離しちゃダメ!


多分離せば揺れは収まるんだと思う。


でも、この揺れにアタシは猛烈に期待している。


何だか揺れすぎてアタマがボーッとしてきたよ?。


「妃杏様ぁ!」


如月?


絶叫してる?


「妃杏様!!!!!」


コレは神楽かな?


声が膨張して聴こえるよ。


何だかカラダが浮いてるみたいな不思議な感覚になってきた。


足が地に着いてない。


でも揺れは感じてる。


何だろ、この感じ。


エッ!?


ストーンが‼


指の隙間から七色の光が四方八方に放たれ始めた。


揺れが収まった。


あっっっ・・・、


デッドストーンがアタシの手を離れたかと思ったら木っ端微塵に砕け散り、お兄様の所に降り注いでその形を失った。


「皇子様!!」


お兄様は気絶してその場に倒れ込んでしまった。


お兄様につられるかの様にアタシも気を失ってしまった..........










コレは夢?


アタシ、空に浮いてる。


ココは家の庭だ。


さっきの場所だ。


まさか幽体離脱?


それともアタシ、死んじゃった?


「妃杏!」


エッ?


思わずキョロキョロする。


お、兄・・・さま?


地上には幼い頃のお兄様。


アタシを呼んでるのはお兄様?


じゃあ、もしかして…。


少し離れた所にいるのはアタシだ。


幼い頃のアタシ。


ってコトは夢?


でもアタシの感情、ヤケにリアルだぞ?


あっ!!


お兄様に呼ばれお兄様の元へ駆け寄ろうとしてアタシは転んでしまった。


「大丈夫か?」


お兄様??


すかさずアタシに駆け寄りケガの具合を確認してくれてる。


う゛っっっ!


アタシ、ソッコーで泣いてるよ。


泣き虫だなぁ、相変わらず。


お兄様はアタシをおんぶして歩き出した。


お兄様・・・


不意に甦った。


幼い頃の記憶が。


って言っても2歳とかでしょ?


有り得なくないか?そんな頃の記憶が甦るなんて。


でも、今思えばこんな時期もあったんだなって、ちょっと胸が熱くなるよ。






「妃杏様!?」


エッ?神楽の声??


何で?


あっ!!!!!


目の前に神楽が。


アタシは放心状態だった。


泣きも笑いも出来ないでいる。


でも神楽の表情が、ただ事で無いコトを物語っていて。


お祖父様もお祖母様もお父様もお母様も如月もbossもいる。


『お兄様は?』


アタシは飛び起きた。


慌てて神楽がアタシのカラダを支える。


「妃杏」


えっ?この声は・・・。


みんな隣を見ている。


はぁぁぁぁぁっっっっっ。


身体中、壮絶なまでのスピードで鳥肌が立った。


アタシの隣にはお兄様がいた。


狂気も鬼気も取り憑かれてる感も何も感じられない、無垢な笑顔のお兄様が確かにソコにいた。


『お兄様』


まともに喋れない。


涙が止まらなくて。


お兄様が倒れたのと同時に、レジスタニアはみんなが見ている前で消滅してしまったらしい。


すでに捕えられていたレジスタニアの姿も無く、デッドストーンも完全に消滅したみたいだ。


お兄様はコレで完璧に解放されたのだ。


正直何だか良く分かんないけど、アタシ的にはお兄様が助かって何よりだ。


「ホントならオレも消滅してもおかしくなかったのにな」


完全にバツの悪そうなお兄様。


アタシはまだ泣き止まず。


「妃杏様の危険を顧みない祈りが通じたんですね」


神楽の顔にちょっぴり泣きの影が見えるのは気のせいだろうか。


「チーフ、泣いてましたよ」


如月が耳元でそっと呟いた。


え゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


声にならない叫び。


「チーフじゃないですね、もう」


エッ?


何?如月の意味ありげな含み笑いは。


・・・・・・・・・・


あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


思い出したぁぁぁぁぁ!!!!


って言うか正確に言うと忘れてたぁぁぁぁぁ。


「妃杏、責任者の件だが」


お祖父様からの催促。


はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。


ちょっと蒼白。


軽くうつ向いて大きく深呼吸して、顔をあげるなり目に力を入れてアタシは答えた。


『異論ありません』


「やったぁ!!」


如月が飛び上がって喜ぶ。


コレでもう完全にただの部下になっちゃうな。


悲壮感炸裂。


アタシは神楽の顔が何故か見れなかった。


気を紛らす為に如月の無邪気にはしゃぐ姿ダケを見つめていた。






10数年振りの感動の再会のハズが、とんでもない再会となってしまったアタシとお父様達。


アタシが目覚める前からずっと泣き顔だったお母様。


堪らずアタシに駆け寄り、強く抱き締めてくれた。


「お帰り妃杏」


胸に突き刺さるお母様の震える声。


お母様の肩の震えがアタシにも伝わってくる。


気がつけば周りにはお兄様とお父様しかいなくなっていた。


10数年振りの家族水入らずってヤツ?


不思議だよ、全く違和感が感じられない。


お父様も目を細めている。


「妃杏には本当に苦労を掛けてしまったな」


アタシを抱くお母様にさらに抱き着いてきたのはお父様。


お兄様は隣で温かい目でみてくれていた。


『みんなの心労に比べたら全然平気です。周りの人に愛されて育ったから』


嘘偽りのない、純粋な真実だった。


アタシのアタマの中にはパパママと璃音の顔が浮かんでいる。


自然と顔がほころぶ。


無意識的にアタシは指のリングに目を向けた。


もう片方の手はピアスに触れていて。


涙が滲んできた。


ブレスレット、分かってくれてるかなぁ。


ちょっと不安。


でも大事にしてくれればそれでイイや。


アタシの中にはいつまでもみんながいるから。










「妃杏様、ご準備はよろしいですか?」


早速新しい生活が始まった。


今からお父様やお祖父様・bossの立ち会いの元、神楽の承認式が行われるの。


正式にアタシのセクションの責任者として。


アタシは正直胸が引きちぎれそうだ。


式の最中ずっと視線を落としたままで。


じんわり涙も浮かんで。


如月は素直に喜んでたけど。


確かにエージェントとしては万々歳よね?


次期皇王の責任者なんだから。


だからアタシも承認した。


しかもそばにいる神楽が責任者なんだからフツーに考えたらアタシだって喜ぶと思うわよなぁ。


アタシだけだよね、こんな悲壮感爆裂な顔してんの。


でも顔に出てたらみんなに疑われるからあくまでも微笑みを見せないと。


“笑顔”はムリでも、せめて“微笑み”くらいは見せないとね。


式が終わり、アタシは部屋に戻った。


ソファーに倒れ込むように腰を下ろし、大きくため息をつく。


コレで良かったんだよね、コレで。


神楽のこれまでの行為は、あくまでも“任務”でやったコト。


“優しさ”じゃなく、“任務”


だからホレちゃいけない。


神楽は幼い頃の恩義を忠実に果たしているだけ。


だからホレちゃいけない。


解ってる。


解ってるよ?


なのに、涙が止まらない。


泣いたら承認しなきゃ良かったってコトになっちゃうもん。


承認したのは、神楽の為。


神楽の地位の為!


でも何でこんなにツラいんだろう。


今までこんな経験をしたコトがなかったからキッツいぞ。


「妃杏様、よろしいですか?」


エッ?


bossが現れた。


慌てて涙を拭う。


アタシの前に跪く。


『隣に座ってよ』


こんな泣き顔見られたくないでしょ!?。


「失礼致します」


bossは自然に隣に座った。


さりげなくジェルシートを差し出してくれた。


『ありがとう』


火照った顔にジェルシートを当てる。


冷たくて気持ちイイ。


「妃杏様は後悔なさっておいでですか?」


『ふぇ?』


涙声だからか、ヘンな声になっちゃった…。


「神楽を責任者に承認されたコトをです」


ドッッッッッキーーーーーン!!!!!


『何で?』


今度は声が上ずる。


白々しく咳払い。


「ワタクシの思い過ごしならお忘れ下さい。ただ先程、式の直前に神楽がワタクシの元へ参りました。かなり神妙な表情で」


そうなの??知らなかったよ…。


「神楽は申しておりました。“責任者をお受けして宜しいのでしょうか”と」


え゛っっっっっ?????


一瞬、強烈に胸が痛んだ。


思わずbossの顔を見てしまった。


「いざ自分が目標としていたモノを目の前にして、さすがの神楽も怖じ気付いたんでしょうね。“ワタクシでよろしいのでしょうか”と、実に神楽らしくない雰囲気でした」


フッと軽く笑うboss。


どうしちゃったんだろう、神楽らしくない。


でも解るな、神楽のそう言う気持ち。


いざ目の前にすると怯んじゃうって。


「女性後継者様の責任者ともなると、全国民が注目致します。並大抵な人材では国民も納得致しません」


まさかその事で怖じ気付いた??


んなワケ無いわよね、神楽に限って。


「それを思い悩んでと言うコトはまず無いでしょう。その為に今までパーフェクトで来たんですから。思い悩む必要など一切ありません」


ほっっっ。


ですよね!


「ワタクシは申しました。“妃杏様がご承認下さったのだから自信を持て”と。ですから念の為に確認に参りました」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


『後悔してないよ。コレが神楽の為でしょ?神楽の夢が叶うんでしょ??』


う゛っっっ、泣けてきちゃうよ。


「妃杏様は常にご自身より誰か人のコトをお考えなんですね」


優しすぎるbossのコトバに涙が込み上げてきた。


ジェルシートで顔を隠してアタマを左右に強く振る。


そんなコト無いよ。


心の中で叫ぶ。


『如月や神楽にアタシの正体を明かされてからお母様の顔を見るまで、お母様の心情なんか微塵も考えなかったモン。自分のコトしか考えてなかった』


涙ながらに訴える。


アタシの肩にbossの手が掛かる。


「そう思われるだけで十分ですよ」


そう告げて。






アタシが琉冠星に戻って来て早4日。


波乱の幕開けから早4日。


2世紀未来の生活に慣れるのに精一杯。


気分は超一流イリュージョニスト。


なんてのんきな場合じゃないのよホントは。


こんなクダラないコトを言いたくなるくらいハイパーに忙しいのよ毎日毎日。


正式な御披露目を控えてる為、朝から晩までずっとお祖父様の皇妃王教育を受けて、食事時はお母様のマナー教育。


10何年ものブランクは想像以上にキツかった。


毎日ヘトヘト。


まるで皇室に嫁に来たみたい。


こんなに急激に詰め込まれて。


疲れた時は手元のリングを見つめるんだ。


パパママが励ましてくれるような気がして。


今はすっかりリングとピアスが御守りだよ。


御守りって言うよりは、どっちかっていったら癒しの素ってトコかな。


神楽が毎日淹れてくれるコーヒーを飲みながらぼんやり空を見上げる。


神楽はよそよそしいアタシにも全く変わらずに接してくれる。


当然だよね、任務なんだから。


それがアタシには、なおさら切ない。


でも神楽の夢は叶えてあげれたから。


10何年もバカみたいにずっと想い続けてくれたお返しはもう果たしたよね!?


はぁぁぁ。


「妃杏様?」


うわぁ!!!!!


いつの間に現れたのよ!


声に反応して振り向くと神楽がアタシの後ろに直立で立っていた。


ビックリしたぁ。。。


心臓、ドキドキしてるよ。


「最近御加減が優れないように見受けられますが」


さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。(←血の気が引く音)


『つ…、疲れ・・・てる??んじゃな、、、い?』


しどろもどろだ。


声が上ずってる上に超カミまくり。


「大変失礼致しました。異変に全く気付かず、誠に申し訳御座いません」


相変わらず神楽の顔は見れないけど、横目で神楽が直角にお辞儀しているのが分かる。


なぜだかアタシは涙が滝のように流れてきた。


「妃杏様??」


たじろぐ神楽。


アタシはたまらず深くうつ向いた。


『1人にして』


ヒクヒク言わせながら告げた。


「ですが」


引き下がろうとしない神楽に、アタシは大人げ皆無で声を荒げてしまった。


『1人にして!!!』


「失礼致しました」


数秒の沈黙の後、神楽は逃げるようにいなくなった。


数秒が数秒に感じなかった。


途方も無い程に長く長く感じて。


アタシは声に出して泣いた。


泣きじゃくった。


“わんわん泣く”


って、きっと今みたいな状態を言うんだな、きっと。


やっちまったよ。


とうとうやっちまったよ。


サイテーだ、アタシ。


自分の気持ちが全くコントロール出来ないよ。


バカだアタシ。


涙って1回にどれだけ出るんだろう。


どこまでも止めどなく涙が出てくるよ。


空を見上げても涙は止まらない。


『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』


声にならない声をあげる。


どうしようアタシ。


“妃杏様は常に他の誰かのコトをお考えなんですね”


boss、、、アタシのコト、買い被りすぎてるよ。


アタシ、そんな出来た人間じゃナイよ。


全然皇妃王としての素質もナイよ。


自分で自分がモーレツに嫌になるよ。


璃音!!アタシ、今恋してるよ?


璃音があんなに気に掛けてくれていた恋を今、してるよ。


人を好きになるコトがこんなに切なく辛く、寂しいモノだなんて想像もしなかったよ・・・・・。


1人きりの部屋は、信じられない程に広く、だけど狭く、氷よりも遥かに比べ物にならない程に冷たい空間だった..........





















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