第一話、無職ニートのやり直し
異世界転生!?なんてファンタジーなものではないが記憶を持ったまま二回目の人生を強制スタートさせられた俺。二周目の利をいかして有意義な人生を送ることはできるのか?
俺は今年で38を迎える無職のニートだ。いや、この年だと無職とは言わない気もするがまあいいや。あともう一つ訂正させてくれ、元、ニートだった。まあ俺がニートから脱却できた理由は後々話すつもりだ。今は俺は一度死んでいると言うことを聞いてほしい。実はこの人生は2回目なのだ。実を言うと1回目の人生ではさっき言った通りに、38の無職ニートをやっていた。そして俺は起きるのだけは無駄に早く朝の5時には起きていた。これに関しては昔のトラウマのせいもあるのだがな。まあ、そんな話は置いておいて死んだ原因はまあ極論を言えばゲームであるのだが、そんなことを言ってしまえば全国のゲーマーの皆さんが家に凸ってくることになるのでここでは俺が悪いことにしておこう。話を戻すと、朝の5時から起きてやっているのはゲームである。歯も磨かず、顔も洗わず、ましてや朝食も食べずに起きたらゲームと言う生活をずっと繰り返していた。そして俺はゲームでキレて壁ドンや床ドンをすることを繰り返していた。そしてその時はついに来た。いつも通り切れていると、ドアをノックせずに何かキラ着いたものを持ったお袋の姿が目に映った。部屋は暗くしていたので途中まで俺はお袋の存在に気づいていなかった。ゴミの袋を踏む音でようやく気づいた俺は手にナイフ、いや出刃包丁を持ったお袋に怖気付いて俺はゴミの山にぶっ倒れていた。そして奇声を発したお袋に滅多刺しにされていた。そして俺はかれこれ20年以上使っていなかった整体を久々に使い、奇声に似たうめき声を上げながら俺は38歳で人生に幕を閉じた。まあ、こんな感じで死因は以上だがこれがどう二回目の人生につながってくるかわからないだろう?まあここからはファンタジーぽくなってしまうが、死んだはずの俺は気がついたら白い閉鎖的な空間に居た。そしてそこで自らを神と名乗る変なモヤついたなにかにお前の先祖に頼まれたから仕方なく生き返らせてやるとか言われていた気がする。正直あそこのことは記憶がモヤついていてあまり覚えていないのだ、すまんな。そして俺は厄介なご先祖様のせいで二回目の人生をスタートすることになるのだが、それに関しては俺の生活を実際見てもらうことにしよう。ではまた会おう。
俺の全盛期は小学生までだ。