『うみちゃんの手紙』
少し泣きそうになったエピソードについて、“どこに““なぜ”泣きそうになったのか、考えたことがあります。
自分の心を動かしたものに対して理屈を捏ね回すのは、情緒を台無しにするような、無粋なことかも知れませんが。
ユーチューブの幾つかのチャンネルで紹介されてたようですが、今回は『世界が称賛する日本』を参考に引用します。
チャンネルを開設してるユーザーの方々は たくさんの人に視聴してもらえることを目的にしていますので、ザックリとだけ紹介します。
東日本大震災。
たくさんのボランティアも駆けつけましたが、自衛隊は連日、救助、遺体の捜索・収容、支援のために懸命の活動をしていました。
それでも何ヵ月も続く状況で、疲労も蓄積していきます。
そんな時、石井3等陸曹は、小さな少女に声をかけられ、手紙を手渡されます。
小さな少女は、名も告げずに走り去ったそうです。
学びたてらしい文字で、手紙に書かれていたこと。
『じえいたいさんへ。
げん気ですか。
つなみのせいで、大川小学校のわたしの、おともだちがみんなしんでしまいました。
でも、じえいたいさんががんばってくれているので、わたしもがんばります。
日本をたすけてください。
いつもおうえんしています。
うみより』
この手紙は、報告を受けた上官によって、各派遣部隊に伝えられ、隊員たちを力づけました。
隊員の1人は、このことについて、こう語ったそうです。
「血が逆流するような想いでした」
ボクが感じたこと。
少し長くなるので、次回に。




