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第十六幕 王様のお呼び出しなようで

ところどころ修正入れます。

今回は、ちょいグダっちゃった

 

 ~前回のあらすじ~

 王城へと招かれ男爵となったボッチ辻堂は、屋敷や多額の報奨金をいただいた。しかしそれだけでは終わらず、式後にハインブルク王に呼び出され王室へと連れていかれたのだった。


 式典後、流れるように王城の一室に通され帰ることはかなわなかった

 中にいたのは

 王様に秘書っ子。あとはたぶん王女だと思われる高貴な女性とそれによく似た娘さん?


「すまぬな、急に呼び出して」


「いえ、大丈夫です。それで何かご用件があるのですか?」


「おおそうじゃな。だがまずは、ここにいる面々の紹介をしよう」


 王様は立ち上がり、「オホンッ」と言って立ち上がった。


「わしは、エルネス・ドン・ハインブルクという。これからも期待しておる」


「はじめまして、ハルトさん。私は妻のウリエラ・ドン・ハインブルクです。こっちは娘のマリアです」


「マリア・ドン・ハインブルクです。英雄様にあえて感激です。後でいろいろ教えてください」


「最後に私は、エレナ・ヴァン・ジーナと申します。王の秘書官についております」


「ハルト・ツジドウです。あの、一介の冒険者であるのですが本当に男爵なんていいんでしょうか」


「ああ、それはいいのだ。おぬしのやったことは国の貢献につながるしな。気に入らぬもののことなど放っておけ」


「実は今回の事件、ある男が引き起こしたことなのだ。その男は昔、ここに仕えてはいたのだが、犯罪に手を染めたため追放したその復讐だったらしい」


「あなたのおかげで多くの命が助かりました。その男も処刑される予定です」


 うわーそんな男いたのか、処刑かぁああ。実感わかないけど当然の処置だよな国襲ったし。


「そうですか。呼び出されたのはこの話のことでしょうか。ちょっと緊張で胃の方が破けそうなんで帰りたいんですが…」


「いや、今回呼び出したのは、別にある。まず、屋敷の場所は町の外れだ。それとカギを渡しておく。屋敷はかなり広いから使用人を探すとよいぞ」


 黄金のカギを受け取り、町の地図で場所を示したものを見せてもらった。


「もう一つ、依頼を受けてほしいのだ。もうすぐで隣国との交流会へ行くのだが、その時のマリアの護衛をしてもらえないか」


「えっ?でも王女様なら騎士の人が護衛をするのではないのですか?」


「まあ、そうなんだが…。年の近いおぬしなら道中の話し相手にもぴったりでな。騎士だと堅苦しいし年齢が高いものが多い、おぬしは若いし冒険者じゃ。マリアにも同年代との会話を楽しんでほしいのだ」


 できれば、断りたい。緊張して離せそうにないし…。


「わたくしからもお願いしますハルト様。4000ものモンスターを沈めた英雄様のお話をぜひ詳しく聞きたいです」


「うっ…わかりましたお引き受けします」


「そうか、ではよろしく頼む。報酬は弾ませよう」


 ほんとにそこは期待してる。


 でも不安だ。また二人きりで女性と話すことになりそうだ。


 しかも、今回は身分が違いすぎる…。胃がキリキリしてきた。


 その後なにげない話をして王城を後にした。


 そしてもらった屋敷を確認しに来たのだが…


「でけえ。庭もあるよ」


 屋敷は汚れや、庭の手入れなどはされてはいないが立派な大きさがあった。


「これは、一人で管理するのは無理だな。とりあえず求人?もしくは奴隷って手もあるみたいだな」


 先ほど使用人の話をしたときにこの国での奴隷制度も少し聞いてきた。


 この国の奴隷は、一般奴隷と犯罪奴隷に分かれており、犯罪奴隷は文字通り犯罪をした奴隷で強制労働先に引き取られる。

 一般奴隷はお金がないために自分から奴隷をしているだけで生活のことしか使えない。


「つまり、「うふふ」なことには使えない。というより禁止されているそうだ」


 これには、ちょびっとだけ残念と思った。ほんとだよ、ちょっとだからね。


「とりあえずできることはやってみて、そのあとの管理は明日奴隷売り場にいって聞いてみるかな」


 便利な天恵を2000yell払って、手に入れたからな。むしろこれ以外で使うところあるのかと疑問に思うほどだ。


「”清掃”この屋敷全体を範囲指定して使用する」


 するとみるみるうちに庭は手入れされ、屋敷は新築同然と変化した。


「便利だなぁ魔法。なんでもできんじゃん」


 とりあえず中を確認したが汚れ一つもない。


 中は、調理場とダイニングと2つの書斎にベッドがある部屋が15か所存在していた。


「今日から俺の家か。俺も家を持つものになったな。なんか勝ち組になった気分だわ。でもボッチには変わりないような…。いいもんね明日奴隷を買って増やすから」


 その後、周りの家から幽霊屋敷が新築になったとうわさが流れるとは露程知らないハルトだった。


<status>

 名前辻堂 晴翔 Lv.5

 所持金59500yell  

 筋力10 (+5950)

 魔法力10(+5950)

 防御力10(+5950)

 魔防力10(+5950)

 速度10(+5950)

 運1(×500)

<魔法適正>

  炎A 水B 風S 土B 光B 闇C

<スキル>

  貯金…所持金が多ければ多いほどステータスに変化が起きる。

  無一文には使えない

<天恵スキル>

  エリアヒールLV5…半径5m以内の味方の傷を癒す

 隠密LV5…75秒間姿を消す。(クールタイム25分)

  LUK向上LV5…自分の運×500

  鑑定…相手のステータスを確認できる。戦闘で与えたダメージが見える。

New 清掃…範囲指定内の(自分が思う)汚れを清潔な状態にする。


<Item>

 折れた木のエクスカリバー   ×      1

 E半月輪 (右・左)       ×    1




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