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夢の部屋  作者: ツヨシ
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安いアパートを探していたら、運よく見つかった。


「実は事故物件ですが」


物凄く言いにくそうに不動産屋が言った。


「これは言っておかないといけませんので、一応言っておきますが。これまでもあなたと同じように、事故物件でも安いならいいと言って住まわれた方が二名ほどおります。が、一人は三日目、もう一人に至っては初日の夜にアパートを出ています。それでもよろしいでしょうか?」


「いいですよ」


「わかりました。説明責任ははたしましたので、後はお客様の自己責任と言うことでお願いします」


「はい」


とにかく安い。


相場の五分の一といったところか。


でも前に住んでいた人がここで首をくくり、その人がいまだに出ると言うか、死んでもまだ継続して住んでいるという話だ。


今は家賃も払っていないと言うのに。


生意気だ。

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