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蝶の力  作者: ルルシェ
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フェアリル学園編①


ピピーっとなる目覚まし時計に目が覚め、時計を見るためにふと目覚ましを探す。

「んー…今の時間…8時…35分…??…35分?!?!」

大声で叫びながら潤賀桜はベッドから飛び上がり、リビングへ向かった。

「8時35分ってなんでお母さん起こしてくれなかったの?!?!」

「え〜…またお母さんのせいにするん〜??元を言えば目覚ましを性格な時間にセットしなかったあんたが悪いんとちゃう?」

関西出身で言葉のきつい母の言葉に「ぐぬぬ」といった表情で食パンを加えながら、即座に外へ出て自転車に乗りながら

「いってきまーす!!」

と叫んで出ていった。

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