◆ありきたりな設定集◇
こちら設定集のようなものです。ザーッと書いたので、矛盾等あるかもしれませんが、その場合はご指摘頂ければ幸いです。
他にも『これに対する説明はないの?』みたいな事もありましたら是非教えてください。
◇ネタバレ注意◆
◆エリシア◇
本作の舞台となる世界。剣と魔法のファンタジー仕様。様々な種族が混在している。
大まかな地理は、南北アメリカ大陸の向きを反転されて左側に寄せて、上下も寄せてちょっとくっつけて、右上に南アメリカ大陸みたいなのがある感じ。外側は基本海。一応この星は丸いっぽい。
こんな感じ(超適当)
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※あくまで人族や獣人達の中で一般的な地理である。
左上の大陸には人族が多く、左下は亜人《その他》、右上が魔族。魔王が居るのは基本右上。
左上:レウトウェ大陸(人族大陸)
左下:フィシリタ大陸(亜人大陸)
右上:ミァウギフ大陸(魔大陸)
使ってない設定として、世界線4.666666……4666……に存在しているという設定がある。
因みに地球は世界線6.66666666………に存在する。この辺の設定は、かなり進まないと使う予定は無い。
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◆人族◇
最も数が多く、地球の人間と大体同じ。同種族でも個体差が大きい種族。魔法等も平均的に扱える。
因みに、『人間』という言葉はエルフ・獣人等も含むが、差別用語として『亜人』という言葉がある。
『人間に含まれるのは人族だけだ!お前らは人間モドキだ!』みたいな。でも作者が使い方を間違えそうで怖い。
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◆獣人族◇
人族の次に数が多い種族。数が多いと言うか、定義が雑過ぎて含まれる数が多い。
獣人と言いつつ爬虫類っぽい奴らとかも含まれる。よく分からない種族がいたら獣人に突っ込んどけばいいや、みたいなノリで獣人族の定義がどんどん広がった。
獣の要素がどれだけ含まれるかは個体差。二足歩行の猫もいれば、猫耳少女もいる。猫耳のおっさんもいる。
人族から迫害されている。身体能力は人族よりも遥かに上だが、魔法があまり得意ではない。
昔は戦争とかしてたが、現在は双方不干渉。小規模な諍いや誘拐事件とかは起きるが、概ね平和っぽい。
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◆森精族◇
数がとても少ない森の民。魔力が多く、体力はあまり無い。風と水の魔法が得意。
森の中で採集・狩り等をして生活している。
線の細い美形が多く、女性は胸が小さい。
永い時を生きるので若い期間が長く、不死の種族とか言われたりするが、800〜1000くらいで普通に死ぬ。成長も精神の発達も遅いだけ。
20〜30歳位の見た目で成長が止まり気味になって、老衰直前で一気に老化する。
森の中の魔力を吸収する為、食事が少なくて済むが、植物の様な生態から人族に差別を受けている。が、森精族達は基本森の集落から出てこないので、あんまり気にしていない。人族の一人相撲気味。
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◆土精族◇
低身長、丸っこい体型、頑強な肉体に男性は髭が濃いといった森精族の逆バージョンみたいな感じ。火と土の魔法が得意で、高い鍛冶の技術を持つ。
亜人と呼ばれる者たちの中では一番差別が緩い。差別している者がいない訳ではないのだが、極少数。が、森精族とは滅茶苦茶仲が悪い。
武器防具等の売買で有名。お金にがめつかったりする。大酒飲みが多い。
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◆魔族◇
魔法と身体能力に優れる戦闘民族。名前的に邪悪っぽいが、別にそんなことはなく、人族に角が生えただけの案外大人しい見た目。
種族的に戦闘を好むので、400〜500年ほどの寿命があるのに数が少ない。長命故に子供はあんまり産まれないし、いろんなところでよく死ぬ。生まれながらに戦闘中毒者で脳筋という残念さ。
いや、極小数ならインテリも居るのだけれど。
こちらも人族に差別されている。どころか獣人に土精族、果ては森精族にまで嫌われているという不遇種族。
その理由としては、魔王が大抵魔族から輩出されるので。そんでもって魔王に従ったりするため。全体ではないのだが、他の種族からは『魔族』の括りで一緒くたにされるため、差別がキツイ。
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◆その他少数民族◇
蟲人族、魚人族、妖精族、小人族や竜人族などいろいろ。場合によっては、獣人族に分類される者もいるが、それぞれ独自の文化を持ち、生活している。
吸血鬼族や人狼族などは、別に魔族ではないのだが『魔』に『属』する者、から転じて魔族と一緒くたにされている。
彼らは魔物ではないが、吸血鬼や人狼という凄まじくそっくりな魔物がいる為、混同される事もしばしば。
一説では、彼らは知性なき吸血鬼や人狼が知性を持った者達だと言われたり、逆に迷宮が吸血鬼族や人狼族を真似て産み出したのだと言われたり。実際のところは不明。
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◆魔王・龍王について◇
◆【魔王】◇
世界に七柱存在する魔王。御察しの通り大罪を司る感じ。
世襲ではなく、相応しい奴が成る襲名制。
魔族から輩出されることが多いが、別に森精族でも人族でも獣人でも誰でも、資格というか素質さえあればなれる。
でも、6割魔族、3割悪魔、1割その他、みたいな割合。
悪魔は、精霊の悪いやつ。双方共に、エネルギーが集まって自然発生するので、種族ではない。どちらかと言えば『現象』に近い。
別に『魔王』と言っても、何処とも争わずに真面目に国を治めているのも居れば、真面目に戦争を繰り返すやつもいる。
でも、単身、または数名の側近とブラブラ放蕩してるやつの方が多い。仕事しろ。
何れか魔王が崩御したら、何処かで素質のある誰かが新たな魔王となる。決して絶える事はない。
◆【龍王】◇
火属性、水属性、風属性、土属性、光&聖属性、闇&魔属性を司る六体が存在する。
竜・龍系統は、
火竜 火龍 陽龍(龍王位)
:赤い。四足歩行に翼付きのザ・ドラゴン。強い。パワー型。
水竜 水龍 海龍(龍王位)
:ウミヘビにヒレが付いたやつ。青とか水色とか。頑張ればヒレで飛べるし、歩ける。陸海空の万能型。
地竜 地龍 陸龍(龍王位)
:四足歩行で基本黄色とか茶色とか。ドラ○エに出て来た最初期のドラゴンみたいな。翼はない。飛べない。けど跳ぶ。硬い。遅い。ディフェンス型。
風竜 風龍 空龍(龍王位)
:緑色。手と翼が一体になった感じのやつ。速い。かなり速い。異様に速い。スピード型。
光竜 光龍 天龍(龍王位)
:見た目まちまち。東洋な感じだったり西洋な感じだったり、翼はあったりなかったり。基本白い。性能は風龍+水龍。スピーディーな万能型。強い。四属性の竜・龍種より上位。
闇竜 闇龍 邪龍(龍王位)
:こちらも見た目まちまち。基本黒とか紫とか。性能は火龍+地龍。硬くて強くて強い。ロマン溢れるドラゴンさん。やっぱり四属性の竜・龍種より上位。
それぞれ竜・龍は、龍王の眷族。龍王が崩御したら眷族の誰かが継ぐ。大抵一番強い奴。
亜竜は龍の眷属。それっぽいけど竜・龍ではない。あくまで従う奴等。それなりに強かったりもするが、竜程ではない。
亜竜(偽竜とも言う)は、
飛竜:空飛ぶトカゲ。
爪竜:爪のあるトカゲ。
翼竜:(鳥+トカゲ)÷2。
走竜:(馬とか駝鳥+トカゲ)÷2。別名騎竜。乗りこなせ!
蛇竜:まんま蛇。大蛇みたいな。
魚竜:鮫とかワニみたいなのや、首長竜みたいな。正直水竜と区別がつかない。一応別物らしい。
に分かれる。
だからどうした(設定考えるのが楽しい)
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◆勇者について◇
別に異世界召喚限定ではない。それが一番手っ取り早いだけ。現地でも勇者は産まれる。
何はともあれ、勇者は強大な力を持ち、世界に仇なす魔王を討つ。別に神様の加護とかは貰えない。ある程度強いやつが勇者の称号を得て、勇者と呼ばれるだけ。
異世界召喚の勇者は、魔王を倒すと帰還の方法を得る。強制送還ではなく、任意のタイミングで帰還できる?
神様はそんなに干渉出来ないので召喚を止めることは出来ない。
ゼタは例外。ガンガン干渉する。ほかの神様的には止めてほしい。ホントに。マジで。お前いい加減にせぇよ。
最近勇者が召喚されたのは、魔王の一柱が活発に活動しているから。随分生真面目に魔王らしい事をしている迷惑な魔王である。
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◆魔法について◇
火・水・風・土・光・闇属性が基本。
他に、聖・魔・無…等々がある。
聖・魔属性は、生まれや才能でしか覚えることが出来ないので、ちょっと特別気味。両方持ってる奴なんて基本居ない。
属性の相性は、だいたい
火←水←風←土←火、
光⇔闇、聖⇔魔
という感じ。でも属性の相性はあくまで受ける側と攻める側の話なので、ぶつけ合った場合はぶっちゃけ属性の相性なんて誤差レベル。普通に威力の高い方が勝つ。
進化形は
火炎・氷結・疾風・大地、
極光・暗黒、奇跡・終焉、
二段階進化する物もあるが、出てきてないので割愛。
ざっくりとした使い方は、呪文を唱えて術式が描き、魔力を込める事で発動する。が、主人公はその場のノリと勢いで適当に使う。法則とかガン無視。
人によっては術式を改変したり、無詠唱で発動する事も可能。難しいけど。大事なのはイメージです、みたいな。
因みに、『魔法』『魔術』『魔導』の違いは、ぶっ放したり治したりするのが『魔法』
物に刻んだりくっ付けたりするのが『魔術』
どっちも合わせて『魔導』、という感じ。
そんなにハッキリ分けられている訳ではないので、あんまり気にしなくていい。
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◆スキルについて◇
◇身体強化系スキル(強力、硬化等)
強力 剛力 金剛力:一時的に力が強くなる。
硬化 頑強 金剛:一時的に硬くなる。
疾走 急駛 縮地:一時的に速くなる。
跳躍 飛躍 天翔:一時的に高く跳べる。
身体強化 身体超強化 神転身:上記のものを広く浅く発揮する。
体力は消費するが魔力は消費しない。通常では不可能な動きや、力が発揮できる。
◇魔法系スキル(火魔法、水魔法等)
所有者がどれ程の練度で魔法を扱えるかを示す。レベル毎に新しい魔法を覚えたりはしない。生活魔法と無属性魔法は例外だが、理由はネタバレになるので割愛。
◇耐性系スキル(麻痺耐性、毒耐性等)
耐性がつく。そのまんま。『正確にはシステム上のその攻撃が効きにくくなる』だが、ステータスシステムの設定がふわついているので、あんまり気にしなくていい。設定がふわついているのも色々と理由があるが、本編に出てくるかはわからない。使いもしない裏設定考えるの楽しいです(歓喜)
◇武器技能系スキル(剣術、弓術等)
〜術、〜奥義、〜神技
所有者がどれ程の練度で武器を扱えるかを示す。一定のレベルで技のようなものを使えるようになる。
※例〈短剣術〉の〈乱れ切り〉(第27話参照)など。
魔法と仕様が違うのにも理由があるが、やっぱりこの設定も本編に出てくるかはわからない。
◇その他スキル(鑑定、裁縫等)
ステータスのシステムに直接関わるスキルと、上記のどれにも分類されないスキル。
雑多で数が多いが、多分本編にはあんまり出てこない。
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◆魔物について◇
体内に魔石を持っているやつのこと。世界によって色々と違いはあるものの、ざっくり言うと『危ないやつ』。ちょっかい出すと怪我するよ。
魔石は基本体の中心辺り、心臓周辺にある。この世界では魔道具に使われたり、色々と需要があるのでそれなりな値段で売れる。
スライムやゴブリンの魔石は親指の爪程度の大きさ。大した価値はない。すごいヤツだとバスケットボールサイズとかもある。龍とか。
普通に生物的に繁殖するが、魔力溜まりや迷宮から湧いたりもするので絶滅とかは基本しない。不思議生物。
冒険ギルドでの区分は、下から
F.E.D.C.B.A.S.SS.不可能級
と、冒険者の級よりも一つ多い。基本パーティー単位(3〜5人程)で同ランクの魔物と同等とされる。
大抵群れてるからこの級とか、すごい速度で繁殖するからこの級とか、全然見つからないからこの級、とかもあるので、正確ではない。
◇級:適当な説明
—人族のレベル換算
F:素人でもやれば出来る。レッツ数の暴力。
—LV10
E:ナイフ持ったチンピラの群れとか、そんな感じのと同程度の脅威度。
—LV20
D:武装した成人男性がいっぱいで、袋叩きにしたらなんとかなる……かも…………?
いつかのヴェノムウルフがこの級。
—LV30
C:戦闘系のスキルを磨いてないと話にならない。成人男性が向かっていっても胃袋直行。ちっこい村とかなら滅んでもおかしくない。
豚鬼とかそういうの。
—LV40
B:町とか普通に滅ぶ。騎士団とか要請しないとダメなレベル。この辺のを狩れる冒険者は対魔物戦闘のプロって感じ。
大鬼とかそういうの。
—LV60
A:うっかり対応を間違えば国が落ちる。簡単に言うと化け物である。竜とか。
—LV80
S:S級の中でも幅はあるが、下手すると国家の総戦力に相当する。倒すというより誘導とかで戦闘を避ける方向で対処。龍とか。
—LV100
SS:色々と諦めて家族とか大切な人と過ごしたらいんじゃね?(思考放棄)
みたいな、そんなレベル。古代龍とか。
—LV500
不可能級:読んで字の如く討伐不可能クラス。基本的には魔王、龍王のみが分類される。直々に動く事なんてないので、基本的に触らぬ神に祟りなし状態。こういうのは勇者とかに任せとけばいいんですよ(適当)
—LV⁇⁇(個体差)
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◆全体的な世界観◇
真ん中に真球の0番世界があり、そこから木の根のように1〜9の世界線が伸びる。
世界線と言っても、アインシュタインさんの世界線とはあんま関係無い。というかそんな難しいことは作者が理解出来ない。ただの線状の世界。
先端に行くほど未来、根元に近いほど過去。枝分かれしているのは並行世界とか並列世界とかで、4.1と4.2は並列で、4.1の未来は4.11みたいな感じ。マジで無限にある。
世界の外側は混沌な感じ。0=1の式が成り立つ意味不明な場所。この中でも存在できる神様はかなり高位の存在。
上から数えて10億を10億乗した数くらいいるけど。いっぱい居ても、全体から見れば高位なんですよ。きっと。
たまに6.〜〜〜〜と4.〜〜〜〜が混ざったり交わったりすることもある。他も然り。
一桁目の数字で大まかなことが決まっているので、混ざると結構ぐっちゃぐちゃになる。魔法のある現代の地球とか、そんな感じ。
魔法のある世界は大抵4番世界線にまとまっている。
世界線にくっ付かずに独立してたり、その世界の中に更に世界を内包しているのもあったりする。
要するに割と適当。世界は広いΣd(ゝ∀・)ネッ!!!
作者も気付いたところがあったら、コソッと修正するかも……。