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エピローグ
頭がぼんやりする。
その日、東京都心は6月だというのに真夏のような暑さで、蝉が大合唱という異常気象。
かくいう私、今村すずねも背中から嫌な汗が止まらない、異常状態の真っ只中でした。
動悸と、じわりと伝う汗が身体中の不快感を増幅させる。
ああ、これが恋なんてだれが思うというのだ。
甘くも酸っぱくもなければ、ただしょっぱい。
15歳の初恋は、こうして始まった。
相手は、永田清春。
21歳の私の親友だが、それはともあれ、不毛な青春の幕開けだ。
異常気象は、異常な暑さから急降下、土砂降りの気配が漂い始めて、さもありなんと頷かせるばかり。
お暇なら、聞いて行ってください。
今村すずね、敗北の中学時代から、暗澹たる高校時代、そして安定と燻りの大学時代。いまはここ!!
草食系男子なんて滅びればいいのに。
肉食系女子なんて腐ればいいのに。
はじまりはじまり。




