3話
「え……?そんなじゃあこいつはどうすればいいんだよ!」
コロン……僕を本当に元の世界に帰そうと……
僕はコロンの行動に涙を流しそうになった
「いいんだよ!僕は話を聞いて助けてくれようとしただけでも嬉しいよ!」
その言葉にコロンは僕から顔を背け表情を隠した
すると僕とコロンの会話を見ていたおじいさんが
話にわって入ってきた
「何を言ってるんじゃ?帰る方法はあるぞ」
二人はえ?とでも言いたげな顔でおじいさんを見た
え?嘘でしょ……僕はここにずっと住む覚悟をしてきたけどもしかして帰れるの?!
僕はおじいさんに期待の眼差しを向けたおじいさんはその目線に気分が良くなったのかさっきの呆れた様子が嘘のように消えていた
「そこのお前さん一枚神の資格を持っていたじゃろ?」
そうおじいさんに指摘され僕は鞄の中に入れた神の資格を慌てて出した
「これの事?でもこれ何に使うんだ?」
おじいさんは「ほぉ」と神の資格をまじまじと見たそして真剣な顔をコロンに向けた
「コロンが神になる、これが人間界に帰るために必要なことじゃ」
え?僕は予想外なことを言われぼけーとしている、コロンも予想をしていなかったのかはたまた知らなかったのかすごい間抜けな顔をしてる
つまりコロンが神の資格を集めて神になれば?帰れる……
「ただ、神の資格は全部で13枚集めたければならない」
僕は神の資格は一枚や二枚くらいだろうと思っていたので想像よりも多い数にこの先人間界に帰れるのか不安になってきていた
多いな……
僕が先のことが不安になった時突然未来の手をぎゅと誰かが手を握った
「俺が神になったらこいつは帰れるんだよな!なら俺頑張る!」
「コロン……」
僕は感動してすこしばかり涙が出てきた
感動した!僕はなんて異世界で優しい人に出会ったんだろう!運が良い!
「そうと決まれば早速修行じゃ!」
「え〜!!」
「何を言うとる」と言う声が響き渡った
そしてコロンと話していたおじいさんがこっちを見て話し出した
「そういえばお前さんの名前まだ知らなかったの……ほれあっちで茶でも飲まんか」
おじいさんは指さした場所は道場な奥だった、奥は住居スペースになっているのか……おじいさんは奥に進み始めた僕はおじいさんの後について行った、コロンは修行のことで頭を悩ましていたが二人が奥に進んでいたので急いで二人を追いかけた
「ここはわしコロンの両親と一緒に暮らしとる」
おじいさんは奥の休憩所に進みながら家族のことを教えてくれた
へぇーコロンの両親も居るのか〜会ってみたいな……
「さぁ」とおじいさんはリビングの様な場所で手をどうぞと言う様に差し出した、
「ありがとうございます」
そういい僕は椅子に座った
この場所は大きな机が一個と椅子が六個、奥には座布団と小さな机か一個置いてある、僕は大きな机が置いてある椅子に座っている
確かご家族は多分四人だから六つあるのはおかしいかな?
「あの……!椅子が六個あるのはどうしてですか?」
「あぁ、それは娘家族と亡き妻の椅子だ、妻が居ないので椅子は片付けようと思ったがお前さんが来たから片付ける必要はないな」
亡き人の椅子だったのか……ん?まててことはここの住民は死ぬのか?!
「さてと、まず自己紹介をしなければな……わしは元禄と申すで、こっちは孫のコロンだ」
「よろしく〜!元禄じいちゃんの孫のコロンだよ!」
「え〜と僕の番かな?僕は鬼頭未来人間だよ」
はぇーと言いそうな顔でコロンが僕を見てくるあんまり見ないでくれ〜!恥ずかしい……そんなコロンの様子に呆れた元禄だが直ぐに真面目な顔をして未来を見た
「まず未来くん君が帰るためにはコロンが神にならなければならない……」
「そういえば神になればいいだけなら元禄さんも神様だから元禄さんが人間界に帰せないんですか?」
はぁ元禄はとため息をついた僕何かしたかな……元禄は説明を始めた
「まず初めにここから行き来出来る人間は居るんじゃ」
え?人間は行き来出来る?なら帰れるんじゃ?
「行き来出来る人間は神になった者が一人だけ選べるのだ、そして神は人間界とこちらの世界を行き来出来る権利も持っておるのだ、だから人間界で人間に加護…こちらに来れる権利をあげるのだ」
ふむふむ……なるほど!つまり神になった人は人間界に行けてそこから一人だけ人間を選んで加護をあげこちらの世界と行き来出来る、のか……
「じゃあ元禄さんはもう人間を選んでいるから新しい人に神になってもらえばいいんだね!」
でもそれってコロンに迷惑じゃ……
僕はコロンに顔を向けたコロンは話を聞いて悩む素振りを見せずに答えた
「俺神になって未来を助けるよ!」
「コ……コロン〜!」
コロンは涙ぐむ僕に呆れた様子だが彼は神になる目標を改め直し目指すことにした
「そうと決まれば早速学校に行かなきゃな」
「学校?」
僕ははてなが頭に浮かびながら元禄さんの話を聞いたコロンはワクワクした表情をして元禄さんの話を聞いた
「そうじゃ学校じゃ…神族が神を目指すために行く所じゃ」
「そうだよ!俺今年入学するんだ!」
「あれ?入学式はもう終わったんじゃ……」
元禄ははてなと言いそうな顔をしたが人間の事情を思い出し未来に話し始めた
「未来くんここはな人間界と時間の流れが違うのじゃ」
「え、え〜〜!!!!!!」




