恋の足跡
同じ季節を過ごした
間接的な恋だったけど
あなたはいつも
わたしの恋のこと
心配してくれた
特にどうしたらいいのか、
アドバイスがあったわけじゃないけど
不思議と落ち着いていられた
まぶしい日差しのもと
あなたは日焼けした顔で
「例えば・・」の話を続けた
「先に行ってていいよ、あとからすぐに
追いつくから」と
そう言ったら
『じゃあ、先に行って待ってるね』って
絶対言いそうだよな・・
あなたはそう言う
わたしはそんなに冷たく見えるのかな
わたしは、あなたのことを
それだけしか思ってないと
決めつけてしまってるのかな
ようやく始まった恋のお話
わたしはきっと無駄にはしない
あなたの思いに向けて
歩き出している
決して、先に行くことはなく