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第54話 デート3.5連発④奈津美 5月17日

5月17日(月)また新都


「き、今日は突然ごめんなさい!!」


 俺の隣を歩く奈津美が勢いよく頭を下げた。


「いいよ。せっかく奈津美が勇気出して誘ってくれたんだもんな」


 俺は奈津美の前髪をひょいと悪戯した。



 今日は月曜日、いつも通りに授業を終えてさて帰ろうと言う時、奈津美が廊下で待ち伏せていた。


『昨日、誉さんと晴香さんを見ました! 私とも同じようにデートしてください!!』


 と来たのだ。



「ちょっと言葉が足りなかったから誤解は受けたけどな」


 しかも言い放ってから目に涙を溜めだしたので社会的にも断る選択肢はなかった。


「それでも奈津美が主張してくれて嬉しいよ」


 普段はこちらの言うことに従うのみでまず自己主張しないからな。


「しかし同じデートと言ったのに……行かないのか?」


 俺はもう馴染みと言っても良いスポーツ施設を指差す。


「あ、あぅ」


 俺が冗談だと笑いながら、また前髪に悪戯すると奈津美は困ったように手櫛で直す。


 奈津美は本当にびっくりするぐらい運動ができない。

テニスなんて当たるはずがないし、ボルダリングなんて落ちるどころか最初の手と足をかけたところで助けを求めるのが目に浮かぶ。

 

 バッティングコーナーなんて最低速度でも頭を抱えてしゃがみ込むだろうし、ゴルフはドライバーを振れるかどうか、ボーリングは足を滑らせて自分が転がって行ってしまうかもしれない。


「ふふ……くく……」


 奈津美が情けない声をあげながらボーリングコースを滑っていく光景を想像して笑ってしまう。

もちろんストライク……いやガーターに落ちる方が奈津美らしいかな。


「な、なにを変なこと想像しているんですかぁ!」


 奈津美がポテポテと擬音が聞こえそうな走り方で俺の前に回り込んで抗議する。


 ちょうどタコ焼き屋を見つけて奈津美に示すも彼女は大丈夫だと首を振る。


 奈津美は晴香と比べなくとも小食だ。

学校に持ってくる弁当箱なんてびっくりするぐらい小さい。


「なのに少しぷよっとして見えるのは筋肉がないから全部脂――」

「むぅー!」


 また奈津美がポテポテ駆けて前に出ようとする。

面白いので並走してみるとたった十秒程で奈津美は限界を迎えた。


「はぁはぁ……酷いです」


 肩で息をする奈津美を笑いながら支えてやる。


「奈津美は可愛いな。雛鳥みたいだ」

 

「雛鳥……複雑ですよぉ」


 喜ぶべきか怒るべきか困っている奈津美が面白くて更に困らせようとうなじを撫でてしまう。

彼女は突然の刺激に飛びあがってしまい、大きな胸が時間差でゆさりと揺れる。


 褒めても困らせても反応が面白い。

これで可愛い顔に巨乳なのだから、注意して見ていてやらないとチャラ男にたちまち食われてしまう。

俺も中学一年ぐらいの頃に会っていたら好意混じりでちょっかいかけまくっていたかもしれない。


「そうだと良かったのに……あっ待って」


 歩き出す俺を奈津美はポテポテと追いかける。

小動物だよなぁ。




 そして手頃な店と言えば場所的にやはりカップルフェア喫茶店になってしまう。


 店員の『またかよこのカス』みたいな視線に耐えながら奈津美とキスをして席につき、底の方にちょこっとしか入っていなかったコーヒーを啜る。


「えっと誉会議で……あっこれ言っちゃダメでした! 忘れて下さい」

「あぁ忘れたよ」


 誉会議ってなんだか歴史の事件みたいだな。


 奈津美が胸を撫でおろす。

彼女に隠し事はさせられそうにないな。


「誉さん動物はなにが好きですか?」


 歴史教科書っぽいのからの飛び方がすごい。


「まあ順当に犬猫小鳥とかそんな感じかな」


 家では何も飼っていないから一般的に可愛いと言われる動物をあげてみる。


「ええと……そういうんじゃなくて……えっとえっと……」


 奈津美はまたも困ってしまってから身を乗り出す。


「私達を動物に例えると何が良いですか!?」


「なんだそりゃ」


 困った末にメチャクチャな聞き方をしてきた。

もう何をしてくれるつもりなのか完全にわかってしまった。


 誰が音頭をとっているのかわからないが奈津美に「さりげなく俺の好みを聞き出せ」なんて指示はちょっと荷が重すぎた。


 俺はニヤリと悪い笑みを浮かべる。 


「奈津美は牛かな。なんとなくだけど牛柄が似合いそうだ。肌も白いから露出多めにすれば白黒模様が映えるだろうし、どことは言わないがサイズもウシらしい感じになりそう」


「う、牛……私はウシ……むむむ」


 牛柄ビキニのイメージ図をテレパシーで届けたい。


「晴香はウサギかな」


「えっ晴香さんがですか?」


 不思議そうに首を傾げる奈津美。

確かにウサギのイメージは小さく愛らしく寂しがり屋、晴香と被る部分はあまりない。


「しかし一部分だけがウサギならどうだろう。具体的には耳と尻尾がウサギでだな。あとは食い込んで」


 晴香とウサギは違っていても、バニーとなれば話が変わる。

長身と大きな胸、強烈な腰のくびれに長い脚、バニーに必要な全てを備えているのだ。


「よ、良くわかりませんけどメモしておきます……」


 よろしく頼む。


「風里は着てくれなさそうだけどなぁ」

「着……え? どうして?」


 おっと今のは忘れてくれ。

俺は何も気付いていないぞ。


「風里は眼鏡をかけた猫かな。ツンとした感じでたまに膝に乗ってくれると嬉しい」


「なんだかわかります」


 奈津美が初めて共感してくれた。

だよな、風里は懐き切っていない感じの猫と似ている。


「正面じゃなくて背面で乗ってくれるとより嬉しいな。目の前に鏡とかあったらもっと嬉しい」


「?」


 すまん調子に乗った。


「ともかくこんな感じだな」


 ちなみに聞かれていないし、言ったら面倒なことになるので言わないが、陽花里を例えるならヒョウだろうか。スレンダーで気が強い、でも本当はそんなに強くないところとかな。


「なるほど……ふむふむ……」


 奈津美が俺の目を盗んで……正確には目を盗んでいるつもりでスマホを操作している時、敵意の混じった妙な視線を感じる。


 デートの度にトラブルになるなと溜息を吐きながら視線の出元を追ってみる。

俺達の席の真後ろじゃないか。


「キャプテンやっぱ俺達場違いっスよ! いつもの牛丼屋にしとけばよかったのに……」

「そっス! 周りカップルだらけじゃないっスか! もういたたまれないっスよ」

「うるせえ! そんなんだからお前らはノミの心臓とか言われるんだ! 俺達は飯を食いに来ただけ、周りの客なんて気にすんな! 野球一筋、女なんて目も向けるな!」


 本人達の言う通り、カップルと女性客ばかりの店内で完全に場違いな坊主頭で野球ユニフォーム姿の3人。胸には【浜来はまき高校】と大きくロゴが入っている。


 浜来高校と言えば名前の通り浜の手側にある高校で、俺達の両河市立高校よりも規模は大きい。

勉学の方は大きく劣るがその分スポーツは盛んで特に野球部は毎年甲子園まであと一歩か二歩のところまで行く。練習や生活規範なども緩々の俺達と比べれば監獄のようだと聞く。


「そんなこと言ってキャプテンこそ後ろのカップルガン見してんじゃないスか!」

「俺はチャラついた男が気に入らなくて睨んでるだけだよ! やっぱ市立両河の男は軟弱で弱そうだなぁ!!」


 俺は警戒を解く。

いきなり敵意をぶつけられたから何かと思ったがただの嫉妬なら危険はない。

俺をバカにするのも聞き耳を立てるのも良いが、フンフン荒い鼻息は鬱陶しいのでやめてほしいな。



「話は変わるんですけど」


 奈津美が遠慮がちに切り出す。


「私もそろそろ誉さんと本当の仲良しがしたくて……」


「おう」


 顔を赤らめながら指をモジモジさせる奈津美。



「かっわええ!」

「バカお前ら、俺達は甲子園に全てを――」

「キャプテンもモジモジしてるじゃないっスか。小学校から女の子と話したことないんでしょ?」


 こいつら可愛いな。



「昨日も晴香さんとしましたよね……」


「やっぱそういうのわかるか?」


 俺が苦笑しながら言うと奈津美は少しだけ頬を膨らませて頷く。


「誉さんはいつも通りでわかりませんけど、晴香さんの目がハートになりますから……」



「シてって……あいつあんなかわいい子がいるのに別の女とヤってんのかよ! 二股じゃないスか!」

「両河のチャラ男め許せん! 俺がボコボコにしてやる!」 

「キャプテンやめてください! 大会出られなくなるッスよ!」


 後ろが一層騒がしい。

奈津美に聞こえてないのが不思議なぐらいだ。



「晴香さんと何回シたんですか?」


 人に言うようなことじゃないが縋るような目で聞かれては拒絶できない。


「……5回ぐらいかな」



「やりすぎだろ! 晴香さんってのも可愛い子なんだろうなぁ」

「5回なんざ全然大したことない! 俺なんて15回連続で抜いたことあるんだぞ!」

「女の子と右手比べても意味ないっすよ……てか寮の便所に精子まき散らしたのやっぱキャプテンだったんスね……寮長ぶちぎれてたっスよ」


 後ろで漫談やるのやめてくれ。 

コーヒー吹き出しそうになっただろ。

あと晴香は見たら腰抜かすような美人だよ。


 

「晴香さんと仲良しするのがダメとか言うつもりはないんですけど、どんどん誉さんを持っていかれてる気がして不安になってしまって……」


 俺は真っ赤になって言う奈津美の手を取る。

体格も小さいし絶対痛がるだろうと躊躇してしまっていたが、それで不安を感じさせてしまったら本末転倒だ。


「それじゃあしようか。今からなら……」


 俺達は時計を見る。


 時刻は18時過ぎ、門限のある奈津美にとって余裕のある時間ではない。

時間に追われる初体験なんて嫌だろうしな。


「できれば一つ希望があるんです」


 大抵のことはこちら任せにする奈津美の「できれば」はかなり強い要望だ。


「初めては誉さんのお部屋で……ダメですか?」


 もちろん大歓迎だ。

ただ両親が家を空ける予定の日も把握しているのだが、その場の気分で動く紬が不確定すぎる。

仲良しの最中に部屋に入られたら家がハリケーン状態になってしまうだろう。

しかし女の子が俺に抱かれるために部屋に来たいと言うのを断るなんてできるはずがない。


「もちろん大歓迎だ。都合つけとくよ」


「あ、ありがとうございます!」



「オイオイオイ! あいつらヤるっスよ! あの可愛い子が処女捧げに男の部屋に行くっスよ!!」

「どんなエロ本より生々しいッス……今日は寮帰ったら抜きまくろう」

「次の練習試合が終わるまでは禁欲だ! 俺も2週間してないがウサギ飛びすりゃ性欲なんて消える!」


 こいつらも大変だな。

俺の脳内でバニー姿の晴香がウサギ飛びを始めてニヤついてしまう。

いつか本当にして欲しい。



「私、晴香さんに大分おいて行かれてますから、せめて誉さんのベッドには一番乗りしたくて」


 可愛らしい対抗に笑ってしまう。


「け、結構深刻な話なんですよぉ! 私が晴香さんに勝てるものなんて何もないから……顔もスタイルも……胸も実は晴香さんの方が大きいんです!」

 

「まあ晴香と比べるのは間違っている気もする」 


 俺がハリウッド俳優と比較されて何もかも負けていると言われるようなものだ。


「でも奈津美が圧勝してるところもあるぞ」


 驚く奈津美の唇を軽くつついた。


「こっちは晴香にしてもらったことないんだ」


 数秒停止した奈津美は意味を理解して一気に赤くなる。

だが赤くなりながらも嬉しそうだ。


「一気に上手くなったよな」


「毎日練習していますから」  


 はにかむ奈津美。

さて騒ぎそうな話題なのに後ろが静かだな。  



「あのちっこい口で……口で……やばい、俺たてないス。たってたてないス」

「俺もっス。てかキャプテン机に突っ伏してどうしたんスか?」

「…………」


 まあ一々反応されるのもうざいので構わないが。



 休憩を終えた俺と奈津美は席を立つ。


「まだ1時間ぐらいなら奈津美の門限間に合うよな。どうする?」


「えっと……」


 奈津美が俺の腕に抱きつく。


「練習の成果を見て欲しい……です」

「制服だからな。どこか人目につかない場所にいこうか」


 俺が指を差し出すと奈津美は先端を咥えて軽く吸った。



「ウウッ!」

「うわっびっくりした! キャプテンいきなりなにを……え? なにビクビクしてんスかキャプテン」

「嘘ですよね……ってくせぇ! マジかよいきやがった! なんて量だ、二週間嘘じゃなかったスね!」


 

 何事かと振り返る奈津美を押して店を出る。

知らない方が良いことだ。




 

 1時間後、奈津美を駅まで送りデートを完遂させた俺は早足で駅前を歩く。

家の夕飯にはもう遅いが、紬も帰宅が遅れているのでまだ待ってくれているそうだ。


 早く帰ろうと注意散漫のまま曲がり角を曲がった時、人とぶつかってしまった。

「きゃあ!」

 

 女性の悲鳴とスマホが地面に落ちる音、そしてドサリと大きめのお尻が尻餅をつく音。


「いったーい! あんたちゃんと前見なさいよ!」


 酒に焼けた声で怒鳴られる。


 言われた通り全部俺が悪い。

だから即座に謝らないといけないのに言葉が出なかった。


「ごめんなさいも言えないの!? ったく最近の高校生は!」


 派手な服を着た三十路ぐらいの女性は立ち上がって俺を小突き、肩をいからせて去っていく。


「ミツネさん」


「ん?」


 思わず口に出た台詞に女性が振り返った。

俺は混乱しながらも、とにかく深々と頭を下げる。


「申し訳ありませんでした」


『表』と『裏』は別の世界なのだから、こういうこともあるだろう。

『裏』で死んだ人物が『表』で生きているのは当たり前だ。

そうでなければ『表』の両河市はゴーストタウンだ。


 だから俺が見捨てた『裏』の彼女と、この人は別人だ。

謝罪になんの意味もなく『裏』で謝ることもできなかった俺の自己満足に過ぎない。


「次は絶対に気をつけますから」


 それでも謝らずにはいられない。

本当は助けないといけない人だったのだから。


 女性はフンと鼻で笑い、頭の上で手を振りながら人混みへと消えていく。


 自己満足に過ぎない儀式だったが、心が少し軽くなった気がした。

  





自宅


「なあ姉さん。今週帰りが遅くなる日ってない?」


「んあー? いつもサークル行く日は遅くなるじゃん」


 俺は自室のベッドで転がる紬に予定を聞く。


「そのサークルに行く日はいつなんだよ」


「私が講義で疲れてない日ー。気がむかない日を除くー」


 こういうフィーリングで決める系の人間は本当に困るんだ。


「なんでホマ君はそんなこと聞くのー? さては!」


 紬が勢いよくベッドから跳躍したので慌てて支える。

今のは俺が無視してたら壁に突っ込んだだろ。


「女の子を部屋に呼ぶんでしょ! そうなんでしょ!!」


「あーまあな」


 わざわざ留守の予定を聞く時点で隠す気はない。


 だから本番はここからだ。


「ちょっと気の弱い子でさ。俺以外に誰かいると固まっちゃうと思うんだ。だからその日はサークル頑張っててくれるとありがたい」


「おっけーおっけーいいともさ! 『金曜』にみんなと食べにいくから遅くなるともさ!」


 紬はカレンダーを指差して言う。


「助かる姉さん。お礼にコンビニでプリン買って来る」 


「おーよきにはからえー」



 紬の部屋を出た俺は奈津美に『木曜』においでとトークを送る。


 紬の性格はわかっている。

俺が彼女を家に呼ぶなんて知ったら絶対に予定をずらして覗きにくる。


 フィーリングで動く紬をいくら観察しても次の行動は読めないが、単純なので刺激を与えた際の行動は概ね把握できる。


 その為にはプリン一つぐらい安いものだ。

そして財布にプリン一個ギリギリの金しか入っていないことに絶句する。

デート続いたからな……。



 コンビニから戻った俺はプリンを届けに再度、紬の部屋に向かう。


『――20時頃 両河市新都〇〇の交差点にて』

「えー知ってる場所じゃん」


 紬はテレビを見ているようだ。


『乗用車が突如炎上、後部座席の女性一人が焼――』

「うわー煙立ってたのアレかぁ。可哀そう」

 

 音声は良く聞き取れないが寝ていないようで良かった。


「プリン買って来たぞ」

「おーホマ君お帰りー」


 俺が部屋に入るなり紬はテレビを消した。


「楽しいニュースじゃないから。うっひゃあ! 期間限定の良いプリンじゃん! ホマ君ありがとー!」


 俺に抱きつく紬が全身で感謝を伝えてくる。


 だがベッドに放置されたスマホの画面が光り――


『飲み会 木曜に変更りょーかい』


 ――と表示されていたのを俺は見逃さなかったぞ。


主人公 双見誉 市立両河高校一年生

人間関係

家族 父母 紬「謀略」新「弟」

友人 那瀬川 晴香#21「ほっこり」三藤 奈津美「喪失覚悟」風里 苺子「直感」江崎陽助「友人」高野 陽花里「浮気相手」

中立 元村ヨシオ「クラスメイト」上月 秋那「不明」

敵対 仲瀬ヒロシ「クラスメイト」キョウコ ユウカ「復帰間近」

経験値59

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― 新着の感想 ―
[良い点] 昔、エロゲユーザーだったので、 交通事故とか、もうホント嫌な予感しかしないです。(誉め言葉) [一言] 姉ちゃんのキャラが、昔やったギャルゲーとかぶる··· インタールードという、いわゆ…
[気になる点] 読み返して思ったのが新は裏では死んでそうだが表では生きている。 でも裏で死んだミツネは表でも死んだ。 主人公が直接手を下すと両方で死ぬとかそんな感じなんかなと。
[良い点] 死に方は裏と同じ焼死ですか。。。 表でミツネさんとの絡みがないか期待してたんですけどね。。。 ちょっとずつ表と裏の関係性みたいなものが見えてきて嬉しいですけど、それいったら裏で生存してる風…
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