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第38話 酔っ払い 5月9日

5月9日(日)『表』新都


「それじゃホマ君、荷物は私の部屋に放り込んどいて。あとお母さんに晩御飯は要らないって言っといてねー」


「あいよ。でもあんまり遅くなるなよ」


 俺は苦笑しながら手を振ってから背を向ける。


 日曜日、俺は紬の買い物に付き合わされ荷物持ちをやっていた。

そして買い物を終えた頃、紬の大学のサークルメンバー達と遭遇、荷物は俺が引き受けて紬はそっちに合流することになったのだ。


 俺も一緒にどうだと誘われたが、さすがに大学生ばかりの中に入って知り合いは姉だけでは気まずいので辞退した。


「危なそうなのもいなかったし大丈夫か、時間も半端だしマンガでも買って帰ろう」


 時間は15時。

誰か呼び出すには中途半端だし紬の荷物もある。 


「本屋と言えば……」


 最寄りの大型書店に向かうにはこの間の女性と遭遇した場所を通る。 


「またばったり会うわけないけどな。時間も昼だし」


 周りに聞かれないように独り言を言いながら歩く。


 どう見ても夜の商売をしている女性だった。

夕方前に会うことなんてないだろう。


 現に一帯の店はどこも閑散としている。

まだ時間が早すぎるのだ。


 それでもどこか気になって女性が消えていった店の前で足を止めてしまう。

今日は私服だから入ってみようか。

いやさすがにばれてつまみ出されるか……逆に会えてしまった方がストーカーみたいと思われるかも。


 首を振って歩き出す。

どうせなのでどんな店があるか観察してみよう。


 居酒屋や寿司屋など普通の店舗に混じって、キャバクラ……なんとかヘルス……アダルトショップ……怪しい店のオンパレード、気を引き締めていないとフラフラと寄って行ってしまうそうになる。


「風呂屋……? ああ、なるほど」


 今までで一番の引力を感じながらなんとか耐える。

ほんの100m程の通りなのに重力が強いせいでとても疲れる。


 マンガと一緒にエロ本でも買おうかとバカなことを考えていた時、風呂屋からひょいと女性が現れた。


「あ」


 思わず口が開いてしまう。

間違いないあの女性だ。


 女性は俺に気付かず、ヒールを鳴らしながら歩き去る。


 なんという偶然だ。

これは後をつけるしかない。

俺は気配を殺し、女性と歩幅を合わせながら気取られないように斜め後ろにつく。


 女性は「あー疲れた」とばかりに腕を回し、肩を自分で揉みながら歩いている。

どうして疲れたのか、どんなことをして疲れたのか、どれぐらい疲れたのか――。


「ストーカーかよ」


 見つけたのは良しとして尾行してどうすんだ。

疲れの原因なんて突かれたからに決まっているのに突き止めてどうする。


 待ち伏せでもストーカーでも無く本当に偶然みかけたのだから、この間はどうもと挨拶だけすればいい。それで嫌そうな顔をされたら「ショボン」と鳴いて出直すだけのことだ。


 俺が声をかけようと歩調を早めた時、ふと違和感に気付いた。


 目の前にいる地味な小太りの男がさっきからずっと視界にいる。

ずっと俺の前にいると言うことは、ずっと女性の後ろにいるということだ。


 男の真後ろに入って視線を追うとずばり前を歩く女性を完全にロックしていた。


 どうやら本物のストーカーを見つけてしまったらしいが、女性の関係者でもなんでもない俺が問いただすのは理屈が立たないな。


「本人に鑑別お願いしよう」


 俺はスマホを取り出し、昨日もニュースで危険だなんだと騒いでいた流行りの歩きスマホで男に後ろから突っ込んだ。


「どわっ!?」


「うわっごめんなさい! やっぱ歩きスマホって危ないですねぇ!」


 そしてぶつかった瞬間にデカい声で謝る。


 突然の大声にもちろん前を歩く女性も振り返る。


「あんた……まさかつけてたの!?」


 はい黒、見覚えありのようだ。


「そ、それはルーナちゃんがボクを出禁にしたからじゃないか!」


 男は甲高い悲鳴のような声で女性を糾弾しながら距離を詰めていった。


「盗撮なんてするからでしょうが。二度とあんたの相手する気ないからさっさと消えてくれる?」


 俺も男をいつでも押さえられる位置取りをキープする。 


「あんなに貢いだのに……週三回も愛し合ったのに……うわぁぁぁ!」


 男は奇声をあげて内ポケットからナイフを取り出した。


 男がナイフを振り上げ、女性が悲鳴をあげようと口を開くと同時に俺の蹴りが男の脇腹に入る。


「ぐげっ!」


 醜い声とともに男は脇腹を押さえて転倒した。


「ナイフを置け」


 俺は倒れた男と女性の間に割って入る。

本当は倒れたところで追撃が一番良いんだが、歩きスマホで衝突した負い目の分、一度だけ忠告する。


 そして同時に男を観察する。

身長160cm強、肥満体で鍛えられていない。

ナイフは刃渡り10cmほどのキャンプ用ナイフ。


「君は……あの時の」

「話はちょっと待って下さい」


 男は呻きながら起き上がりナイフを放さない。


「お前なんだよ! まさか……ルーナちゃんの彼氏!? ゆ、許せない……俺を裏切ったな」


 今度は俺に向かってナイフを振り上げる。

彼女の彼氏はもっとひどいダメ男だ……俺の方がマシだよな?


 俺は一瞬考えてからリュックでナイフを受け止めた。

これが腰だめに構えて突いてくるとか、逆手に持って突き立ててきたのであれば逃げた方が賢明だろう。


 だがこの男は俺を「切りつけ」ようとしている。

よほどの剛力でないかぎり刃渡り10cmのナイフで切りつけても、剥き出しの肌を切り裂いて出血させるのがせいぜいで、厚めの上着を着ているだけでも通らない可能性が高い。

まして物の入ったリュックごしにダメージを与えるのは不可能だ。


 ナイフがリュックに当たり、布地を裂いたところで押し返し、よろめかせてナイフを持つ腕を掴む。


「や、やめろぉ!」


 ナイフで襲っておいてやめろとはなんだと心の中で笑いながら足をかけ、腕と髪の毛を掴んで強引に投げ飛ばす。


 肥満体が鈍い音を立ててアスファルトに叩きつけられる。


「ナイフを放せ」


 二度目の忠告は今ので髪をごっそり抜いてしまった分だ。

次はもうない。


「う、うるさいうるさい! 俺を舐めやがって! 売女とDQNが――」


 男は甲高い声で叫びながらナイフを握り直そうとする。

残念だがここまでだ。


 俺はナイフを掴んだ男の手を全体重を乗せて踏みつける。

複数本の指が折れる音と男の悲鳴が響く。


「――――!!」


 男は言語にはなっていない、多分罵りの声を出しながら逃げていく。


「さて警察でも呼ばれると面倒になるけど……」


 ナイフを振り回す相手を投げ飛ばして指を折るぐらいは正当防衛の範疇だと思うが、晴香を助けた一件から奈津美の件と連続して警察のお世話になっている身だ。

国家権力に危険人物としてマークされたら一般高校生としては困ってしまうのだ。


「それは大丈夫よ」


 女性が騒動で散らばった俺の……紬の紙袋を拾いながら言う。

 

 中身が無事でよかった。

買ったばかりの服を汚したら一週間は文句言われるところだ。


「あいつが盗撮した時の動画とかこっちで押さえてるし警察なんかいけないわ。はい荷物」


 女性は全ての紙袋を俺に渡すと溜息混じりに睨んでくる。


「で、余計なお世話……って言わなかったっけ?」


「言われましたね」


『裏』の女性に言われたことを思い出しながら女性を観察する。

うんざりしたような表情に僅かだけ嬉しそうな雰囲気が混じっている……ように見える。

なにより俺が間に割り込んだ瞬間、期待にほろこぶ表情を確かに見た。


「でも一度お姉さんと話がしたくて。ダメですか?」


 せっかく再会できたのだから押してみるべきだ。

ダメならそこで諦めるか別の手を考えるか決めればいい。


「……ふむ」


 女性は数秒俺の顔を観察してから頷く。


「ま、顔も悪くない。ちょうど仕事終わりで飲もうと思ってたところだったしいいか。ついといで」


 歩き出す女性の後ろを「ヘイ」とばかりについていく。


 向かった先は開店したばかりの居酒屋だった。


「俺は高校生ですけど」


「前に制服見たから知ってるっての。おごったげるから適当にジュースでも頼んどきなー。あたし飲み出したらひどいらしいけど最後まで帰っちゃダメだからねぇ」


 こうして俺と女性、二人の飲み会が始まった。



「「かんぱーい!」」


 女性のビールジョッキと俺のオレンジジュースグラスが当たって音を鳴らす。


「んぐんぐんぐ……ぷっはー!」


 女性はジョッキを一気に空にして机に叩きつける。


「本当の一気飲みだ……」


 父親が晩飯の後にちびちびと飲んでいる量が10秒で消えた。

これは大変な酒豪に捕まったかと苦笑するも、女性の顔が一気に赤くなっていくのに気づく。


「あたしお酒大好きだけど大して強くないのよー」


 赤くなった顔で女性はケタケタ笑う。

ごってりの化粧とケバケバしい服装も相まって夜の女性感がすごい。


「キミもあと何年かすればこういう場所に入り浸るんだから今日はしっかり体験していきなよー」


「入り浸りたくはないなぁ」


 俺はたこわさを女性の前に置きながら答える。

ついでに放り出されていた上着がシワにならないよう伸ばしてハンガーにかけておく。


「高校生だって悪い子はお酒とかタバコとかやってるんじゃないの~?」


「そういう知り合いはあんまりいないからなぁ……いや待てよ。似合うのはいるなぁ」


 何故か風里がたこわさとビールを嗜んでいる姿が思い浮かぶ。

不良というより仕事帰りのOL感がすごい。


「そっかー。あたしの時は周り中が酒タバコやってたからさー。今の子わかんないわ」


「今の子とか言う歳でもないでしょ。二十歳かそこらじゃないんですか?」


 少し盛って言ってみた。

厚化粧なので確信は持てないが、本当は26から28ぐらいかと予想してみる。


「ん? んー? ふふ……」

「ぐえ」


 女性はジトーっとした目で俺を見た後、鼻をきゅっと摘まむ。

ちょっと世辞が臭かっただろうか。


「ちなみに失礼ですがおいくつです?」

「もう24だよー」


 本気の予想を言わなくて良かった。


「お酒追加ーってもうあるわ。キミ気が利くねぇ」

「奢ってもらう立場ですからそれぐらいは……ってまた一気に飲んだ!」


 女性は追加のビールも一気に胃に流し込んで焼き鳥を頬張る。

こんな飲み方するやつ本当にいるんだな……しかも女性で。


「ぷっはー。あー回って来たぁー」

「一気飲みするから」


 女性は完全に酔っ払いの顔色になり、無意味にケタケタ笑う。

声も両隣のグループが振り返るぐらいでかくなっている。


「バッグここに置きますよ」


 女性が脇に放り出していたバッグを他の客から見えないように隠しておく。

中身は知らないがこれ百万ぐらいするやつだろ。


「ありがとー。それ客から貰った高いやつなんだけど良く知ってたねー。ちなみにこれも貰ったのよー」


 女性は前屈みになって胸元を開き、乳房を――いや宝石のついたネックレスを見せつけてくる。


「アハハハ! みえた? 乳首見ちゃった? キャハハハハ! スッケベーさすが高校生ー!!」


 女性は笑いながら足をバタつかせる。

飲み始めて15分でもう完全に酔っ払いだ。

両隣の視線も迷惑そうなものに変わっている。


「ここまで若い男の子と飲むなんて初めてだから楽しいわぁー」



 女性に髪や顔を撫でられながら、その全身を観察する。


 まず髪は陽花里やクラスの水谷、勘違いした元村なんかとも違うギラッギラの金髪セミロング。


 身長は160cmと少し、軟らかそうな体型だが太っている感じはなく肉感的と表現できる。

胸はとても大きく、服をがっつりと盛り上げているが……。


 顔は厚化粧を差し引いても全体と各パーツの形も良くて綺麗だとは思う。


「なにー? 体みてんのー?」


 視線に気づかれたようで女性は大げさに体を隠す仕草をしてからニマーと笑う。


「高校生なんてコレでもの考えてんだから仕方ないよねー。もっと見るー?」


 女性は俺の股間を足でつつくとただでさえ怪しい丈だったミニスカートをめくり上げる。

網タイツの付け根までが露わになり、黒いレースの下着まで開帳された。


 やばいぞ下着が俺の趣味に命中だ。

反応してしまう。


「おっぱいもでかいでしょー。揉んどくー?」

 

 女性がゲラゲラ笑いながら机に胸を乗せたところで咳払いが聞こえる。


「申し訳ありません。周りのお客様の迷惑にもなりますのでもう少し会話の音量と内容を考えて頂けませんか?」 


 店員からの注意が入ってしまった。

俺は不服そうな女性を押さえて店員に謝る。

まあパンツが見れたのだからこれぐらいの手間はなんでもないが。



「次もビールにしますか?」

「レモンのちゅーはいがいいー」


 この分じゃ次あたりで前後不覚になりそうだ。

その前に聞いておきたいことがあった。


「名前って教えて貰えませんか?」


「……んー」


 笑って騒いで俺に絡んでいた女性のテンションが急停止した。


「……名前。なんだったかな」


「偽名でもいいんで。お姉さんだとちょっと悲しくて」


 女性は一度口を開き、なにも言わずに首を振ってからにこっと笑う。


「ルーナ。お店での名前だけど……もうこっちの方が本名みたいなもんだしねー」


 女性は机に肘をついてズイと迫る。


「高校生なら聞き覚えあるんじゃない? というか顔でもう気付いてたりする?」


「実はします」


 女性は一瞬だけ顔を伏せ、レモンのチューハイをあおると二倍のニヤニヤ顔になった。


「そーAV女優やってまーす。ついでに大人のお風呂屋さんで働いてまーす」


 これまたでかい声に隣の大学生集団が反応してこちらを見る。

ルーナさんを指差して何事か言っているが本人は気にしない――いや気にしないふりをしている。

ニヤニヤ顔を張りつけ、何でもないことのようにふるまっている。


「それでキミはどの作品みたの? わりといっぱい出てるからさ」


 元村が買ったものは確か……。


「若妻○○って奴です。浴衣はだけさせて――」 


「あのシリーズかぁ。あれ一対多数だから撮影しんどいんだよね。全員一斉に顔に来る時の圧迫感やばいのよー。ミスって髪に飛ばされたら次の日の仕事にも差支えるからね」


 俺も健全な高校生だからそういう動画を見ることもある。

撮影の裏側の話は生々しくてワクワクする。


「あとはやったら上手い人がいると台詞が飛んじゃうから逆に困――」


 ふと俺とルーナさんが同じ料理に箸を伸ばし、奢ってもらう立場として俺の方が譲る。

だがルーナさんの端もピタリと止まり、小さく震えている。


「……汚いって思った?」


 あぁ変な勘違いされたのか。


「いいえ興奮しました。正直、トイレにいきたいのに立てません」


 ルーナさんが噴き出す。


「そこは『気にしてません』とか『お綺麗でした』とかお世辞するところでしょ。変なこと言ってごまかし……って本当に興奮してるし! やっばいマジで硬くなってるー!」


 ルーナさんは俺の股に手を伸ばして爆笑する。


「申し訳ありませんお客様。会話の内容を考えて頂けませんか?」


 そして注意二回目が入った。

次やったら追い出されそうだ。


 

 ルーナさんも今更店を移動するのは嫌なのかテンションを落とす。


「キミは高校生活楽しい?」


「はい。楽しいですよ」


 鬱方向に雰囲気が変わったのがわかったが、ここで嘘を吐いても後が続かない。


「そっか……いいな。あたしは高校生活ボロボロ……というかそこで人生メチャクチャになったから」


 俺は何も返さず女性の前に新しい飲み物を置く。

ルーナさんは唇を噛みしめて話は続かない。

俺に話せる内容ではないようだ。


「あんな男と付き合ってるからですよ」


 話を逸らす為に前のヒモ男の話題を出すとルーナさんもドンと机を叩いて頷く。


「そう、そうなのよ! あいつ、あたしが本当に壊れかけた時に離れていきやがった癖にAV出てお金入ったと思ったらまた寄ってきやがって!」


 実は良い奴――でもなんでもなく本当にダメ男だった。


「切ればいいでしょうそんな男」


「そうなんだけどね……」


 頭を抱えるルーナ。

ダメなところが可愛いとかいうやつだろうか。 


「あたし色々脆くてさ。男が居ないとダメなの。本当に誰でもいいんだけど、私を見て構ってくれる男がいないと……壊れちゃうから」


「ならせめてもっと良い男にしましょうよ」


 ルーナはまた残った酒を一気に飲み干して自嘲気味に笑う。


「そんな良い男があたしに寄ってくる訳ないじゃん。あたしに寄って来るのはカスばっかり……アイツはお金たかって精々ビンタするぐらいだからマシなのよ」


 相当な闇がありそうだ。

それを聞くことができればあるいは……。


「でもアイツ、チ〇〇ちっさくてさー! たまに抱かせてやっても入ってるかどうかわかんないから反応に困――」


「お客様」


 俺達は店を追い出された。





「うー」


 店を出る間際に一気飲みしたせいでふらつくルーナさんに肩を貸して歩く。

本当は彼氏に連絡をとってこさせるべきだろうが、あんなのが来ても仕方ないので俺が送る。


「お酒ー」


 まだ飲むとばかりにコンビニを指差すルーナさん。 


「もうグダグダでしょう」


「もう一杯飲んだら潰れるからー。お好きにテイクアウト下さい。アハハハ」


 健全な高校生を誘惑しないで欲しい。


「家はどこですか?」


「家なんて帰らないーホテルだー」


 酔っ払いとここまで関わるのは初めての経験だが割とうざい。

これがセクシーな女性で無かったらきっとイライラしているだろうな。


「家はどこですか。まともに答えないとおっぱい揉みますよ」


「うーおっぱいやめろぉ。豊胸がばれるー」


 やっぱり豊胸だったか。

他との肉付きバランスおかしかったもんな。

もう一段おかしい晴香の体を見慣れていたから確信がもてなかったが。


「私の家はラブホ……お風呂……そして酒……」


「……」


 こりゃダメだと俺はルーナさんの腕を引いて最寄りのラブホテルに引っ張り込むのだった。


主人公 双見誉 市立両河高校一年生

人間関係

家族 父母 紬「姉」新「弟」

友人 那瀬川 晴香#16「女友達」三藤 奈津美「女友達」風里 苺子「女友達」高野 陽花里「彼氏持ち」江崎陽助「友人」

中立 元村ヨシオ「AV」ルーナ「ホテル」

敵対 仲瀬ヒロシ「クラスメイト」キョウコ ユウカ「停学」ダメ男「ヒモ」

経験値39


次回更新は明日19時予定です。

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[良い点] ホマ君に僕はなりたい、おねぇちゃん…
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