第17話 美少女救助作戦② 救助隊結成
「まだコトに及んでいなかったようで良かったわ。なら自己紹介でもしましょうか」
晴香と一緒に入ってきた少女は追加注文したジュースを飲みながら淡々と言う。
鼻息荒く俺と奈津美の間に座る晴香と、動揺しまくって右往左往する奈津美に比べて冷静さが際立つ。
自己紹介が始まった。
俺と晴香の自己紹介については今更何か言うところはない。
聞きたかったのは件の彼女。
「私は――」
俺はややきつい目で見据えながら自己紹介を聞く。
名前は【風里 苺子】両河高校1-Cで晴香と同じクラス。
晴香とは中学時代からの友人と俺と陽助のような関係だそうだが今まで顔を見たことも無かった。
「誉にも紹介しようと思ったんだけど、ちょっと事情があってね」
「私が要らないと言ったのよ。特に興味もなかったから」
俺の目を見ながら臆することなく言う風里。
冷静沈着なクールビューティで見るからに頭も良さそうだ。
身長は155cmぐらいと女子の中でもやや小柄、太っているでもなく痩せているでもない標準体型。
よく見ると童顔で可愛らしい顔つきをしているのだが、大きな黒メガネと無表情が愛らしさを消してしまい冷たい綺麗さだけが残っている。
更に飾り気0の髪型と、体のラインが一切でないダボついたベージュ色のシャツに大きめのジーンズと徹底的に男受けを無視した外見をしている。
「もったいないなぁ」
「貴方のような男に好かれたいとは思っていないから構わないわ」
風里は見下したように鼻を鳴らす。
「このスケベめ……流れるように」
そして何故か晴香が俺と風里の間に座って来る。
「えっと私は――」
そして奈津美が俺の顔を見ながらオドオドと切り出したところで風里がジュースを机に置く。
「その前に三藤さんには聞かないといけないことがありそうね。愉快なお友達のこととか」
奈津美の顔が音を立てて固まる。
そうだよな。
こんなところに飛び込んできたってことは俺を尾行していたってことだ。
そうなれば更に俺が尾行していた奈津美の動きにも気付いているわけで……。
「同じ学校に通う縁があるのだから事情を話してくれればアドバイスぐらいはするわ。話してみなさい」
注文したフライドポテトを摘まみながら風里が言う。
「あ……」
口を開こうとした奈津美を俺は背中に隠す。
「あら、信頼してくれないのね」
「個人的には信じたいんだけど、どうしたものか悩み中だ」
俺の考えている計画は先に公になれば破綻する類のものだ。
晴香の知り合いとは言え、自己紹介したばかりの風里に明かして良いか自信がない。
困ってしまった俺の肩をちょいちょいと晴香がつつく。
「暗いところで見ると余計に綺麗だな晴香」
「ほわっ!?」
俺はまた悩む。
「変なこと言って間を置かないでよ! 苺子は絶対信頼できるって言いたかったのに!」
「ありがと晴香。まあ双見君からの信頼なんていらないけれど、口が軽いと思われているなら心外ね」
俺のことなら別に裏切られても死にはしないし『仕方ないか』で終いなのだが奈津美が割を食ったら可哀そうだからな。
「苺子は私の相談にもしっかり乗ってくれたんだよ『双見君が弱ってる? それは千載一遇のチャンスでしょう。一日で決着をつけなさい』って。……結果も出たし」
あの時、晴香が強引に攻めてきた理由がわかった。
「双見君は絶対浮気する軽薄男だからやめなさいと言ったのだけれどね。それでも欲しいなら弱っているところを狙って体の関係をもってしまうのが最善でしょう?」
眼鏡をクイっとしながらえげつないこと言うな。
手強いクールビューティのイメージが揺らぎ始めた。
「そもそもなんで俺を軽い浮気男と決めつけるんだよ……割と責任感とかあると思うんだが」
出会って一週間で関係を持ったのは事実だが、晴香に求められて断る男なんていないぞ。
「あの日ちゃんと避妊した?」
晴香の肩が跳ねあがり、俺は唐突に飲み物と軽食が切れていたことに気付いて受話器を取る。
奈津美だけが?マークを浮かべて首を傾げる。
「晴香に渡したゴム、全部未開封で返って来たのだけれど。どうなの責任感のある双見君?」
適当な注文を入れる俺の後ろ10cmに立った風里が耳元で囁く。
奈津美はやっぱりわからないのか首を傾げている。
「クイズでもしましょうか『初体験はつけない方がいい』『そのままの方が気持ち良くなれる』『ちゃんと外で出すから』どれか一つでも使ったかしら?」
こら晴香、口元に手を当てて驚くな。
三つ目のやつ言ったのがばれるだろ。
風里の目が糸のように細く、ピアノ線のように鋭くなる。
「待て誤解だ。確かに使わなかったけど、それはサイズが合わなかったからだって」
「ダウト、大中短と全ての大きさを用意していたはずよ。見もしなかったのね」
大中と来て、短ってなんだよ。
「あー苺子」
晴香が顔を真っ赤にして照れ隠しにストローで氷をいじりながら言う。
「本当なの……もう見た目でこりゃ無理だーってわかるぐらいで……ハハ……」
晴香は耳まで真っ赤だ。
奈津美はいよいよわからず頭を抱えてしまっている。初心なんだな。
「ちょっと人より大きめなんだよ。XLサイズでないと厳しい」
風里が出会って初めて間の抜けた顔になり視線が俺の顔を股間と往復する。
ゴクリと喉の鳴る音が聞こえた気がした。
「下ネタコントはここまでにしておこうか」
このままでは奈津美が考えることを放棄しそうだ。
「晴香がここまで信頼しているなら覚悟を決める。風里さんにも是非協力してほしい」
俺は奈津美を促して再度二人に説明をさせる。
「……なんか近いなぁ」
「だからすぐ浮気するって言ったでしょう? 顔を見ればわかるわ」
そこ、余計なことは言わない。
奈津美がしどろもどろに語り、俺が補足しながら話し終えると、即座に風里は言い切った。
「警察に行くべきね。それもすぐに」
この答えが出てくれて安心する。
風里はまともで賢い女の子だ。
そして晴香は奈津美をそっとその豊満な胸に抱き寄せた。
奈津美の方も胸は十分豊満なので合わさって大変なことになっているが今は発情する時ではない。
「で、でも……学校が……家が……私逮捕されちゃう……」
奈津美がモゴモゴと言うと、風里は手近な皿に乗っていたスルメイカを突きつける。
「私の目にもグルに見えたのだから罰はあるでしょうね。停学処分は十分あり得るわ。それでも……このままだと貴女の人生メチャクチャになるわよ」
普通に考えれば当然そうだ。
「ちゃんと事情を話せば万引きの初犯で逮捕はされないわ。ご家庭の事情はわからないけれど、このまま悪い友達……特に悪い男が、貴女のような可愛い子に何をするかはわかるでしょう?」
何故俺の方を見るのか納得いかないが全て風里の言う通りだ。
「あぅ……うぅぅ……」
その上で小さくなってしまった奈津美を庇う。
奈津美は晴香から離れて俺の背中にひっついた。
「風里さんの言うことは正しい。その上で俺はもう一つ上のハッピーエンドを狙いたい。奈津美が停学にならず、もちろん捕まらず、家からもそれほど怒られず、いじめっ子が二度と手を出せなくなるような」
奈津美の精神は正直もう限界に見える。
これ以上、停学だ警察だと負荷をかけたら壊れかねない。
「無理よ。動画撮られているんでしょう? 全員のスマホを取り上げるつもり?」
「そんなことをしても意味ないな」
動画データがスマホの中にあるとも限らない。
SNSで共有されていたら何をしても消去は不可能だ。
「動画は消せない。だが動画の持つ意味は消す方法はある。ちょっと荒っぽくなるけどな」
俺は外から覗かれていないことを確認して全員に計画を話す。
「うわぁ……」
晴香が一歩引く。
「途中までは理解できたけど……法律的にもギリギリ……いえアウトかもね」
風里が目を閉じて考えこむ。
「ひぅぅ」
少しだけ怖い思いをすることになる奈津美が脅えるので頭に手を置く。
「俺に任せておけば大丈夫だから」
「う、うん」
再び引っ付いてくる奈津美。
ミニサイズの体とビッグサイズの胸が当たる当たる。
「最初の作戦は明日新都で決行だ。それでもって最終作戦は金曜になる」
まあ一つだけ明かしていない作戦があるが、こちらは俺だけの極秘作戦とさせてもらおう。
俺は風里を見る。
「いくつか一緒に確認したい部分がある。俺なりに固めてはみるが穴があったらまずいからな」
「わかったわ。刑事ドラマのマフィア側になった気分だけれど」
次に奈津美を見る。
「金曜までに奴らのことを調べたい。奴ら全員について知ってることは全部教えろ、新しく決まったことも全部俺に流せ」
わざと支配的な口調で言う。
こちらの方が奈津美が困らないように見えたからだ。
「は、はい!」
素直でよろしい。
最後にさあ来いとばかりにこちらを見る晴香。
「晴香は待機。全部成功したら打ち上げに行くから良い店探しといてくれ」
「なんでよぉ!?」
晴香が掴みかかってくるので押しとどめるふりをして胸を触る。
「晴香は目立ちすぎるんだ。お前ぐらい美人だと、どこに行っても印象に残ってしまう」
おまけに顔を隠しても圧倒的なスタイルで目を引いてしまうのでどうしようもない。
「美人って言ってくれるのは嬉しいけど……」
晴香は奈津美を二度見た後、風里の方も一度見る。
「晴香なにバカなこと考えているの。私がこんな軽薄な浮気者の生男になびくはずがないでしょう」
生男って……人生で初めて言われた悪口だ。
「とりあえずハグ」
「おう」
俺は晴香とハグをして納得させる。
「あ、あの二人ってお付き合いされているんですか?」
奈津美がオドオドしながらもやや不機嫌そうな口調で聞く。
「いいえ、晴香が惚れた弱みにつけこまれてバージンブレイクから即セフレにされたのよ」
「バジッ!? セフッ!?」
風里がたこわさを摘まみながら言う。
作戦前に信頼関係崩そうとするのやめてくれないか。
あとポテトにスルメにたこわさっておっさんみたいなチョイスだな。
将来大酒飲みになりそうだ。
4月20日(火)
放課後 新都ショッピングモール
俺は腕にジャラジャラとアクセサリーをつけた腕を振りながら鏡に向かってウェイと声を出す。
「アホみたいだ」
「貴方の考えたことでしょう?」
隣では風里が同じように声を出し、時折むせて自己嫌悪してからまた繰り返す。
「俺は余裕なんだけどな。うぇーいチャラ男ファッションマジ半端なく似合ってるっしょ?」
その隣では陽助がノリノリで声を――。
「お前のはチャラ男じゃなくて世紀末ファッションだ。そもそも見えるとこだけでいいって言ったろ」
「ドクロの首飾りとかどこで買ったのよ……」
この場にいるのは俺と風里に陽助そして奈津美だ。
俺達が陣取ったのは人がまず来ない外れの通路、ここが映る監視カメラがないのも確認済みだ。
「じゃあそろそろやるか」
目当てのアパレルショップを指差して奈津美に聞く。
「あの店でも『やった』ことあるんだな?」
コクリとうなづく。
よろしい。
俺は『奈津美が動画を撮られたのと同じ』最新スマホの動画ボタンを押す。
最初の作戦開始だ。
「なにクズってんだよ。早く行ってこいや」
陽助が完璧なチンピラ声で奈津美の背中を押す。
「やり損ねたらボコすっから、わかってんよな~ナツミちゃん」
俺も自分の声に腹の立つレベルの完成度で奈津美の胸倉を掴む。
「うっうぅぅ……」
「泣いてんなよ! 取ってこいつってんだ!」
更に風里が罵り、奈津美の尻を蹴る……と言っても足を押し当てる程度だ。
奈津美は演技なのか素なのか、ポテッと一度こけてから駆け出す。
俺達は店に入って品物を物色する奈津美を動画に収めながらクスクスと笑う。
「はぁはぁ……」
そして泣きそうな顔の奈津美が持ってきた見るからにお高いブーツをとりあげ、ウェイウェイと三人で合唱した。
「んじゃ次いくかー」
ゲラゲラ笑いながら言ってから動画を止める。
「罪悪感がやばい」
陽助が言う。
「良くこんなひどいこと考えるわね」
風里の罵倒を甘んじて受ける。
「返す言葉もない」
俺は泣きそうになっている奈津美を持ち上げるようにしてカフェまで運ぶ。
「ほら春限定パフェだ。チーズケーキ好きなのか? 三つ頼むからいくらでも食べてくれ」
三人がかりで奈津美にパフェとケーキを給仕して彼女の心を癒す。
とりあえず彼女にとって最大の試練はこれで終わりだ。
動画を確認してみる。
映りは完璧、俺達の顔や服など後で照合されそうなものも映っていない。
あとで風里にも見て貰ってダブルチェックしよう。
ちなみに奈津美が万引きしたように見えるブーツは予め買っていた物をあの店の適当な場所に置いていた。だから最悪見つかっても悪戯動画撮っていたで切り抜けるつもりだったが上手くいったから良しだ。
「あの……もが……もう……うっぷ、食べられないよぉ」
まだパフェ半分にショートケーキとチーズケーキ二個しか食べてないのに、と思って晴香じゃなかったことを思い出す。
「あれは別格だから……」
「だな……」
スマホが鳴って見てみると、晴香が怒りマークと一緒に大量のケーキ画像を送ってきていた。
タイミング良いな、どこかで見てないだろうな。
「置いて行かれてやけ食いしてるわね……」
「あれで太らないんだからなぁ」
俺は苦笑しながら余ったケーキをフォークに刺して風里に差し出す。
「はむ」
さて俺はここから金曜まで色々やらないとな。
「見たか三藤。あれがドスケベで名高い誉だ。隙を見せたら……バクリだ」
「ご、ごくり」
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4月21日(水)【裏】
自室
「今日もなんとか順調っと」
登り終えた梯子を引き上げ、調達した物資の詰まったザックを降ろす。
一応ゾンビの集団を引き連れて来なかったか確認してから屋上で体を洗う。
表での救助作戦で多忙なのだが裏で休むことはできない。
それどころか倍になった口を満たすため、今まで以上の頻度で調達に勤しまねばならない。
奈津美のトラブルは『表』の高校生にとっては非常に深刻なレベルだろうが、正直『裏』の食料調達一回よりも軽いことなのだ。
どんなに悪く転がっても最終最後、死にはしないというのが大きすぎる。
「おかえりなさーい」
部屋に戻ると待っていたシズリが手を伸ばす。
「ただいま」
俺はシズリを抱き締める。
彼女は既に服を着ていなかった。
「いきなり全裸はダメだろ。もうたまらなくなってきた」
「ふふ、遠慮せずに襲いなよ。毎日ご飯食べさせて貰ってるんだからそれぐらい当然」
俺達は抱き合いながら布団へ倒れ込む。
必要物資は多くなったがシズリを調達に同行させるのは自殺行為だ。
だからこそ役割を分担している。
俺は外で物資を調達し、シズリは俺の欲望を受け止めて心と体をリフレッシュさせてくれる。
対等な関係なのだ。
「どうかなー。ブッサイクなおっさんに嫌々抱かれてるなら対等なんだろうけど、あたし誉君のこと本気で好きになってきたし……エッチも気持ち良くて普通に楽しみだから……あたしの総取りかも」
そんなことを言われると男としては奮い立たずにいられない。
しかも今日は寄り道して食料の他に特別なものを拾って来たのだ。
「えっこれ……アハハハハXL! 誉はやっぱりXLかぁ。すごいサイズだもんね」
シズリと激しく仲良くしながら我慢も兼ねて別のことを考える。
スグルとヒロシを殺した三本足の怪物のことだ。
食料調達の度に警戒しつつ探しているのだが、遠目に一度すら見かけない。
どこぞやへ去ってしまったのならめでたしめでたしなのだが気になることもあった。
以前に喧嘩別れをした生存者がいるのだが、今日そいつが拠点にしていた武家屋敷風の住宅が破られ、奴自身はゾンビに引き千切られた破片となって通り一面に散らばっていた。
それ自体は珍しくもなんともない日常ながら、気になったのはバリケードの破られ方だ。
これでもかと廃材を打ち付け、コンクリを積み上げていた正門部分が破られていたのだが、破片の飛び散り方から見て、大量のゾンビに殺到されて乗り越えられたり押し破られたりしたのではなく、強力な力で叩き破られたような跡だった。
ゾンビが群がったとしてあんなことになるだろうか。
あるいは三本足の腕力は強かったが、あそこまでのことができるだろうかと考える。
ふと背中に手が回ったシズリの手がもっと仲良くしてと訴えてくる。
これ以上考え込むのは失礼だし、考えたところで何もわからない。
シズリとの仲良しに全力を尽くすとしよう。
散々に仲良くなった後、水を飲みながら、ふとシズリに聞いてみる。
「昔のことを思い出したんだ」
「それって『前』のこと?」
俺は頷く。
「自分では何も決められず人の言う通りに動いてしまう子が居てな。どうしたら良かったのかなって」
「そんな子、もうとっくに死んでんじゃない?」
元も子もない言い方だ。
まあ確かに奈津美が『裏』で生きられるとは――この考えはやめよう。
「そんな子うちの大学にも居たなー。普通にヤリサー入らされて玩具になってたわ」
明日目が覚めたらもう一度、紬がヤリサー入ってないか確かめよう。
「あーでも一人、彼氏ががっちりガードしてる子が居たなー。『俺の言うことだけ聞け!』って感じの王様系だったけど、流されやすい子にはそれが良かったみたいでさ。幸せそうに付き合ってたよ」
俺はなるほどと頷く。
とりあえず自分に引き付けてしまって――なんだろう似たようなことを最近言った気がする。
「ただその子、彼氏に完全依存になっちゃって、結局在学中に妊娠させられて幸せそーに休学していたよ。……今も生きてるならいいけどね。思い出話はこのぐらいにしてもっと仲良くしようよ。XLのおかげで遠慮なくできるんだしさ」
とりあえず裏も順調だ。
『表』
主人公 双見誉 市立両河高校一年生
人間関係
家族 父母 紬「姉」新「弟」
友人 那瀬川 晴香#6「待機組」高野 陽花里「味方」三藤 奈津美「救助対象」風里 苺子「協力者」江崎陽助「協力者」
中立
敵対 仲瀬ヒロシ「クラスメイト」ミツル+ユージ「標的」
【裏】
主人公 双見誉 生存者
拠点
要塞化4F建てマンション丸ごと 居住2人
人間関係
シズリ「救助者」#7
備蓄
食料10日 水10日 電池バッテリー7週間 ガス3週間分