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第14話 事の後 4月16日深夜

ここから登場人物が増えそうなので後書きに簡単な紹介をつけました。

「ふー気持ち良かった」


 枕元に置かれたスマホを見ると既に23時になっている。

流れ的に家にも連絡していなかったので一言だけ入れておこう。


 新に『遅くなる』とだけ打ってから、うつ伏せに突っ伏して息を荒らげる晴香を撫でる。

肩から尻まで汗でびっしょりだな。


「夢中で4時間ぶっ通しだったし、無理もないか」


 晴香は俺が起きたのを感じとったのか、気だるげな笑みを浮かべながら這い寄って来る。

そしてトロンとした上目遣い俺を見て――。


「誉……様ぁ……」


「なんだそりゃ」


 ちょんと鼻をつついてやると晴香の目に光が戻った。


「違うの! 想像してたよりずっと気持ち良くて、びっくりするぐらい大きかったから、つい様付けに」


 晴香は慌てて立ち上がる。

そして悶絶する。


「痛い……ものすごく痛い……」


 俺は股を押さえる晴香を抱き締めながらベッドに倒れる。


 そして4時間の激闘で乱れた髪を撫でながら頬や額にキスをしながら言う。

ついでに尻も撫でてしまうが今の雰囲気なら許されるはずだ。


「ありがとう晴香。おかげで落ち着いたよ」


 頭でわかっていてもどうしようもなかった心身の暴走が、晴香の温もりに包まれ、溶けて行ったのがわかる。

今度こそ本当に俺は大丈夫だ。


「迷惑をかけてごめ――」


 謝る唇が人差し指で塞がれた。 


「お礼は嬉しいけど謝罪は要らないよ。私がしたくてやったことだし、誉を助けられたなら嬉しい」 


 つい晴香をきつく抱き締めてしまう。

どこまで良い女なんだ。


「それに私にもちょっとした下心があったりして……ね」


 晴香は俺の腕から抜け出すと上半身を起こして両腕でガッツポーズをとる。 

 

「高野さんに勝った!」


 吹き出してしまった。

やっぱり駅でのキスを見られていたんだな。 


「へっへっへ、男なんて弱ったところで優しく迫ればイチコロですなぁ」


「なーんて悪い女だ!」


 俺は笑いながら晴香を再びベッドに押し倒す。



 俺達はひとしきりじゃれついた後、仰向けになって横並びに寝転び息を整える。


「それでね……今日の感想というかその、私ってどうだったかな? 主に体的な意味で……」

 

 晴香は俺の胸に頭を乗せ、胸板をいじりながら照れ気味に聞いてきた。


 体の感想なんて聞かれても答えは決まっている。


「大きい上に形の綺麗な胸は吸い付きたくなるし、くびれた腰のラインは美しい。お尻も大きいのに弛まず張ってる。全身に筋肉がついて引き締まりつつ、うっすら脂肪が乗ってるからゴツゴツはしていなくて軟らかい。まとめると……女神みたいな体だ。最高を通り越してる」


「――!」


 晴香は俺の胸に顔を突っ伏して声無く叫ぶ。


「外見は女神なのに軽く触れただけで敏感に反応する上に内側も――」


「ストップ――!!」


 我慢できなくなった晴香が俺の口を塞いでくる。

まだまだ褒められるが恥ずかしそうなのでここまでにしよう。



「そっちはどうだった? ちゃんと気持ち良くなれた?」


 いつの間にか腕枕の体勢に収まった晴香に聞いてみる。


「気持ち良かったよ。すごく上手だった。友達は痛いだけって言ってたのに……」


 その上で、と晴香は続ける。


「上手なのは嬉しいけどちょっと妬けるかな。他の子といっぱいしてたってことだもん」


 全裸美女に嫉妬宣言されるなんてたまらない。

もう一戦したくなったが、その前に間違いを訂正しないといけない。


「俺、晴香とするまで童貞だったんだが」


 言い終わるのと晴香が真顔になるタイミングは同時だった。


「ウソつけ」


「いや本当に」


『表』ではそうだから嘘ではない。


「誉のエセ童貞宣言は置いといて……」


 エセではないのに。


「私達の今後のことなんだけどさ」


 晴香が至近距離から見つめて来る。

そうだよな、当然その話になるよな。


「明日からどういった関係になるのかなーと」


「晴香は最高の、掛け替えのない女友達だ」


 満面の笑みで抱き締めて頬ずりする。

晴香は笑いながら撫でてくれたが、撫でるその手で首をきゅっとされた。


「恋人まではもう一歩?」


「三歩ぐらいでなんとか妥協を」


 更に首をきゅっとされる。


「遠いなぁ。……なにか言えないこと、あるんだよね?」


『裏』の情報は漠然としたことであっても言いたくないのだが、今日の醜態では察されても仕方ないか。


「……あぁ」


 俺の雰囲気が沈みつつあるのを悟ったのか晴香はきゅっとしていた手を放し、俺の頭を大きな胸に抱き寄せる。


「今はそれでいいや。でもいつか言えないことがなくなったら先に進もうね」


 俺が返事をする前に晴香のスマホが鳴る。


「ちょっと失礼……あ、お父さんだ。うわっ! 今から帰ってくるって!」


 俺は返事をしなくて済んだことに安堵と罪悪感を覚えながら起き上がる。


「なら俺も帰ることにするよ」


 既に11時半を回っている。

どの道、これ以上ダラダラしていられる時間じゃない。


 だがそんな俺の背中を晴香が押した。


「ごめん、そんな余裕ないかも……お父さんコンビニでアイス買ったって言ってた」


「コンビニからここまでは?」

 

 晴香が先程までとは違う汗をかいている。


「徒歩5分……弱」


 俺と晴香は弾かれたように動き出す。


「俺の制服とシャツどこいった!? パンツがない――もういい置いて帰る! 窓あけとくぞ! すっごい臭いだ!」

 

「ドロドロシーツは押し入れに、食器は私が食べたことにして……ギャー私の体もベタベタだ! シャワーの時間はないしーって首筋に痕つきまくってる!? 誉、タンスからハイネック出してぇ!」


 ドタバタ劇の末に俺はパンツを残して晴香の家から飛び出し、晴香は制服スカートにハイネックセーターと言う不自然な恰好で見送ってくれた。

最後に別れのキスだけはできたのが救いか。



「ただいま。ほらアイス買って来たぞ」


 街灯の影で服を整えていると、晴香の家から中年男性の声が聞こえる。

ほんとうにギリギリだった。

あと20秒遅れていたら飛び出す姿を見られたかもしれない。


「ほ、お、おかへりお父ひゃん! キョキョ、今日は早かったねぇ!」


 晴香の不自然に大きく素っ頓狂な声がここまで聞こえる。

いくらなんでも動揺し過ぎだと思うが、助けに入るわけにもいかないので大人しく家に帰るとしよう。


 おっと俺のスマホにもなにか来ているな、新からか。


『昨日の女と一緒にいるのか?』


 うん? 昨日と言えば……。


『昨日の女ってどっちだ?』


 ドン引きを示す絵文字が返信されてきた。

帰ったら言い訳しよう。

 


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 


4月16日【裏】


 目を覚ました俺は日課を済ませながら体を確かめる。

数か所の打ち身が痛むものの骨や関節に異常はなく、動きが鈍るほどの痛みでもない。


 若い体に感謝しながら俺は外出の準備をする。


 本来は3日ほど寝ているつもりだったが事情が変わった。

やるべきことに気付いたと言うべきか。

晴香に慰められ、落ち着き冷静になって思考力が回復した。


「シズリはまだ生きている可能性がある」


 厳しい状況なのは間違いない。

だが少なくとも彼女の死体、あるいは死亡が避けられない場面は見ていない。

探してみる価値はある。


「最悪、死体でも見つけてしまったら晴香に癒してもらおう」


 俺は市内の地図を広げて情報を整理していく。


 シズリが逃げた方向はまったく見えなかったのでわからない。

わからないから今ある情報で推測するしかない。


 俺が3本足の怪物から逃げきった後、彼女の捜索を諦めたのは何故か。

民家からゾンビ共が沸き出して、その場にいられなくなったからだ。

もしその数分前にシズリが叫びながら通って居ればゾンビはそっちを追っているはずだ。

俺が通った道はまず除外される。



 次に学校側へ向かう道からはゾンビ共が追いかけてきていた。

いかにパニックになっていたとはいえ、がっつり見えているゾンビ集団に向かって突っ込みはしまい。

こっちの道も除外だ。

残る候補は3方向。



「この道は先の行き止まりが見えているが……」


 行き止まりの塀から住宅の屋根に登って進むのが一番安全で俺ならそうする。

ただ短い付き合いながらシズリはお世辞にも賢くないので、立体的な最善は考えられず、ただの行き止まりとして避けるだろう。

この道も除こう。



「残りは2つ……」


 児童公園を抜けて住宅地に向かう道と新都まで繋がる車用の広い道だ。

どちらにも可能性があってわからない。

ならば……。


「俺ならどっちを選ぶ?」


 俺なら児童公園を抜ける。

このルートは見通しが効きにくいが、公園には広さがあるので奴らと鉢合わせても回避できる。

閑静な住宅地を通るので湧き出すゾンビの数も知れている。


 反対に車用の道は一直線で見通しこそ効くがそれは奴らからも同じことだ。

道の両側には店舗が多くて湧き出す奴らも多く、道が広くても前後から挟みこまれるリスクは高いのだ。

なにより新都に近づくほど奴らの数は猛烈に増える。


「よし決まった」


 俺は地図をポケットに入れて立ち上がる。





 双眼鏡で慎重に先を確かめながら車道に放置された車を隠れ蓑にして進む。


「こんな広い道を通るのは久しぶりだ」


 今回は出だしから全て悪い方向に転がった。

ならば最後まで悪い方を選ぶことに賭けてみたのだ。


 呟きながら次の車の影に移る。


 車内で白い目が動き、腐りかけた手が俺に向けて伸ばされる。

だが俺は慌てないし逃げもしない。

 

 ゾンビは事故って潰れた車体に腰から下を挟まれて動けないからだ。


「全部のゾンビがこうならいいんだけどな」


 また次の車に移る。



 そうして広い道を百メートルほど行ったところで足を止める。


 激突したまま放置されている何の変哲もない二台の車。

その片方、タクシーと思われるセダン車のトランクを3体のゾンビが叩いているのだ。


 確認した瞬間に俺は駆けだした。

まったくこちらに気付いていないゾンビに対して得物を振りかぶる。


 得物は大型の金属ハンマー。

重い上に何かをこじ開けたりもできないので普段はバールの方が便利だが、ただ武器として使うだけならこちらの方が強力だ。


 振りかぶったハンマーをゾンビの脳天に向けて渾身の力で振り下ろす。


 なんとも言えない湿った音と共にゾンビの頭半分が砕ける。

呻き声が止まり、手足が硬直したまま倒れ込む。

さすがのゾンビもここまで頭が潰れれば死ぬようだ。


 更にもう一体には振り返り様、顔面ど真ん中に叩きこんで吹き飛ばす。

ゾンビは2mほど吹き飛び、別の車にぶち当たって片足が圧し折れた。


 最後の一体はまず膝を叩いて砕き、倒れ込んだ頭に思い切り振り降ろす。

頭部そのものが完全破壊され、このゾンビも動きを止めた。


 豪快に音を出したので周辺のゾンビが全てこちらを向いた。

探索はここまでになるだろう。 


 俺は祈るように気持ちでタクシーのトランクを開く。



「双見……くん?」


 顔中を涙と鼻水濡らしポカンと口を開くシズリ。


「良かった」


 俺はポカンと口を開いたシズリが痛みを訴えるほどの力で抱き締めた。






 そこから先は昨日と同じようにあまり覚えていない。


 気付けば体を洗い、ワイシャツ一枚だけ羽織ったシズリが俺の隣でモリモリ飯を食っていた。

とっておきの缶入りビーフシチューと牛肉缶、レトルトご飯も惜しくは感じない。


「ハムハム! モグモグッ!」


 シズリは逃げてすぐにあの場所でゾンビ共に挟まれてトランクの中へ逃げ込んだそうだ。

延々車体を叩かれながら足で必死に押さえ続けていたという。


「モグモグ! ムグムグ!」


 飲まず食わずで良く体力がもったものだと感心したが、思い出せばシズリは体育倉庫で見つけたコーラとポテチを持っていた。

『表』では不健康の代表みたいな組み合わせだが『裏』では命を繋ぐエネルギーとなったのだ。


「ハグハグハグハグ! ふぅ……」


 飯を綺麗に食べきったシズリが横向きに寝転ぶ。


「まだ食べるか?」


「ううん。もうお腹いっぱい……」


 シズリは満足そうにお腹を擦る。

本当にシャツ一枚着ているだけなので色々見えてしまう。


「さすがに女物の服は無くて、悪いけど着ていた服は全部捨ててしまったから」


「垂れ流しだったから仕方ないよねぇ。あー思い出すと気持ち悪い」 


 トランクで一晩過ごしたのだから仕方ない。


「食べ終わったなら……少しだけいいか?」


 俺が後ろから手を伸ばすと、シズリは小さく頷いて成すがままに抱かれた。


「確かに生きてる」


 肌は温かく、息をするたびに胸は上下し、心臓の鼓動も感じる。


 間違いだらけのひどいやり方だったけれど、俺のやったことは無駄じゃなかった。

メチャクチャになった末に二人死んだが、少なくともシズリを助けられた。


「よし、ありがとう」

「え? は?」


 たっぷりと抱き締めてから体を放す。


「疲れているのに悪かったな。毛布二枚使えば寒くないだろうし、ゆっくり休んでくれ」


 シズリは不思議そうな顔でこちらを見た後、クスクス笑いだす。


「どうした?」


「ううん、紳士すぎてびっくりしただけ。『助けてやったんだからケツ向けろやー』みたいな感じでヤられると思ったのに拍子抜けだって、あはは」


 俺はそんな野獣じゃない。


「ただ……ね」


 シズリが俺の腕を掴む。

思わず気温を確かめるほどに彼女の腕は震えていた。


「助かったってわかったら一気に震えが来てさ。今はまだ明るいから耐えられるけど暗くなったらたぶん無理、またパニック起こして叫ぶ」


 女の子が体も伸ばせないトランクの中でゾンビに囲まれながら丸一日だ。

無理もない。


「だから……さ」


 シズリは一枚だけ羽織っていたワイシャツを脱ぎ、布団に寝転び、俺に手招きをする。


「私が寝ちゃうまでエッチしてよ。双見君みたいな強くて頼りになる男の腕の中にいると安心できそうだからさ……怖がる余裕もなくなるぐらい激しいのお願い」


 俺は流れるようにシズリに覆いかぶさっていく。


「ところで」

「うん?」


 シズリがニヤリと笑う。


「ぶりっ子モードとちょっとガラ悪い素の方、どっちの方が燃える?」


「最初は媚びてぶりっ子で、途中から本性が出る感じで……」


 俺達は声をひそめて笑いながら同じ毛布の中に入った。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

深夜0:30 那瀬川家

晴香


「あー危なかったぁ。誉め、体中にキスマークつけよって。またお父さんに心配かけちゃったよ」


 晴香は絆創膏だらけの体を鏡に映してこれは心配するはずだと溜息を吐く。


 そして絆創膏を剥がし、くっきりと残った痕を撫でてニヤつく。


「そうだ。報告しないと」


 晴香は時計を見て一瞬躊躇したが、相手が毎日遅くまで起きていることを思い出してスマホを触る。


『無事卒業しました!』 


 返信は1分かからずに来た。


『おめでとう。でも浮気男は絶対後悔するわよ。念は押したからね』


『しないよー』


 晴香はベッドに飛び乗る。

たっぷり染み込んだ男の香りが部屋に広がった気がして頬が赤く染まる。


『まあそれは今度の課題ね。それで付き合うのよね?』


『それはまだかな』


「残念ながら……」


『はあ? セックスしたんじゃないの?』


「セックスってもう……言い方が直球過ぎる」


 照れながら晴香は続きを打ち込む。


『ちょっと彼の方に事情があってねー。かけがえの無い女友達だって。もちろんこれからもエッチはたくさんすると思うけど』


 晴香がそう打ち込んだ途端に意味不明な誤字が送られ、すぐに取り消された。  


「ん? 焦ってるのかな?」


 そして丸2分、気持ちを落ち着けるように間が空いた後、再びトークが送られてくる。


『このアホ! うまいことセフレにされてんじゃねーか!』


「なっ!? そんなことない!」


 頭に血が上った晴香が打ち返す前に追撃がやってくる。


『相手はセックス上手だった?』


「……気持ち良かったなぁ」


『ものすごく上手だったよ』


 返信は早い。


『ハイ決定、ヤりまくってる遊び人です。あとは「俺経験少ない~」とか「実は童貞で~」とかほざいてたらパーフェクトね』


「うぐ……」


 晴香は頭を振ってスマホをベッドに放り、最後の一言『私が話をつけてあげる』を見損ねた。



「誉め! 本当に遊びたいだけだったらどうしてくれよう!」


 晴香が鼻息荒く引き出した椅子の足に何かがひっかかっていた。


「誉のパンツ、こんなところにあったんだ。気付かないわけだ……誉……ほまれ」


 しばしの沈黙のあと、晴香の部屋の電気は消えた。


『表』

主人公 双見誉 市立両河高校一年生

人間関係

家族 父母 紬「姉」新「弟」

友人 那瀬川 晴香#4「女友達」高野「クラスメイト」江崎陽助「友人」

敵対 仲瀬ヒロシ「クラスメイト」


【裏】

主人公 双見誉 生存者

拠点 

要塞化4F建てマンション丸ごと 居住2人

人間関係

シズリ「救助者」#2

備蓄

食料1週間 水1週間 電池バッテリー8週間 ガス4週間分


次話から表の新しい展開に入ります。

誤字脱字矛盾点など気付かれましたら指摘頂けると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「へっへっへ、男なんて弱ったところで優しく迫ればイチコロですなぁ」 なんていい女なんでしょう! 好き!
[良い点] 経験値が表されたことで、これからどんどんアップしていくことに期待が湧きます。 [一言] とはいえ、晴香は大切にして欲しいです。
[一言] シズリ生きていた!!良かったです(*゜▽゜*)
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