他の女性ばかり見ないで! 私を見てよ!!!
私の名前は 『野口 あさみ』 22歳で片思いをしている男性がいる、、、!
その彼の名前が 『小池 翔真』22歳で、どうしようもない! 女好きな男。
彼(翔真)とは、、、?
同じ大学で知り合う。
翔真くんから私に話しかけてきて、そこから私は翔真くんの事を好きになって
しまった、、、!
それがまさか!? ナンパされていたなんて、あとで私が知る事になる、、、!
彼の爽やかな笑顔に、優しい話し方が私の胸にグサッと刺さってしまったの!
*
でもあとで、、、彼は、片っ端から女の子であれば声をかけていると言う事を
知ってしまった、、、!?
私の仲がいい女友達も、翔真くんの事をこんな風に言っている、、、!
『あさみ! 気を付けなよ~あの小池って男! 女の子なら片っ端から声を
かけているらしいよ~』
『あぁ! わたしも声かけられた事あるよ~!』
『あたしも! あるわ~』
『ああいう男って? 女の子なら誰でもいいんじゃないの、、、?』
『そうだよ~そうだよ~!』
『あさみみたいな女の子が、ああいう男に直ぐに、引っかかるんだから~
気を付けないとダメだよ!』
『・・・あぁ、ううん、そうだね!』
『ホント! そうだよ~あさみ!』
『・・・ううん、』
▼
私の女友達には、私の心の中を読まれているのかと思うぐらい、、、。
正直、私が翔真くんの事が好きなのがバレてるのかな、、、?
私も、翔真くんが女好きでどうしようもない男だとは分かっているけど、、、?
私の方が先に彼を好きになってしまったんだから仕方がないと諦めている、、、!
恋愛は、先に好きになった方の“負け”みたいなところがあると思うから、、、。
私は、思い切って翔真くんと1対1で話す事にした、、、。
『ねえ? 翔真くん?』
『なに? あさみちゃん?』
『翔真くんは、好きな女の子とかいるの、、、?』
『・・・えぇ!? いるよ! ここに、、、!!!』
『えぇ!? 私?』
『うん! 僕はあさみちゃんの事が好きだよ!』
『・・・ホント!?』
『じゃ~試しに僕と付き合ってみる?』
『・・・ううん。』
*
何故か、、、?
こういう流れになってしまった、、、!?
翔真くんに好きな女の子がいるか? いないかを聞くだけだったのに、、、!
まさか、、、!?
私と翔真くんが付き合う事になるなんて、、、!!!
その事を、、、私の女友達に話したら、、、?
『ええーーえええ!? マジで言ってんの? あさみ!!!』
『・・・ううん、』
『なんで! よりによって小池なのよ~!』
『あんな! 女たらしのどこがいいの、、、?』
『そう言われても、、、。』
『直ぐに、小池とは別れたほうがイイよ!』
『そうだよ~あさみ~!』
『・・・実は、みんなに言ってなかったんだけど、、、? 私の方が翔真くんの
事を好きだったの、、、!』
『ええええーーーええええ!? 嘘でしょ!!!』
『なんで、あんな男の事が好きなのよ!』
『あさみって? 男見る目ないよねぇ~!』
『・・・まさかの!? ダメンズ選ぶなんて!』
『それでも、私は翔真くんと付き合っていくよ!』
『まあ、あさみが自分で決めたことだし! これ以上何も言わないけど、、、?
ただ、小池に泣かされないようにね!』
『あさみ! なんかあったら、、、? 小池と直ぐに別れなよ!』
『・・・ううん! みんなありがとう!』
▽
一応、私の女友達に翔真くんと付き合ってる事を報告したのと、、、!
私が翔真くんと付き合っていく事を理解してもらえたと思う...。
・・・でも、翔真くんと二人でデートしている時、、、。
翔真くんは、私と一緒にいるのに、、、!
他の女性ばかり見ている、、、!!!
だから、私が翔真くんにこう言うと、、、?
『他の女性ばかり見ないで! 私を見てよ!!!』
『えぇ!? だってあさみちゃん! 僕が女好きなの知ってるでしょ~!』
『・・・まあ、そうだけど、、、?』
『これってさ~“病気なんだよ~” だから諦めてよ~!』
『少しは、治そうと思わないの?』
『治そうと思った事ないよ~! こんな僕が嫌なら、いつでも別れてくれ
ていいからさ~! でもあさみちゃんって、、、? 僕の事好きでしょ?』
『・・・・・・』
『何でも、好きになった方が負けなんだよ!』
『・・・・・・』
*
翔真くんは、私と付き合っていても女好きは治らないし、、、!
それどころか、、、?
私と一緒にいても、他の女性に声をかけたりナンパもするし!
それに私の知らないところで、、、【浮気】も平気でしていた、、、!
それでも私は、、、翔真くんと別れられないでいた、、、!
結局、恋愛は先に相手を好きになった方が負けなんだと思う...。
私は翔真くんが、“女癖の悪い病気”なんだと思う事にした、、、!!!
そうすることで、、、!
翔真くんの事も私自身も、許す事ができたから、、、!
ただこんな事、、、!
他の女友達には、絶対に言えない、、、!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。