表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/50

「梅雨明け」


夏を背後に

私はこんなにも部屋に閉じこもって

何も得られたものはないというのに

意地になって

無意味に単語の羅列ばかり作って


周囲を退けて

私はこんなにも部屋に閉じこもって

ただ体力が奪われるだけだというのに

意地になって

生産性のない趣味に時間を潰した


全てが終わったら、海に向かおうか

誰もいない砂浜があればいいな

最後に運転したの2年前だけど頑張るよ


一区切り着いたなら、山に向かおうか

川のセセラギに身を委ねたいな

山道を運転したことはないけど頑張るよ


それでもこんなにも

青空に背き続けて

一人だけ6月に閉じ込められたみたいで

ただ身だけを削いで

ただ虚しくなるだけ

もう嘘はつけないね


全てを放り出して、旅に出よう

南西の方向にひたすら進むんだ

ペーパードライバーだけど車は運転するよ

目的地のないドライブがしたい


そして焦がされる程の鋭い日差しに誘われて

ライトブルーの中に溶けてしまいたい


気づけばもう、梅雨は明けていたから



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ