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超越探偵 山之内徹  作者: 朱雀新吾
第四話 超越探偵と七つの密室と消去法探偵神山司
33/68

小中野彩華の誤算

――あら、間違っていた?


 彩華は報告書を最後まで読み終えた後に、自らの間違いに気が付いた。

 それは報告書の順番である。

 間違えて、月曜日を一番目の事件として読んでしまっていた。

 そうではなく実際は日曜日が耀曜館での初めの事件だったのだ。

 小学校に行っている身として、週の始まりは月曜日からだと勝手に思い込んでいた。まさに彩華ならではの間違いだろう。

 だが、それも報告書の日付を見れば一目瞭然だった。日曜日には「2011年11月14日」としっかりと記載されてあるのだ。

 つまり「打倒少年探偵!!耀曜館、ノンストップ!一週間連続密室殺人事件」は2011年11月14日から20日までの事件という事である。

 月曜日~日曜日までの七日間ではなく、日曜日~土曜日の七日間。

 かと言ってその順番がどうであろうと彩華にとって特に意味を成す事もなく、全く問題はなかった。

――という事は日曜日が初日だから・・・・つまり初日だけか、あたしが放った刺客でそこそこ頑張ったのは。日置だったっけか。

 後は全て秒殺。それは変わらない。

 更に、日曜日のこの事件が参考になるかと思ったら、初日は別の探偵が解いていたのである。

「消去法探偵神山司」

 組織はこの探偵に刺客を送っているのだろうか。彩華と刺客がブッキングしなかったという事は、対象ではないという事か。だが、時間が掛かったとはいえ、あたしのシマを荒らしたツケは高くつく。

 その名はしっかりと覚えておくことにした。


 そして、彩華は山之内の事を考える。

 それにしても凄いな、あの探偵は。

 結局完敗って事じゃない。

 犯人の額に「犯人」って文字でも浮かんでんじゃないの?なんてね。

 面白くもなさそうに笑い、彩華は報告書の束をゴミ箱へと放り投げた。


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