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短編

クリスマス

作者: 須東さう

十二月二十五日。

待ちに待ったクリスマス。

雪がしんしんと降る中、子供達のはしゃぐ声が聞こえる。私は、公園のベンチに座り、その光景を眺めていた。

幼子が駄々をこねている光景、少女が雪をつっついている光景。

まだ幼いカップルが互いにプレゼントを渡しあっている光景。

どれもこれも新鮮で、私の表情は自然に緩んでいく。微笑ましい光景が広がるこの公園。私には、これが神様からのクリスマスプレゼントなのかもしれない。

私は、ベンチから立ち上がり公園を一周することにした。マフラーを深く巻き、寒さを誤魔化す。はぁーっと息をはくと、白いふわふわした息が出た。


私は、マフラーに顔をうめスキップするように歩きだした。

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