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プロローグ

ベットの中で目を覚まして目覚まし時計を見てみると6時を回ったところだった。

また寝れそうに無かったのでベットから起きてカーテンに手をかける。

カーテンをおもいっきり開けると私の自慢?のピンク色の髪が大きく揺れた。

それと同時に太陽の眩しい光が顔に直撃する。

「うあっ……」

目の前に手をかぶせて光を遮る。

とりあえず窓から離れて部屋の真ん中で大きく背伸びをした。

私は瀧巾千佳。

身長は160cmで体重は秘密。

それでスリーサイズも秘密だからご想像にお任せします。

全部貧しくも無ければ豊かでもないからね。

いまだに彼氏は出来たことが無いんだ。

もともと告白する勇気が無いから告白待ちの状態。

それで特徴はこのロングのピンク色の髪。

え?髪を染めてるんじゃないかって?そこは大人の事情って事で。

これからきっと輝かしい高校生活が待っいる……はず。

なんとなく自己紹介をしてみる。

自己紹介が終わって階段を降りて居間へ行く。

居間の戸を開けると母がキッチンで朝食を作っていた。

「あら千佳おはよう。今日はずいぶんと早いのね」

「そりゃあ今日は憧れの咲悠学園の入学式だよ!これが寝てられないよ!」

母は微笑みながらも「そうね」といって封筒を渡してきた。

「なにこれ?」と言いながらも受け取る。

「あなたも高校生なんだからこれくらいは必要かなと思って」

そういわれて封筒を開けてみると中には3万円が入っていた。

「これ貰っていいの!?」

「これは入学祝い。だからあんまり無駄遣いはだめよ」

「大丈夫!ありがとう!」

私は再び封筒に3万円をしまって自分の部屋に戻った。

そして憧れの咲悠の制服へと着替える。

机の横にかけていたスクールバックを持ち再び居間に入る。

するとテーブルの上に朝食のトーストとサラダが並んでいた。

テーブルに座ると向かいに座って新聞を読んでいたお父さんが話しかけてきた。

「そうか今日から千佳も高校生か……早いな」

「そうだね~」

お父さんの話をテキトーに流して朝食のトーストにかぶりつく。

すると後ろの戸が開きお兄ちゃんが入ってきた。

「おはよ~千佳」

お兄ちゃんはウザイくらいの笑顔で挨拶をしてきた。

「お、おはよう」

私は苦笑いをしながら返した。

「やった~久しぶりに千佳が返してくれたよ~」

お兄ちゃん(24歳、元ニート)は顔は凄くいいのに性格がシスコンなのが残念なんだよな~。

近所では性格のいいイケメンということで通っているが実際はただのシスコン。

だから普通はあまり返さないのだが今日はなんとなく返してみた。

まあとりあえずお兄ちゃんを無視して朝食を食べ終え玄関へ行く。

玄関で靴を履き玄関のドアを開け「行ってきま~す」といって勢い良く家を出た。

これから希望に満ちた高校生活が始まる……のかな?


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