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第1話 ステータス最弱、なのにバグ?


目を覚ますと、そこは草原だった。


空はやけに青く、空気が澄んでいる。

そして、目の前に 半透明の画面 が浮かんでいた。

【ステータス】


名前:ミオ

レベル:1

職業:なし

HP:10

MP:0

攻撃力:1

防御力:1


スキル:

・観察(???)

・共感(???)



「……え、弱すぎない?」


スマホゲームなら即リセマラ案件。

なのに、画面の端に赤文字が点滅していた。

【警告】

このスキルは“世界の仕様外”です




その瞬間、背後から低い唸り声。


振り返ると、巨大な狼――レッドファング。


「無理無理無理!!」


逃げようとした瞬間、頭の中に“声”が流れ込んできた。


――怖い

――飢えてる

――仲間を失った


「……この子、戦いたくない?」


気づいた時には、私は狼と目を合わせていた。


「大丈夫。奪わない。傷つけない」


すると――


【スキル発動】

《共感》が対象の敵意を無効化しました


狼は、静かにその場に伏せた。

「え……?」


次の瞬間、世界が震えた。



【世界アナウンス】

仕様外スキルを確認

管理者権限、監視を開始します



最弱ステータス。

武器なし。

チート魔法もない。


だけど私は――

この世界の“感情”を理解できる唯一の存在だった。


その瞬間、

どこかで“私を見ている誰か”がいる気がした。






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