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く、殺せ!

遊び方は色々です。

 

 王国side


「準備は整ったな」

「はい、国王陛下。ダンジョンに向かう騎士団にダンジョンに関する座学を改めて行いました。これにより、目的達成を更に容易に出来る事でしょう」

「うむ。騎士団長に命令を下す。

 ダンジョンマスターを抹殺せよ!」

「はっ!」


 5日後


「これより、ダンジョンに潜入して国益に害するダンジョンマスターを駆除する。

 我が栄光あるシャイニングランドの騎士団よ、その義務を果たせ!」

「「「「「「「は!!!」」」」」」」


 そして軍事行軍みたいに綺麗な列を作り騎士団はダンジョンへと潜入を開始した。



 シンside


「あら?」

「どうされました、シン様」

「冒険者が先導していない」

「説明が欲しいであります」

「多分だが、冒険者からダンジョンについての色々を学んだのだろうな」

「つまりはなんじゃ?」

「騎士団の脅威は減ったな」

「シン殿、良かっであります?」

「ああ。栄光の翼辺りが来たら、多少は目覚めが悪い事になるからな」

「良かったですね~、我が君」

「これで、遠慮なく排除が出来るな」



 王国騎士団side


「団長、余裕ですね」

「油断するな」

「しかしですね、団長。これなら冒険者から学ぶ必要は無かったのでは?」

「お前こそ、学んでいないのか?

 このダンジョンは、最初の20階層まではぬるいが、21階層からは、その牙を剥く、と」

「そうでした。だから、先行を若い騎士達に行かせたのでした」

「気を引き締めろ」

「はい、騎士団長」


 シンside


「予想通り、補給部隊を設置しながら侵攻しているな」

「どうしますか、シン様」

「当然、この補給部隊を叩く」

「どうするだ?」

「こういう時の為に用意した『変異種イレギュラー』を使う」


 そう!

 この「変異種イレギュラー」が原因で、ガチャの使用を控えていたのだ!

 この変異種イレギュラーは、必要なDPダンジョンポイントがバカ高いんだよ!

 まあ、階層ボス並みに強いのに、各階層を自由に動けるからな。


 俺は念話で指示を送り、ダンジョンの出入り口で陣を張っている補給部隊と、次の19階層の補給部隊以外を消す事にした。

 先ずは、ソルジャーオーガの変異種イレギュラーで強襲して体力を削り、強力な麻痺と睡眠効果を出す霧を発生させるエビルトレントの変異種イレギュラーで眠らす。

 女騎士は、負傷を治癒して武装を解除してから奴隷化し、客室の大部屋verに運ぶ。

 野郎共は、身ぐるみ剝いで、魔封じの枷を付けて広いだけの普通の牢屋に放り込む。


 侵攻している騎士団が30階層に入った頃には予定していた全ての補給部隊の処理が終わった。

 残しているのは、ダンジョン出入り口の補給部隊と、19階層の補給部隊だけだ。


 因みに、女騎士達は、全員が回復魔法を使えるとサクナとシャナから報告を受けた。

 それと、リンに頼んで女騎士達のプロフィールも作って貰った。

 まあ、俺が「外道」で「卑劣」なのは自覚しているが、「非道」じゃないからな。

 バックグランド次第では、解放も考えている。


 ……次は本命の侵攻している騎士団だ。



 王国騎士団side


「本当に21階層からは牙を剝いてきましたね、団長」

「そうだな。優秀な冒険者達に学んで正解だったな」

「確か、最低でも40階層まで有るんですよね?」

「そうだ。それに冒険者の話では、あくまでも最低で、だ」

「それに、30階層からはダンジョンモンスターが更に強力になっています」

「本隊や補給部隊に治癒魔法を使える者を全員連れてきて正解だったな」

「ええ」

「このまま、油断せず行こう」

「はっ!」



 シンside


「ふ~ん。全員か。良い事聞いたな」

「我が君、どうされます~?」

「とりあえず、消耗戦を繰り返す」

「消耗戦ですか~」

「ああ。別に王国を滅ぼすつもりは無いから、多少は見逃すつもりだ」


 騎士団にランダムな時間で、ゲリラ戦を繰り返して体力気力を消耗させた。

 ゲリラ戦が何時来るのかは騎士団には予想出来なかった。

 何故なら、仕掛けるタイミングをダイスロールで決めていたからな。



 ……そして、遂に力尽きた騎士団全員が、捕らわれた。


 翌日……


「俺様に勝てたなら、貴様らを解放してもいいと考えている」

「……何が狙いだ! 答えろ、ダンジョンマスター!」


 因みに、俺は今、変装している。

 外見のイメージは、冒険王ビ○トの惨劇の王者ベ○トーゼの分身体ファントムverだ。


「そんな事は決まっている。我がダンジョンに徘徊する汚い鼠を排除する為だ」

「汚い鼠だと!」

「抑えろ、副団長!」

「……は」

「もう御託はいい。掛かって来い」

「今こそ、我が王国騎士団の力を見せる時だ!」

「「「「は!!!」」」」


 ……騎士団長を含む騎士団全員を片手間で倒した俺!


「……ば、バカ……な」


 この後、王国からの「次回」が無い様に、何人か拷問の末に惨殺する所を見せて心を折ってから解放した。


 俺は、超頑張って拷問を見せた。

 なんせ、参考資料が、「BL○OD-C」や「うみねこ○なく頃に」や「エ○フェンリート」を、だからな!


 騎士団や補給部隊の中で、俺の好みから外れた女騎士や女従者とか、美女だけど「傲慢な女」は解放したり惨殺した。

 野郎の方は、ふるいに掛けて真面目な奴は解放した。

 クズは、惨殺か居残りだ。


「く、殺せ!」


 ……居た! 清廉で誇り高き女騎士が!

 そして、名前は「リスティーヌ=ソル=テルファナ」だ。

 しばらくの間は、鑑賞用として「飴と鞭」を上手く使い、「く、殺せ!」等を言わせようと思っている。


 ……ただ、本当に偶然に見えたんだけど、上下の下着が赤の総レースで紫色のワンポイントは、貴族令嬢として、また、騎士としても、どうかな…と思うぞ。


 勿論、ご馳走様です!





厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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