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……まあ、ソフィアが喜んでくれた事が、最大の報酬だな。

アンチ、怖い。

 

 因みに、この4人の名前は暫定で「剣皇」は「ライアー」、「聖騎士」は「ロゼッタ」、「魔導師」は「サクル」、「聖女」は「リッカ」とした。

 暫定なのは、彼女達にこう言ったからだ。

 俺は「自身が幸せになっても良いと赦せる様になったなら、奴隷になる前の名を使う事を命ずる」と。


 さて、買い物が済んだし、大所帯になった為に帰る事にした。

 当然、こんな事もあろうかと、自前の馬車を用意してあって、馬車の馬は買った。

 買った馬は、ソフィア達用にする予定だ。

 だから、雌の4匹で美しい白系、黒系、茶系にした。

 残りの1匹は、流石はファンタジーの世界で、文字通りの「青系」がいたから買った。


 帰りの道中、気になる事があり、野営で夕食後に「元聖女」に聞いた。


「君から『聖女』の信仰を失わせたクズ野郎は、何を言った」

「……あの男はこう言いました。『オレ様に魅了のスキルを与えたのは、お前が毎日祈りを捧げている女神だ』と」


 この言葉を皮切りに、彼女の懺悔が始まった。

 聖女のスキルの影響で、自称「勇者」の魅了には掛かっていなかったが、彼女自身が一目惚れした為に、自ら自称「勇者」の女になり、捨てられたくないからと、自称「勇者」に従い、他の3人も自称「勇者」に抱かれるのを黙認し、侮蔑の言葉を言い、一緒に幼馴染みである少年を谷底に突き落とした。

 そして、他の男にも抱かれた、と。

 更に、自称「勇者」の「あの一言」から最終的には「信仰心」を失い、最後は魅了から解放された3人を見て、自身の妄執に近い恋心が消失した事で、自分がした事を激しく後悔し、理由は若干違うが、結果として他の3人と同じ心境になった、と。

 最後に、彼女は「私の命は、彼の両親の犠牲で助けられたのに!」と言うとその場で泣き崩した。


 ……俺は敢えて、胸や背中を貸さなかった。


 他の3人ならば兎も角、彼女のは自業自得なのだからな。


 無事に我が領地イクスリアに到着したが、追記としては、盗賊共をアジト共々に3つ破滅させた。


 ソフィアには真実を、他の2人グーラとクリスには適当に話した。


 男女の奴隷には、説明をした後、奴隷から解放させ、魔法誓約書にサインして貰い、我がダンジョンの住民となった。


 次に、あの4人には、他の男女と同じくダンジョンの住民になって貰うが、奴隷のままにした。

 そして言った。


「この村で、あのクズ野郎と出会わなかった未来を実現させろ」


 ……と。


 ダンジョンの住民には虚実を混ぜて話し、彼女達の気が済むまで付き合って欲しい、とお願いした。

 このダンジョンの住民は、誰もが大切な「誰か」を失った悲しみを知っている為に快く引き受けてくれた。

 こうして、4人と、本来なら居る筈だった1人を加えた5人家族としての生活が始まった。


 後日談としては、2年後には大分、心からの笑顔で暮らせる様になった彼女達のもとに、誰かの完全回復パーフェクトヒールで、失くした左腕を再生復元した1人の魔剣士の称号を持つ少年……いや、青年が現れ、彼女達の嬉し涙を1晩中流させる事になった。


 さて、次はあの3人だが、とても美味しかった。


「え、痛くない!? ……あぁん。 あ…あぁあああーーー!」

「そ、そんな所を……! あはっあぁああーーー!」

「み、見せないで! こんな所をネーリンに見せないでーーー!」


 因みに、3人の名前は、上客の「アレ」を噛み千切った彼女の名前は「アリン」で、冤罪を被せられた彼女の名前は「ネーリン」で、その友人の商会の次女の名前は「キリナ」だ。


 次に、ダンジョン産の素材を制限無しで使用し馬車として作製してソフィア達に贈った。

 とても喜んでくれたよ。

 勿論、馬も、な。

 当然、可憐であり美麗な外観とは裏腹に、動く要塞と化している。

 最も堅牢な馬車として誇る王族の馬車と比べて、最初のスラ○ムと、はぐれメ○ルぐらいの差が有る!

 当然、物理的にも魔法的にも強い耐性を付与してあるし、馬車の秘密の隠し収納には時間停止付きの大容量のマジックバッグが有り、約1年分の食料と水が入っている。

 勿論、それ以外にも下着も含む服等も準備してあるし、暇潰し用にジャンルを問わず様々な本等を入れてある。

 当然ながら、現金も、白金貨以下全ての硬貨を100枚ずつ用意したし、生活する為に必要な事は全部、準備した。

 あぁ、言い忘れたが、下着も含め服や靴は全てキングクリムゾンスパイダーの糸を使ってある。

 少なくとも、騎士団長以上かSランク冒険者の物理攻撃や魔法攻撃じゃないとダメージを与える事すら出来ない。

 他にも色々とマジックバッグに入れてある。


 ……ダンジョンマスター様々だな。


 最後に追加だが、当然、俺達の衣服は全てキングクリムゾンスパイダーの糸を使っている。


 さて、あれから数日が経ち、ソフィアから秘密のお願いをされた。

 内容は、ソフィアが侯爵令嬢の時に交流していた友人の領地で大規模な水害が発生したらしい。

 そして、災害孤児が沢山生まれて、引き受け先を探しているみたいだ。

 ソフィアとしては10人も引き受けてくれれば良かったみたいだか、80人全員を引き受けた。

 俺もアイツに出会うまでは何度も空腹に耐えた記憶があるから、そういう意味でも手を差し伸べた。


 ただ、先方には引き受けた以上は、引き受け先を探る様な真似をしない様に釘を刺しておいた。

 一応、クリストフ侯爵に書いて貰った手紙を読ませて信用させてはいるがな。

 先方も、「あのクリストフ侯爵が」という事で無事に80人全てを引き受け、ダンジョン村の一員となった。

 因みに、補助役として3人のダンモンを送り出した。

 勿論、裏では村人を監視する為だ。


 ……まあ、ソフィアが喜んでくれた事が、最大の報酬だな。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。


勿論、あの青年との再会を果たす前日に奴隷から解放し、魔法誓約書にサインさせ、ダンモンに因って上位貴族令嬢並みに身体を磨きました。

更に、その後悔は本物だったと認め、聖女も含めて、完全回復パーフェクトヒールの魔法を掛けました。

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