まあ、姉妹や娘みたいなもんだからな。
ヒロイン系のサービス回です。
後、ちょっと話が進みます。
まあ、される方にとっては「生き地獄」と変わらないだろうけど、自分への言い訳用に、食事には毎回媚薬入りだと教えている。
勿論、最初は拒否していたが、相方の名前を出すと屈辱に顔を歪めながら食べた。
「み、ミリー! た、例え、身体は汚されようとも、私は心までは……エルフの誇りまでは……あ! ぃあぁあああーーー!」
時間を開けて隣の部屋では……
「……レイフィナ。私、もうダメかも……
あん。っあぁあああーーー!」
翌日は自己鍛錬をした後に司令室に行き、ガチャ用のDPが貯まった事で、10連ガチャに挑戦した。
ポン!
「やった! SRだ!」
「おめでとうございます、シン様!」
「おめでとうだ、旦那様!」
「おめでとうなのじゃ、我が主!」
出てきたのは……
「狐人族だ!」
ステータスは……
名 前=?
種 族=狐人族
魔法属性=火・闇
性 別=雌
役 割=後衛
称 号=
固有能力=狐火・幻影・人化・???・???
「そうだなぁ、名前は……『シャナ』だ」
「ありがとうであります、マスター」
「俺の名は『シン』だ。後の事はリンに聞いてくれ」
「分かっであります」
これで冒険者的なチームが出来たな。
アタッカーのキサラに、タンクのサクナに、中衛のリンに、後衛のシャナ。
まあ贅沢を言えば、後衛に回復術士系が欲しい所だな。
「シン様、良い湯ですね」
「旦那様、気持ち良いだ」
「我が主よ、良い湯なのじゃ」
「シン殿、気持ち良いであります」
「当然だな。なんせ温泉だからな」
ダンジョン・コアの情報の中に入っていた「嗜好品リスト」に有ったから作った。
とりあえず、和風と洋風で何種類も有ったから最初は「和風」にした。
昨日、ダンジョンのレベルが上がったからだろうな。
因みに、俺の「俺」は一切反応していない。
まあ、姉妹や娘みたいなもんだからな。
俺は、嗜好品リストに有った日本酒みたいな酒をゆっくり呑みながらリン達を見ていた。
そのリン達は、海やプールで遊んでいるみたいに、キャッキャウフフしている。
温泉ではして欲しくないが、まあ最初の1回目ぐらいは大目にみるし、後で説明しておこう。
後、全裸だからなのか、何故かダンジョン内なのに、光の線が部分的にリン達の身体の一部が見えない様になっている。
何故、現実で「光の線」が出るのか分からない。
……本当に何故だ?
翌日、リン達と自己鍛錬後、司令室でモニターを視ていると、以前美味しく頂いた大人の階段を登ったエマとオマケのリクが居た。
しかも、メンバーが増えている!?
中華系の武闘家なお嬢さんに、剣士系のお姉さんに、○リな魔法使いが!
リクって、もしかしてラノベ系主人公だったのか!?
音声を拾ってみよう。
「リク、大丈夫か?」
「リク、アタイが守ってやるからな」
「リク、私の後ろに居ても良いわよ」
「皆、ありがとう」
リク達の会話を要約すると、正にラノベ系主人公を地でいったみたいで、新メンバーの危ない所を助けたり、心の葛藤とかを解消したりして、その結果、仲間になったみたいだ。
更に、リクがトイレに行っている間の会話で判明したが、エマ達は紳士協定ならぬ、淑女協定を結んでいるみたいで、抜駆け禁止等を取り決めているらしい。
「嫌! 嫌ぁあああーーー!」
「あ、アタイの初めてが……ぁあーーー!」
「い、痛いーーー!」
「あぁん……あぁあああーーー!」
……エマと、3人の「初めて」を大変美味しく頂きました!
勿論、リクには内緒で。
抜駆け禁止になっているとはいえ、やはりリクに良い所を見せようとした結果、彼女達は暴走して、またリクが瀕死の重傷になり、彼女達に外道な取引を持ち掛けた。
全く、場所を考えろよな。
乙女心からの暴走と言えば可愛いが、此処はダンジョンだぞ。
まだ浅い階層とはいえ、それでも油断すれば高位冒険者でも命を失う。
それがダンジョンだ!
「また助けてくれてありがとう」
「気にするな。それに彼女達もダンジョンは遊び場所じゃない事は身に染みただろうしな」
「「「「……はい」」」」
だから、そんな内股だと、大人な女性に気付かれるぞ。
ラノベ系「鈍感」主人公を地でいくリクは、気付かないまま笑顔で手を振りながら第1階層への階段を登っていく。
エマに続き大人の階段を登った彼女達は、ヨタヨタしながらリクの後を追って階段を登っていった。
その3日後に、ガチャ用のDPが貯まったから回してみた。
ポン!
「青色!? SRだ!」
名 前=?
種 族=花樹人族
魔法属性=木・光
性 別=雌
役 割=後衛
称 号=
固有能力=治癒・花粉麻痺・???・???
「アルラウネか!」
外見のイメージは、デ○モンのロゼ○ンに近いな。
「名前は……『ユーリ』だ」
「ありがとうございます~」
「後は、リンに聞いてくれ」
「畏まりました~」
更に1ヶ月後、何故か冒険者達がダンジョンから居なくなった。
翌日に、冒険者達が居なくなった理由が判明した。
それは、王国騎士団に因るダンマス抹殺が目的のダンジョンアタックだった!
「遂に来たか」
「シン様、コレは?」
「リンか。このダンジョンにダンジョンマスターが居る事は王国に報告していただろうからな」
「シン殿、どうするでありますか?」
「勿論、返り討ちにする」
「どうやるのじゃ?」
「当然、ダンマスとして、強力なダンモンで襲い、様々な罠で……な」
「勝てるのだか?」
「大丈夫だ、キサラ。王国騎士団は確かに強いが、それはあくまで対人戦に限る。幾ら優秀な冒険者の補助が有っても、その基本は変わらない」
「なる程です~」
「さて、清廉で誇り高き女騎士以外はDPに変えるとしますか」
厳しくも温かいメッセージを待っています!
そして、星の加点をお願いします。






