表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

47/361

シン様、御命令を!

主人公は、「非道」ではないですよ。

 

 シンside


 ひーちゃん達の子守が終わり、ダンジョンマスターとしての日常が戻り、先ずはソフィアと1日中を共に過ごして、翌日はペルナ達「で」楽しんだ。


「い、嫌ァーーー!」

「あん……あぁ……あああーーー!」

「噛んだららめぇーーー!」

「う、後ろだけは……あーーー!」

「も、もっと激しく……あぁー!」


 ……あー、スッキリした!


 さて、現在のダンジョンの状態は?


 ひーちゃんのクラスメイト達は、40階層で足止めを食らっているな。

 40階層のエリアボスは、優秀な平均値チームでは無理になる様に設定してあって、勇者や英雄の様な特化したアタッカーが居ないと突破出来ない様にしてある。

 要するに、罠に掛かっても、その罠を正面から喰い破る様な存在やつな。


 そして、ひーちゃんと奈津美ちゃんの2人は、召喚獣のシリウスとの連携を確認しながら経験を重ね、確実に実力を上げている。

 当然だが、次回の召喚獣探しも同伴するつもりだ。


 久し振りに冒険者ギルドに行くと、とある噂で持ち切りだった。

 その噂とは、辺境の寂れた村々を襲い、女を浚い、それ以外は皆殺しにしている連中が横行しているらしい。


 良い事を聞いた!

 是非、女は俺が頂こう!


 俺は受付嬢マリアンに、襲われた村々の位置をちょっと良い地図で教えて貰った。

 この地図は、マリアンとは特に仲良しだから見せて貰えた。

 ついでに、こいつらを片付けたら食事にと誘った。

 それで、浚われたにしろ、皆殺しにされたにしろ、村には生存者が居ない為に、初動捜査が遅れたみたいだ。


 地図で確認した限りは、多少はバラけているが、方角的には東側に集中している。

 つまり、奴らのアジトも東側となるだろうから、その辺りを洗うと見つかりそうだ。


 早速、リン達と出発して、まだ被害を受けていない村に到着して馬車を預けると行動を開始した。


「どう捜しますか、シン様」

「そうだ、旦那様」

「妾も知りたいのじゃ」

「同じであります!」

「同じくです~」


 多分だが、浚った女性は生かしておかないといけないから、長くても2日以内に中継地点がある場所で、更に、女性という余分な足手まといを連れて行く以上は、モンスターが少ない場所を選ぶ筈だ。

 俺は、魔力察知とかをフルに使い、広範囲で調べてみる。


 ……ヒット!


 大体直進で5Kmってところか。


「可能性が高い場所を見付けたぞ」

「流石はシン様です」


 俺達は、少しでも利益が出る様に急いで移動した。


「当たりだ!」


 気配探知を使うと、目の前の寂れて木のつたに覆われた小さな砦があった。

 これは、戦略的に無用になって放置した奴だな。


「先ずはユーリ」

「はい~、我が君~」

「この砦を囲う頑丈な壁を」

「はい~」


 そして、下手な攻撃では傷も付かない壁が砦を囲う。


「シン様、御命令を!」

「侵入し、全て眠らせろ」

「「「「「イエス、マイロード!」」」」」


 俺が先行して砦に侵入し、後を追うリン達も、自己判断で砦内に散らばった。


「貴様、何も……」

「黙れ」


 向こうの言葉を無視して、接近して腹パン一発入れて睡眠魔法を掛ける。

 それを繰り返していると、20分も掛からずに制圧したみたいだ。


「シン様。砦内の全てを眠らせました」

「二手に分かれて、砦内の拘束した盗賊共と、被害者の女性を中央の広場に集めろ」

「畏まりました、マイロード」


 30分後に、加害者も被害者も中央の広場に集められると被害者に言った。

 ただ、偉そうな奴らは別に置いてある。


「死ななければ、何もしても構わない。

 恨みを晴らしたい人は、どうぞ」


 盗賊共の脅迫、謝罪、悲鳴が阿鼻叫喚の様に砦内に木霊した。


 彼女達の体力が切れた後、俺は中級ポーションを降り掛けて外傷を治療した。


「何故!?」

「此処で死んだら物足りないだろ?

 貴女達が味わった苦痛や悲哀をもっと続けさせないといけないだろ?」

「……そ、そうね」

「……そうよね」

「……その通りだわ!」


 次は女性達のこれからを話さないとな。


「それで、貴女達はどうしますか?」

「「「「「「「……」」」」」」」

「正直、村の再建は不可能に近い」

「「「「「「「……」」」」」」」

「都市セビリアナには、多少の伝手があるから、都市セビリアナで頑張りたいと思っている人は居るか?」


 27人の内、18人が手を上げた。


「分かった。今、手を上げた人達は、俺が責任をもって伝手に話を付けよう」


 俺は、残り9人に聞いたが、周りに怯える事もなく、畑仕事をしながらゆっくり過ごしたいと言ってきた。


「それなら、かなり遠い地に、ゆっくり過ごせる良い所があるが、どうする?

 但し、別れたら二度と帰れない覚悟を決めて欲しい」


 残った9人の意思は固く、9人全員が頷いた。

 この後、砦内を全て調べ尽くし、書類等は勿論の事、椅子とかも全ての物品を回収すると、全員避難させてから、ユーリが張った壁を強化して第8位階魔法「白炎爆裂ホワイトノヴァ」を放ち、全て燃やし尽くし灰塵と化した。

 そして、ユーリの張った壁を解除して消失させ、盗賊共を運ぶ護送用の馬車に詰め込む。

 盗賊共が「ワァーワァー」言っているが、知った事か!

 良く言うだろ?


「悪人に、人権は無い」


 女性達にも馬車を用意して、洗浄クリーンと密かに完全回復パーフェクトヒールを掛けてから馬車に乗って貰い、移動を開始した。


厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ