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……コホン。

かなり古典的なネタを使わせて頂きました。

 

 シンside


 馬車をオーダーで買い魔改造フルチートした。

 王族専用の馬車を完全コピーし、そこから更に改良した。


 ……そして、王宮に間者スパイを潜り込ませるのに成功したから、その間者を動かして設計図を手に入れた。



 陽奈side


「凄い馬車ね」

「揺れないわ……」

「そうだろうそうだろう」


 私達は、シンさんが用意した馬車で、私が使役する召喚獣を探す旅が始まったわ。

 本来なら、こういう個人行動には王宮は顔をしかめるのだけど、王宮が用意した召喚獣は全てダメだった。

 実は、用意された召喚獣の方が器が足りなかったのよね。

 普通は、こんな事は有り得ないらしいけど、私が異世界召喚された召喚士という事で納得したみたい。


 そんな訳で、国から許可を貰いダンジョン攻略から離れる事が出来た訳。

 そして、王宮から使役する召喚獣についての情報も頂いているから、それを参考にして目的地を決めているわ。


 最初の目的地は、風属性の力を持つ「ウィンドウルフ」の稀少種が居ると噂される森と隣接する街「マドグリブ」となった。


「この馬車、幾らしたんですか?」

「それは秘密だ」


 何処かで見た事がある様なポーズを決めているけど、正直ちょっと……


「……そ、そうですか」

「キモっ!」


 ……奈津美も!?


 それにしても、馬車本体もそうだけど、馬車を動かす御者や馬車を引く馬も凄いよね。


 なんとなくだけど、御者のイメージが、年配の男性かお爺さんなんだよね。

 でも、シンさんが連れて来た御者さんは、スーパーモデルみたいな綺麗な女性だったわ。

 しかも、戦闘力もあって、特技が結界術なんて凄いわ!

 彼女なら安心して馬車を任せられる。


 後ね、お馬さんも凄いの!

 日本の戦国時代の漫画か、三国志の漫画でしか見ない様な身体なの!

 しかも、強さなら上から何番目みたいな強い人が乗るお馬さんなのよ!

 擬人化したら、絶対に赤毛で鋭い目つきの肉体美を誇る俺様系イケメンで間違い無しだわ!


 ……コホン。


 そんな、この世界の移動手段としては、最高で最強の馬車を用意したシンさんなんだけど、キサラさんに膝枕して貰い寝ているわ。


 今のシンさんを見ていると、何かを思い出しそうになるけど、思い出せないのよね。

 それに、モヤモヤするし。


 さて、道中にシンさん達から薬草の見つけ方や採取の方法や、モンスターの狩り方や解体と調理法を教えて貰いながら、私達は目的地の街マドグリブに到着したわ。


 因みに、良く聞く盗賊だけど、最後まで襲われる事は無かったわ。


 街に入ると、最初に宿屋探しよ。

 これを最初にやらないと、馬車で一晩過ごす可能性があるからだって。

 そんな訳で、周りの人達の言葉を参考にしながら、良い宿屋を見付ける事が出来たわ。


 次に、冒険者ギルドに向かったのは、勿論、必要な情報を収集する為……なんだけど、何故、こうなっているのよ!


「服と靴以外を全て捨てて消えな」

「断る」


 何か、もの凄く強そうな怖い顔の人達が、シンさんを脅迫しているわ!


「命が惜しくないみたいだな?」

「何故だ? 図体がデカいだけのゴブリンの言う事に従う方が可笑しいだろう?」

「このガキが!」

「あ、悪い。お前に対してゴブリンを引き合いに出したら、ゴブリンの名誉に傷が付くな」


 ゴブリン以下……なんて、凄い暴言だわ。


「……殺す!」

「楽に死ねるとは思うなよ!」

「死ね、ガキ!」


 ああ!

 シンさんが殺されちゃう!

 でも、私も奈津美も怖くて動けないわ!


 ……あれ、リンさんもキサラさんも、シンさんを助けないのかな?


 その疑問は、10秒も有れば理解したわ。

 3人の内、最初の1人は腰の剣を抜いて切り掛かったと思ったら、シンさんは、その腕を掴むと変な形に腕を絡ませたまま投げたわ。

 すると、固くて乾いた何かが折れる音が鳴り響いて、そして、顔が怖い人をそのまま投げて床に叩き付けて気絶させたわ。


 2人目も、剣を抜いて切り掛かったけど、シンさんは、その剣を持つ右腕の手首を握ると「ゴキン!」と鳴って、持っていた剣を落とすと、今度は「バキッ!」って音が鳴り響くと、2人目の右肘が逆に曲がっていた。

 そして、顔にアイアンクローしたまま相手の足を後ろから蹴り上げて後ろに倒して頭を床に叩き付けたわ!


 3人目は、シンさんに殴り掛かって来て、しかも、指を覆う様な形の黒光りする鉄製の何かが拳に握られていた。

 実物を見た事が無いけど、きっとあんなのがメリケンサックとか、言われているのでしょうね。

 そして、その相手の拳を躱しながらの回し蹴りを連打して、相手の右拳をギリギリで躱して右脇で挟んで関節を極めて固定し、残った左拳で殴り掛かったけど、これも躱して左脇で挟んで関節を極めて固定すると、シンさんは左足を後ろに大きく反らし上げると、そのまま振り子みたいに振り、相手のクロスして重なっている両肘を左膝で蹴り上げ、その勢いのままスープレックスしたわ!


「……本当なら、相手の身体を支点にして、相手の頭の上に身体毎倒立して、その勢いを使うんだがな」


 ……兎に角、凄いです!


 そして、何故か、リンさんとキサラさんが、怖い顔の人達の服と靴と冒険者ギルドのギルドカード以外の身に付けている物全てを剥ぎ取りが終わると、受付嬢のカウンターに持っていって買い取りをして貰っているわ。

 シンさんに理由を聞くと、あの怖い顔の人達が言った内容と行動は盗賊と全く同じだから、殺人表明と剣を抜いた時点で、人権を失い盗賊扱いになるそうです。

 ですから、盗賊として討伐し、当然の権利として身包み剥いだみたい。


「シン……さ……ん……」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。


3番目の技が解る人、居るかな?

因みに、元ネタの作品は、作者が作品を考える時に、参考にする基盤の1つです。

ヒント∶神変鬼毒酒

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