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私達2人だけの秘密よ、奈津美

少しの間ですが「陽奈編」が続きます。

 

 ???side


 私の名前は「細木さいき 陽奈ひな」で、中高一貫校の高校1年生のJKよ。

 因みに、永遠の失恋中。

 だって、片恋の相手が、車に轢かれそうになった私を庇って……

 明日にも、告白しようと思った矢先だったから、私も後を追おうとしたけど兄貴に止められて、今も生きている。


 そして今は……


「……つまり、私達は通称ダンジョンと呼ばれる地下迷宮を攻略して、最下層に居るダンジョンマスターという存在を討伐するのが目的ですね?」

「はい」


 私達が聞いている中で、上原先生が第2王女マリアネラ殿下に、確認する意味で質問をしていた。


「何故、私達を召喚したのですか?」

「先ず、私達の最高戦力が最下層に到達する事さえ出来ずに破れさりました。

 そして、召喚した理由ですが、他の世界から次元を越えた時に、様々なスキル……恩恵が与えられるのです。

 この事は、過去に行われた全ての異世界召喚で実際に有った事実です。

 因って、今回も恩恵が与えられている筈です」


 ……まあ、確かに。


 ステータスって言えば、半透明のパネルみたいなのが現れて、自分自身のプロフィールが表示されていたわ。

 名前、性別、種族、職業、能力、称号が表示されていた。

 何故か、腕力とかの身体能力の数値は表示されていなかったのは、創作物と現実リアルの違いかな。

 後、このステータスは、他の人には見えないみたいで、他者に見せる場合は、「ステータスオープン」と言う必要があるみたい。

 まあ、他人のステータスを見ようと強制するのは、かなり恥知らずな事みたいで、相手が誰であっても無理に見せる必要は無いと国王様が言ったから、今の所、誰にも見せていない。


 それ以外の理由でも見せられないけど……


 だって、称号の所に「斎宮いつきみや神薙かんなぎ」なんて、如何にも「重要な立場ですよ~」と大アピールしている称号があるもん。

 こんなの、誰にも見せられないわ!

 見せれて親友の奈津美ぐらいよ。


「……そういう訳で明日から座学と戦闘訓練を受けて頂きます」

「分かりました」

「後、皆様の立場は賓客相当ではありますが、権威や権力は持ち合わせておりませんので、充分にご注意ください」

「分かりました」


 これは、過去に犯罪を犯す人達が実在していたみたいで、それ以降は、国の法律等に違反すれば罰せられる事になったみたい。


 今後の再確認が終わると、マリアネラ王女は退室して、上原先生から改めて私達に説明した。


 私達に課せられた目的であり責任が、問題になっているダンジョンに存在するダンジョンマスターの討伐。

 そして、私達に与えられる待遇が、ダンジョンマスターを討伐するまでの賓客相当の扱いと、討伐後には、子爵級相当の待遇が与えられる事になっている。


 ただ、ダンジョンに侵入し攻略する間は、自己責任で国側は生死の責任を負わないと言われたから、明日から、この世界の知識やダンジョンに付いての知識を学びながらダンジョンマスターを討伐する為の戦闘訓練を受ける事になったわ。


 そういう訳で、自己申告制だけど、自分の職業や能力を公開する事になったけど、戦闘向けなのが男女合わせて18人で、生産向けなのが男女合わせて13人で、どちらでもないのが男女合わせて3人となる。

 因みに、仕分けは、オタク君達の説明のお陰でスムーズに終了したわ。


 そして、「勇者」とか「賢者」とかのゲームではよく聞く職業を持つのが、剣道部所属の神崎正義かんざき まさよし君が「勇者」で、相撲部所属の岸原隆史きしはら たかし君が「聖騎士」で、空手部所属の松井章まつい あきら君が「拳聖」で、生徒会会計の真地倉紗里恵まじくら さりえさんが「大魔導士」で、華道部所属の結弦聖良ゆづる せいらさんが「聖女」で、見事に全員がカースト上位という。

 クラスメイトの反応は「やっぱり!」だけど、何故かオタク君達は、憐れみの表情で見ていた気がするわ。

 気になるから後で聞いて見ようっと。


 因みに私は「神霊召喚士」で、親友の奈津美は「暗黒剣士」だった!

 だから、「細木さんと華泉さんの職業は?」と聞かれた時、思わず私は「下級召喚士」と答えて、奈津美も「剣士」と答えたわ。


「私達2人だけの秘密よ、奈津美」

「わ、分かったわ、陽奈」


 私も奈津美も、兄貴や「」の影響を受けて多少は異世界物の小説を読んでいたから分かる。

 こんな職業は、味方と言えどもクラスメイトにも話せないわ!

 それと、他のクラスメイト達の職業は追々覚える予定よ。


 最後に上原先生の職業は「花細工師」で、女子達が騒いでいたし、上原先生も照れていたけど、またオタク君達の顔色が青くなっていたわ。

 これも、理由を聞かないといけないわね! 


 夕食は、まあまあ美味しかったけど、お風呂には、シャワーが無いのは不満だったわ。

 浴室から出て私と奈津美が自分の部屋に向かう途中に都合良くオタク君達と鉢合わせをしたから、私達は食堂に移動したわ。


「それで、話って何、細木さん」

「ちょっと聞きたい事があるの」

「何を?」

「神崎君達の職業が分かった時の貴方達の表情の理由と、上原先生の職業が『花細工師』と分かった時の表情の理由を教えて」

「まあ、細木さんも華泉さんも僕達にも普通に接してくれていたから話すけど、本人やクラスメイトの皆には内緒だよ」

「分かったわ」

「約束するわ」

「それなら話すよ。実は……」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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