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王女様!?

この回から少し寄り道です。

 

 4日後にモンスター素材専門の衣服店に行き、リゼ達の冒険者用の服を受け取り、試着してみたが良く出来ていた。

 俺は支払いを済ますと、リゼ達からお礼を言われた。


「「「「ありがとうございます!」」」」

「このシルクスパイダーの糸で編んだ服は、下手な鉄製の鎧よりも防御力があるから安心して欲しい」

「ありがとう、シン」

「シン。この紋章みたいなのは?」

「クランのシンボルとなる紋章だ」


 この紋章は「オシ○スの天○竜」をモチーフにしたが、かなり簡略化した。

 それと、石板verじゃないからな!


「格好いい」

「そうか」


 勿論、俺達の分も用意して、リン達もそれぞれが左胸や、背中等に紋章を縫い付けていて、俺は左手甲にしている。


 その後、リゼ達は、シルクスパイダーの糸の服の上から数日前に買った防具を装備してダンジョンへと向かって出発した。


 俺達も少し時間を置いてから、薬草森林からダンジョンに入り、適当に奥まで行くと司令室に転移する。


 すると、司令室のモニターに食い付いているソフィアが居た。


「ソフィア、どうした?」

「シン!」


 ソフィアの反応から何か有ったと思った俺は、ソフィアが視ていたモニターを確かめる。

 モニターには、見覚えのある服を着た黒眼黒髪の少年少女達が居て、ダンモンと戦っていた。


「シン。見た事もない服を着た少年少女達だけど、あの服が何処の国か知っている?」


 まあ、見た事もないから、一般人が着る服ではないと判断する事が出来る。

 そこから、他国の騎士や、そういった一般では無い特殊な組織に仕える存在と、ソフィアは考えた。

 だから、モニターに釘付けだった訳だ。


「……マジかよ」

「シン?」





 ???side


 クラスメイト達は、次の授業の為に全員教室に居て、本鈴のチャイムが鳴ると同時に担任である上原先生がドアを開け教室に入ってきたわ。

 すると、突然、足下に意味が分からない紋様が広がり輝いたと思ったら、私は意識を失った。


 ……そして意識が戻ると、クラスメイト全員と上原先生が居た。


「国王陛下、成功です!」

「うむ」

「魔法陣に追加した自動翻訳等もスキルとしてきちんと付与されております!」


 何か、周りには、中世ヨーロッパぐらいの時代錯誤な格好した人達が騒いでいたけど、それ以上に私達も騒いでいた。


「これは、異世界召喚?」

「マジかよ……」

「異世界召喚って、何!?」

「此処は何処よ!」

「門限を過ぎると、パパやママに怒られるじゃない!」

「恭弥さんが居ない世界なんて……」

「ステータス、オープン!」

「コレって、モ○タリング!?」

「ドッキリなら、カメラは何処?」

「皆、落ち着いて!」


 上原先生が私達を落ち着かせようと声を張り上げたが、それに合わせて声を張り上げた者が居た。


「静粛に! 国王陛下の御前である!」

「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」


 仰々(ぎょうぎょう)しい重厚な服を着た男性の声が響き渡り静かになった。


「余はシャイニングランド国国王である!」

「余の国、いや、この大陸に生きる全ての者達の生死に関わる重大事であるが故に禁忌の術『異世界召喚』を実行した。

 この異世界召喚により召喚された君達を元の世界に戻す事は出来ない」


 勿論、いきなり訳の分からない状態で、元の世界に帰れないと言われて黙っている私達じゃなかったけど、周りの騎士団?みたいな人達から槍の切っ先を突き付けられて黙るしかなかった。

 静かになると、槍を引っ込め、騎士団?らしき人達は後ろに下がった。


「何も知らず、家族を含め、君達が関わる人達や、本来の未来を全て失わせ召喚して申し訳ないと思っている。

 しかし、余もまた一国を預かる者として、国や国で暮す民を守る義務がある。

 どうか、余の国を、いや、大陸に生きる全ての者達を救って欲しい」

「私からもお願いします!」

「貴女は?」


 上原先生が聞いた。


「私は、この国の第2王女のマリアネラ=トエナ=シャイニングランド」

「王女様!?」

「王女キター!」

「凄い美人!」

「本物のお姫様!?」

「……負けた」


 まさか、お姫様が居るなんて!

 まあ、国王とかも居るから有りか。

 それに、周りの皆も好き勝手に言っているけど、一部同意。

 何処とは言わないけど……


 そして、この後は、王女様が話し始めて、一通りの説明が終わったという事で、私達は所謂いわゆる客室に案内された。


「どう思う陽奈ひな?」

「多分、本物だと思うわ奈津美」






 ???side


「だ、誰か助けてー!」

「助けなんざ、来る訳ないだろ」

「お父さん! お母さん!」

「お兄ちゃーん!」

「ニー……逃げ……」

「死ね」

「がっ……」

「ルフお兄ちゃー……」

「うるせぇ!」

「あが……」

「女は殺すなと言ったろうが!」

「済まねぇ、親分」

「拘束した女は馬車に入れろ。それ以外は皆殺しだ」

「へい、親分!」


 2時間後……


「……終わったな?」

「へい、親分」

「それなら、引き上げるぞ」

「「「「へい」」」」


厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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