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数でも質でも、国家存亡の危機だったな

既に見えない何かで、個別に拘束するのも簡単みたいです。


後書きにお知らせがあります。

 


「喰らえ! 竜滅閃光覇ドラゴンノヴァ!」


 休憩が終わると俺達は更に進み、大集落が視認出来る所まで近付くと、俺だけ前に進み、向こうに気付かせた。

 そして、充分に引きつけてから、広範囲殲滅魔法である「竜滅閃光覇ドラゴンノヴァ」を撃ち放った。


「通常のゴブリンは……200って所か」

「行くわよ!」

「ゴブリンと言えども、200匹という数字は充分に脅威だ。 気を付けろよ!」

「分かったわ」

「分かりました」

ってやるわよ! 糞上司ぃ!」

「メグ……?」


 ……メグは、元OLだったな。 


 殺気アレは、無理なノルマを課す糞上司を思い出したのが原因だろう。


「ほら、メグ。 ひっひっふー」

「……ソレ、違うわよ」

「そうよ、シン」

「そうか。 分かっているだろうが、メグは遠距離型の奴らを狙えよ」

「勿論よ」


 さて、ジェネラル以上は1匹ずつ残して、後はレイナ達のサポートをするか。



 ……約1時間後、レイナ達は普通のゴブリンやボブゴブリンに、ファイターゴブリン等の進化種を討伐して、残りはジェネラル以上の上位種だけとなった。


「セレス! メグ! 行くわよー!」

「頑張ります!」

「ええ!」


 レイナ達を迎え撃つはゴブリンジェネラルだ。


「GaAAAーーー!」

「メグ!」

氷矢アイスアロー

「GaAAAAーーー!」

「セレス!」

「やぁーーー!」

「GiAAAAーーー!」

「今!」

「Ga……」


 メグの氷矢アイスアローが、ゴブリンジェネラルの右膝を撃ち抜き機動力を奪って体勢が崩れた瞬間に、セレスの大剣がゴブリンジェネラルの右腕を切り落とし、ゴブリンジェネラルの意識が完全に右腕に集中した隙を突き、レイナはゴブリンジェネラルの背後から首を切った。


「勝ったわ!」

「やりました!」

「やったわ!」


 ゴブリンジェネラルは俺の「倉庫」に仕舞い、レイナ達は休憩無しで、ゴブリンキングと相対した。

 連戦だが、疲れを見せる事もなく、約20分後にゴブリンキングも討伐する事が出来たが、最後に現れたゴブリンエンペラーは無理と察したレイナは……


「まだ無理! シン、お願い!」

「分かった……よ!」

「Ga……」

「終わったよ」

「「「……!?」」」


 レイナにお願いされ、返事を返した瞬間に、瞬天殺でゴブリンエンペラーの首を斬った。

 そして、俺の「倉庫」に仕舞う。


「「「……シンは化け物!」」」

「おい!」


 ……しまった!


 レイナ達に、俺の戦う姿を魅せるターンだったのに、瞬殺してしまった!


「……」

「どうした、レイナ」

「……なんでもない」

「そうか。 悩み事なら、相談に乗るぞ」

「分かったわ。 その時はお願いね」

「おう!」


 討ち漏らしが無い事を確認した俺達は、囚われた人が居ないかを確認して、居なかったから大集落をゴブリンの死骸ごと火炎竜巻で焼却し、土魔法で起伏溢れる場所にした。


 ……討伐証明なんて、ゴブリンエンペラーの死骸だけで充分だしな。


 少し離れた場所で軽く休憩すると、馬車の所に戻ったら、盗賊共が群がっていたから狩った。


「……合計で、金貨2枚に、大銀貨4枚に銀貨9枚になります」

「どうも」


 俺達は盗賊共を狩った後、首と装備品を回収して、残りは焼却してアジトを殲滅した。

 アジトでも同じ様に首と装備品は回収して、残りは焼却してアジトは土魔法で崩壊させた。


 そして王都に戻り、冒険者ギルドで換金して王城に向かった。


「ゴブリンエンペラーまで居たぞ」

「「「何だと!?」」」


 討伐報告を国王と宰相とカーライザスに伝えると、それなりに驚いていた。


「そのゴブリンエンペラーは?」

「持ち帰ったが、買い取りしてくれるか?」

「勿論だ」


 流石に普通のゴブリンを、王家が買う訳が無いが、それがキングやエンペラーなら話は別だ。


 王城内の騎士達の鍛練場にゴブリンキング2匹、エンペラー1匹、クィーン2匹を「倉庫」から取り出す。


「まだ、レイナ達は、ジェネラルを複数相手にするのは無理だろ?」

「……ええ。 でも! 直ぐに出来る様になるわ!」

「同感!」

「私もよ!」


 一方、国王達は……


「数でも質でも、国家存亡の危機だったな」

「……はい」

「……そうですね」


 討伐したモンスターを適正価格で買い取って貰い、メイドの案内で王城内を移動中に女性文官に声を掛けられた。


「シンさん!」

「……え~と?」

「ヒマリです! アカリの姉の!」

「あ、ああ! 久し振りだな」

「アカリが淋しがっています」

「それなら……」

「幾ら私達は王都に住んでいるとはいえ、平民の娘がアールスバイド大公様が住む屋敷に行けると思っているのですか!」

「……」

「そうよねぇ」

「そうだよねぇ」

「私だって皇居に来いと言われたら……」

「……分かった。 この後、行くから」

「分かりました。 アカリと母を、よろしくお願いしますね」

「ああ」


 レイナ達を見れば頷いていた。


 俺は馬車に到着するまでに、レイナ達に説明した。

 そして、俺達は一旦アールスバイド大公の屋敷に行き、馬車を置いて徒歩で向かった。


「馬車で行ったら、悪目立ちするだろうからな」

「確かにそうね」


 そんな訳で、徒歩でアカリの家に到着すると、扉を軽くノックする。


「……は~い」


 家の中から元気な少女の声が聞こえた。


「どなたですか?」


 まだ扉は開いていない。


「俺だ」

「だから、誰ですか?」

「だから、俺だ」

「……オレオレ詐欺」


 ……うっさいわっ、メグ!


「んん! 俺だ、シンだ」

「シンさん!」


 一気に扉が開いた。


「久し振りだな、アカリ」

「久し振りです、シンさん……後ろの方々は?」

「俺の冒険者仲間だ」

「初めまして。 レイナよ」

「初めまして。 セレスです」

「初めまして。 私はメグ」

「は、初めまして。 アカリです。

 それで、今日はどうして……」

「今日、王城に行って用事を済まして帰る時にお姉さんに会ってな。

 アカリが淋しがっているから、会ってこいと言われて会いたくなったから来た。

 今、大丈夫か?」

「だ、大丈夫です。 狭い家ですが、どうぞ」


 テーブルの上にお茶を出してくれているが、予備の椅子まで出して貰い俺達は座っているが、アカリの分が足りない。

 そこで、俺はアカリを呼び寄せ、俺の膝の上に座らせた。


「シンさん!?」






厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。


ストックが切れました。

続きが気になる皆様、申し訳ありません!

続編は、ある程度貯まってから再開します。

少しお待ちください。


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