私に、貴女の意思を示しなさい
歴史は繰り返される。
奴隷達も参加した「話し合い」が終わった。
「シン、決まったわ」
「そうか。 何処に行くんだ?」
「ハンリゼン国よ」
ハンリゼン国は、都市イクスリアから見て、南西の方角に存在する国で建国230年の国だ。
ホント、そういう周期だったのか、周辺国が革命とか自然災害とかモンスター災害で滅んでいったんだよな。
因みに、俺が魔王になってからは、少なくとも転生魔王達はダンジョンからのスタンピードを発生させていない。
俺が考えた「ダンジョンのエリアボスを倒せば、魔王にダメージを与える」というデマを転生魔王達が採用したからだ。
後、1階層を「弱者救済の薬草の林」も転生魔王達は採用した。
そして、この2つのアイデア料として20年に1人、各支配領域から「自殺か娼婦」かの2択な貴族令嬢で、14歳から22歳までの魅力的な女性が贈られる事になっている。
勿論、姉妹が居て、本人が居なくなれば同じ「自殺か娼婦」となる運命なら引き取る事になっている。
……大抵の我が儘が通り、何でも手に入る立場になると、最後は「人」になるんだよな。
流石に、屑貴族がする「気に入った。 私の側室になれ」みたいに、通りすがりの女性を拉致する気は無いから、オーバー○ードの「ツ○レ」みたいな女性を作る気は無いよ。
まあ、ダンジョン内では「死」か「娼婦」かを選択させるけどな。
その女性が誇りある「死」を選べば、救けて色々と手を貸すし助ける。
場合に因っては、手を付けずに解放する事もある。
そして「娼婦」を選べば、気に入ったから救けたんだから、美味しく頂く。
何故、そんなモノローグをしたかというと、今日が、その贈られる日だからだ。
そんな訳で、レイナ達を喫茶店に誘い、そのまま宿泊を勧めた。
レイナ達と夕食を済ませて解散すると、俺は風呂に入り、リフォームしながら300年変わらず使っている俺の寝室に入ると、準備が終わっている美少女が居た。
「あ……」
「初めまして。 君の主となるシンだ」
「は、初めまして。 今日より、貴方様の奴隷になる『ランレリア』です」
「ランレリア。 早速だけど、魔法誓約書を交わそうか」
「……はい」
俺は「倉庫」から事前に準備していた魔法誓約書を出すと、ランレリアの前に置く。
「この魔法誓約書に名前を記入して」
「はい」
ランレリアは、素直に目の前の魔法誓約書に自身の名前を記入した。
俺は、不備が無いかを確認すると魔法誓約書を「倉庫」に仕舞う。
「これで、君は俺の奴隷同然になった」
「はい。 まだ男を知らぬ身なれど、精一杯のご奉仕をさせて頂きます」
約1時間後、ゆっくり時間を掛けて反応を楽しんでから、俺は始めた。
「では、頂くとしよう」
「どうそ。 私の初華をご賞味ください」
「ああ」
「あ……痛……あぁあああーーー!」
「確かに頂いたよ」
約20分後
「さて。 ランレリアの、もう1つの『初』を頂くとしよう」
「どうぞ! 私の初めてを捧げます!」
「では頂く……」
「あ……イク……ぁあああーーー!」
「確かに頂いた。 次は後ろだ」
「え!? ……そこは汚……あ……」
……約2時間後
ランレリアとの睦言代わりに、これまでの人生を話して貰った。
話してくれた内容は、救いの手が無かった悪役令嬢に転生した女性だった。
要するに、卒業式のダンスパーティで第3王子に婚約破棄され、更に冤罪を被され、家族は連座で処刑された。
最後に、処刑された家族の「首」を見ながらのギロチンって時に、転生魔王のレジャンが救けたみたいだ。
ギロチンによる処刑を知らされた夜に、地下の牢屋にレジャンが来て、問うた。
「このまま死を受け入れるか、醜く生に獅噛み付くか、決めなさい」
「……」
「どうするの?」
「……ぃきたい」
「もっと大きく」
「……生きたい!」
「……分かったわ。 ギロチンの台座に貴女の首が置かれた時に、もう一度、意思確認するわ。
私に、貴女の意思を示しなさい」
「はい!」
そして、ギロチンの台座に首が置かれた時に叫んだ。
「私は罪を犯していない! 死にたくない!」
……ってな。
彼女の意思確認をした魔王レジャンは、直ぐに処刑人と国王を殺して、第3王子の竿を切って踏み潰し、新たに第3王子と婚約した男爵令嬢の下腹部を火魔法で撃ち抜いたらしい。
……ざまぁ!
救けられたランレリアは、魔王レジャンから俺の専属娼婦になる事を聞かされ、それを承諾した……という訳だ。
「私はこれからどうなるのでしょうか?
救けられた代償として、シン様の専属娼婦になる事は承諾しましたが……」
「そんなに気負う事はない」
俺は説明した。
基本的には、この敷地内から勝手に出ない。
敷地内に、許可なく人を招き入れない。
敷地から出たい場合は、メイド長に許可を得て護衛同伴を承諾する事。
貴族令嬢な毎日を送っても良いし、喫茶店で働くのも自由だと。
勿論、喫茶店で働けば賃金が発生して、給与として支給されるし、そのお金は本人の自由にして良い事。
ただ、喫茶店で働く場合は、正式に奴隷契約を交わす必要がある事を伝えた。
「……よろしいのですか?」
「何が?」
「そこまでの自由を認めて」
厳しくも温かいメッセージを待っています!
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……間に合わないかも?




