……後継者は次男だな
久し振りに、ちょっと過激に書きました。
そして、夕食の場で……
「初めまして。 メーグリム侯爵が三女のアイリーンです」
「どうですかな?」
「魅力的な令嬢ですが、返答はまだ出来ません」
「それは分かっていますが、良い返事を期待していますぞ」
夕食中は、お互いに差し障りの無い会話が終始続いていたが、そろそろ解散って時にメーグリム侯爵は動いた。
「……おっと、忘れる所でした。 我が領地で試験的に酒造を始めましてな。
その中で良い出来になった1本をお待ちしたので、是非、感想を聞かせて頂きたい」
「分かりました」
そうカーライザスが答えると、メーグリム侯爵の真後ろに控えていたメーグリム侯爵の者が持っていたワイン瓶を、給仕係に渡す。
……単品で用意したという事は、遅効性で摂取量で効果が出るタイプか?
渡されたワイン瓶の封を開け、給仕係が極少量を毒味をする。
「……問題ありません」
「良かった。 どうぞ、ご賞味ぐだされ」
「それでは頂きます」
「「……」」
「お味は如何でしたかな?」
「……美味しいですね」
「今日、最も重要な仕事が無事に終了して良かった」
「それでは、私は失礼します」
カーライザスは食道から出ると、メイド長に全状態異常回復を掛けられて媚薬系の毒を解毒する。
「助かったよ」
「いえ、仕事ですので」
「これで、実行と証拠を押さえたな」
「はい」
そして、俺はコ○ンや金○一みたいに、通路の影から姿を現す。
「どうだ、媚薬の味は?」
「……思っていた以上にキツいですね」
「そりゃあ、危なかったな」
「ええ。 服用して直ぐでアレですから」
「資料は?」
「此方です、マイロード」
俺は、メーグリム侯爵家に関する資料を見る。
「……後継者は次男だな」
「分かりました」
「後は、俺の方でやっておくから、適当に塗り替えておいてくれ」
「やっておきます」
夜9時を越え、アイリーンは気弱な若いメイドを買収して、カーライザスの寝室に向かっていた。
……外見は、痴女だな。
そして、演技中のダンモンは言った。
「この部屋です」
「ご苦労さま」
そう言って、アイリーンはメイドに金貨1枚を渡す。
「上手くいけば、取り立ててあげるからね」
「……はい」
メイドは、そう答えると去っていった。
「カーライザス様。 貴方の女アイリーンが、貴方の下に行きます」
アイリーンは、静に扉を開けると、キングサイズのベッドに1人の男が寝ていた。
「カーライザス様……」
アイリーンは、足音を立てぬ様に歩き、ベッドに側に到着すると、慎重に掛け布団を上げ中に潜り込み、寝ている男性に後ろから抱き着き囁く。
「カーライザス様、お慕いしております。
今宵、私を貴方の女にしてください」
……ベッドに寝ている男は分かるよな?
「良いだろう。 俺がお前を女にしてやる」
「……ひ!? だ、誰よ!?」
「俺か? 俺はカーライザスだ」
「う、ウソよ! 聞いていた容姿とは違うわ!」
「容姿など、どうでも良いだろう。
同じベッドに居る男と女なのだからな」
「嫌よ! 触らないで!」
「何を言っている? お前の方から誘ってきたのだから、男は応える義務が有る」
「む、胸を揉まない……でよ」
「言葉では拒絶しているが、身体はそうでも無いみたいだな」
「……う、ウソよ」
「ウソじゃない。 こんなにも熱く溢れている」
「ち、違……う。 私は……」
はい。 向こうが違法の媚薬を使ってきたので、俺も媚薬香を使った。
そんな訳で……
「……どうした? その開いた熱い華を鎮めたいのだろう?
それなら、お前の口から出る言葉は分かっている筈だよな?」
「……」
「時間が経てば経つ程、指では鎮まらんぞ」
「……く。 ハァハァ……んく」
「言っておくが、時間を稼げれば助けが来るとは思わん事だな。
何故なら、此処はアールスバイド大公の屋敷なのだからな」
「……」
リズミカルに水音が断続的に聞こえて来るが、その音が大きくなるに連れて、アイリーンの顔が赤くなり歪む。
「諦めるんだな。 お前達はアールスバイド大公に媚薬という毒を盛った。
この国の国王でさえ刃向かえない、アールスバイド大公にな」
「……」
……堕ちたかな?
「……ぃ……れて」
「ん?」
「……ぃれてください」
「聞こえんなぁ」
「貴方の熱く硬いそれを、私の此処に入れてください!」
「まあ、良いだろう……よ!」
「あ!」
「確かに頂いたぞ、お前の『初蕾』を!」
「あ、あ、あ、あ……んぐ!」
「そして、唇もな!」
充分に言葉でも貶めながら、最後の一撃を放つ。
「来たぞ……う!」
「……嫌! 中は出さな……あ、あぁあああーーー!」
「……これで、お前の全ては頂いたぞ」
「……」
この後、前5ラウンド、後3ラウンドを熟すと、アイリーンは堕ちた。
因みに、俺が今回使った部屋は、こういう時用の部屋で、歴代の当主が使っている寝室とは違う場所の部屋である事を言っておこう。
そして、メーグリム侯爵は、数百年変わらず存在するダンジョンの「あの牢屋」に送られ、同行した従者達やメイド達は、白なら適当な嘘を伝えて紹介状を渡し、黒な野郎はダンジョンの牢屋行きで、女は俺の「玩具」行きとなった。
13日後、形式的には正式な手順を踏んでメーグリム侯爵家は、次男が当主となり、長男はアイリーンが誰かのベッドに潜り込んだ頃に、不慮の事故に遭い亡くなった。
黒なメイド達は、誰もが中身の無い上辺だけの傲慢な性格のお陰で、俺は楽しく遊べた。
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ストックがヤバいから、隔月投稿にしようかと考えていたけど、この追い風……どうしよう?




