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メイド隊、Go!

新キャラ登場です!

 


 ついでに言うと、身長と胸部以外から受ける印象は、YシャツとGパンに腰まで届く黒髪ストレートから、何処かのヒロインに「オネニーサマ」と呼ばれる女性をイメージさせる。


「とりあえず、君の言葉を信じる」

「……」

「それと、神獣召喚士ヒナと同じ出身なら、キリュウが家名で、メグミが名前だな?」

「あ、はい!」

「それなら、今後の君の名前は『メグ』だ」

「何故ですか?」

「神獣召喚士ヒナと同じ出身だとクズ権力者に知られたら、昼は観賞用の籠の中の小鳥にされ、夜は貴族のヒヒじじいの相手をする事になるぞ」


 そう言うと、彼女は一気に顔色が青褪め、全身に鳥肌が立ったみたいだ。


「私の名前はメグです!」

「それで良い。 こうやって出会ったのも何かの縁だから、最低でも独り立ちが出来るまでは面倒をみよう」

「ありがとうございます!」

「レイナやセレスは、何か言いたい事が有るか?」


 とりあえず、2人にも話を振ってみた。


「……そうね。 見た限り、聞いた限りは悪いには見えないわね」

「同感ですね」

「後、誰かの庇護下に入るのなら、シンが良いわよ」

「……彼に、ですか?」

「ええ」

「何故ですか?」

「私達も冒険者なんだけど、シンの戦闘は規格外な化け物級だし、頭も回るし、甲斐性は有るし、かなり太い伝手も有るのよ」

「……でも」


 そう言いながら、メグは、俺とレイナとセレスを交互に見る。


「あ、ああ! 大丈夫よ」

「うん。 大丈夫だよ」

「私達、一緒に冒険をしているけど、別にシンの『女』じゃないわ」

「そうだよ。 シンは偶然を喜ぶ程度はスケベだけど、私達に手を出してこないの」

「おい!」


 なんて事を言うんだ、セレスは!


「そういう事だし、きちんと私達の気持ちも汲んでくれるわ」

「勿論、今直ぐに決めろとは言わないけど考えてみてね」

「分かり……ました」


 話が纏まり、俺達はオークを全て俺の「倉庫」に仕舞う。


「アイテムボックス!?」


 ……俺からの秘密の説明が楽になりそうだな。


 俺達はメグを連れて馬車に戻り、都市イクスリアを目指した。


「……分かった?」

「はい! これでお金関係は大丈夫です!」


 今、馬車の中では、時間を有効に使わう為にレイナとセレスが、メグに、この世界の一般常識を教えている。


「……王都!?」

「違うわよ」

「そうだよ」

「規模が王都と同等になっているが、あれが都市イクスリアだ」


 都市イクスリアに到着した俺達は、順番待ちを回避する為に貴族用の門から入り、領主館に向かった。


「外観も凄いけど、中も凄いわね!」

「まあな」


 メグが馬車の中で「お上りさん」をしていると、領主館に到着した。

 とりあえず、メグの疲労を癒す為に風呂に直行して貰った。


「メイド隊、Go!」

「「「「「御意」」」」」

「え!? ちょっと! 待ってよーーー……」


 ドップラー現象を起こしながら、メグはメイド隊に拉致られ風呂場に直行した。


「レイナとセレスも楽にしていてくれ。

 俺はカーライザスに報告してくる」

「分かったわ」

「わ、分かりました」


 控えていたメイドに指示を出す。


「この2人を客室に案内してくれ」

「畏まりました」


 2人とメイドにそう言って、俺はカーライザスが居る執務室に向かった。

 因みに、セレスはレイナから聞いていたから、心構えは出来ていたみたいだ。


 ……俺は扉をノックする。


「どうぞ」

「今、帰った」

「お帰りなさい。 此処に来たって事は問題でも?」

「ああ。 創造神様さえ予測不可能なイレギュラーが発生してな」

「不穏な言い方ですね。 何が有ったのです?」

「ひーちゃん……神獣召喚士ヒナと同じ出身から異世界転移した少女を拾った」

「……異世界転移!? しかも、あの神獣召喚士ヒナと同じ出身!?」

「ああ」

「私は、何をすれば良いですか?」

「アールスバイド大公として保護し、主に貴族共から彼女を守ってくれ」

「分かりました」



 メグside


「ん~、良い湯加減!」


 ……はあ。

 どうしようか?

 私が召喚される筈だった世界とは違う次元の世界みたいだし……

 まあ、女神様から貰ったチートは、この世界でも通用するから良いけど。

 それと、まさか、身体が若返っているなんて思ってもいなかった。

 あぁ~! さようなら、私の「K」なお胸様!


 ……本来の召喚される筈だった世界だと、巻き込まれなのは分かっていたから、即王宮から離脱して自活するつもりだったわ。

 その為に、あの空間で一般常識を直接頭に入れて貰ったんだしね。

 そして、レイナ達から教えて貰った「この世界」の一般常識と、あまり誤差が無いみたい。

 それに、この世界なら王宮とのしがらみも無いから、あっちよりも自由なのよね。


「湯加減は如何でしょうか?」

「だ、大丈夫です。 ちょうど良い湯加減です」

「何か、ご希望が有りましたら仰ってください」

「分かりました」


 貴族令嬢に転生しないと、される事は無いと思っていた「全身他人任せ」を、体験するなんて思ってもいなかったわ。

 それと、メイドさん達にお願いして確認したけど、身体には妙な痣とかは無かったみたいで安心したわ。

 偶に有るのよね、異世界召喚系で身体に「痣」みたいなのが出来る「物語」がね。

 魔王と戦う宿命を表す「痣」とか、その魔王を体内に封印している証拠となる「痣」とか……ね。


「……シンさんかぁ」


 不思議な雰囲気を持った男性ひとだったなぁ。

 それに異世界系ラノベに有りがちな「夜」有りのハーレムじゃないみたいだし。

 私もオタクの端くれだから、貴族用の門を使える意味は分かっているつもりよ。

 シンさんは貴族では無いみたいだけど、それなのに利用出来る時点で、それ相応の立場なのは明白。


 本来の「召喚した世界」なら、女神様に教えて貰った「知識と常識」で、いきなりでも自活出来たけど、この「世界」だとそれは無理。

 つまり、異世界系ラノベの主人公と同じで試行錯誤しながら生活をしないといけない。

 勿論、貰ったチートを使えば「召抱え」は可能だろうけど、そうなるとシンさんが言った「籠の中の小鳥」にされてしまう。


 ……ヒヒ爺の、夜の相手なんて嫌よ!


 そうなると、レイナさんの推薦通りに自活出来るまでは、少なくともシンさんの庇護下に入っている方が良いかな?

 冒険者も、異世界系ラノベと殆ど同じみたいだし。


「シンさんに、しばらくお世話になろう!」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

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