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ああ。俺が孤児院を買った

異世界系ラノベに出現するシ○ター。

貴方は、可愛い系派?

それとも綺麗系派?

 

 領主館の正面玄関で感動の再会を果たしたソフィアとセラリア王女が抱き合っていた。

 その後は、中に入り、セラリア王女の私室で語り合った。

 その間に、俺は奴隷3人を喫茶店に連れて行って3人の奴隷の世話と教育を丸投げした。


 以前、非公式ファンクラブを潰した事で、集団は居なくなったが、個人は残っている中で、皆が甘い笑顔を俺に送るものだから、「殺意だけで人を殺せたら……」な視線を受けている。


 ……あれだけ、女の子向けの内装にしたのに凄いな。


 屋敷に入り、非番で休んでいる奴隷達と楽しい時間をベッドで過ごした後、ソフィアを迎えに行った。


 それからは屋敷に居て、昼間はソフィアはセラリア王女と過ごして、俺は非番の奴隷達とベッドで楽しんだり、都市周辺の盗賊共を狩ったりした。

 後、孤児院を覗いてみると、以前よりも全てが良くなっていた。

 建物の傷んでいる部分が改修されていたり、孤児の顔色や着ている服が良くなっていたりした。


 まあ、冒険者ギルドに持っていけば持っていく分だけ金になるからな、薬草は。


 後、ラノベみたいに大量に持って行っても、余る事が無いんだよな、現実リアルは。

 ポーションが出来ると直ぐに、冒険者や王国の騎士団とかが、買っていくから。


「何か、ご用でしょうか?」


 ちょっと見過ぎたみたいで、孤児院の美人シスターに職質を受けた。


「いや、子供達が元気だな、と」

「……そうですね。以前から領主様から寄付を頂いていました。

 ですが、それでも運営は苦しく、ダンジョンで薬草を採取出来る様になって、かなり楽になりました」

「それは良かったですね」

「はい」


 今度、薬草森林に果物が成る木や野菜を設置しようかなぁ。

 因みに、レアな薬草が出現するが、場所は全くのランダムにしてある。

 これは、場所取り等の醜い争いを避ける為でもある。


 翌日、また孤児院に行ってみると、言い争う声が聞こえた。


「その話はお断りした筈です!」

「そんな事言わずにさぁ」

「何を言われようとも、私共の答えは同じです!」

「……折角の良い話なんだけどなぁ」

「あんまり頑固だと、もしかしたら、孤児院の子供達が怪我するかもしれないなぁ」

「貴方達、まさか!?」

「いや、あくまで、孤児院の子供達を心配している話だよ」

「……帰ってください」

「分かった。今日は帰るが、明日には良い返事が貰えそうだ」

「……」


 多分、良くて地上げ屋で、悪くて人身売買組織だな。


「何が有った?」

「貴方は昨日の」


 俺と美人シスターは場所を移動して、応接室で話を聞いた。

 勿論、俺が敷地内に入ると、孤児院に残っている子供達に「遊ぼう!」と絡まれた。


「話して頂ければ、もしかしたら力になれるかもしれません」

「ありがとうございます。実は……」


 まあ、よくある地上げだった。

 孤児院を建てた当時は、場末だったのだが、現在までに町から都市になる事で、孤児院の場所が場末から一等地に近い場所になってしまった。

 その結果、地上げ屋から目を付けられて、今日、孤児院の子供達を危険に晒すという脅迫を受けた訳だ。

 別に、正式な交渉なら話を聞き、検討する価値もあったが、地上げ屋が出す孤児院の場所は、場末どころか、鍛冶屋等が集まる場所で、環境が良くない場所だった。


「……と、いう訳です」

「その話、領主に言いましたか?」

「担当の方には伝えています」


 ……あ~。


 場合に因っては、補佐する貴族が代わるだろうなぁ。

 大抵は、こういう事は、補佐を任せている貴族が運営資金を横領したり、地上げ屋と癒着しているんだよなぁ。


 流石に、セラリア王女も直ぐに動けないだろうから、一時的に俺が保護するか。


 そうと決めたら、早速行動開始だ。


「院長に会わせて頂けますか?」

「はい」


 俺は、院長に会い、俺の考えを話した。

 勿論、話を信じて貰う為に、とりあえず白金貨100枚を見せた。

 そして、俺を信じてくれた院長と、土地と孤児院の諸々の権利に関わる契約を交わして、この孤児院は書類上は俺の所有となった。

 後、セラリア王女にも報告をした。


 翌日……


 俺は朝から孤児院に居た。

 地上げ屋を待っている間は、居残り組の子供達と遊んでいた。

 勿論、ダメなら諦めるが、下心的には、子供達と仲良く遊ぶ事で美人シスターの好感度を上げて、今後の展開で美人シスターと背徳な……を狙っている。


 ……来た!


 美人シスターに目線を送ると気付いた美人シスターは子供達を建物の中に誘導して、終わった頃に、地上げ屋は孤児院前に到着した。


「さて、話を聞いてくれる気になったか?」

「いいえ」

「孤児院の子供達が怪我をするかもしれないぞ?」

「申し訳ありませんが、既に私達には、決断する権限はありません」

「……どういう事だ?」


 地上げ屋は、表情を変え、凄んできた。


「昨日、この孤児院は、土地や権利を含め全て売却したので、そちらの話に応じる事が出来ません」

「デタラメを言ってんじゃねえぞ!」

「事実です」

「……本気か?」

「何度も言いますが、事実です」

「……そうか。買った奴は誰だ?」

「俺だ」


 満を持して登場する俺!


「お前みたいなガキがか?」

「ああ。俺が孤児院を買った」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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