先ず、シンは最初から除外して
気分的には、孫○飯の学園編?
……反対する者は誰も居なかった。
「決定ね!」
勇者であるアリナも反対などしないのは、それは、勇者の目標が「魔王討伐」だからだ。
アリナがチームを組んだ以上は、そのチームでダンジョンに挑み攻略して、魔王を討伐をする為に行動をしなければならない。
そして、11階層に到着する。
暫くは、まだ続く洞窟型で、此処からは少しずつ殺意が有る罠が出てくる。
10階層までは、落とし穴に掛かったとしても中身は何も無いが、11階層からは、中身が毒液で満たされたり、竹槍や鋼鉄の剣山だったり、服だけ溶かして食うスライムが満たされていたりする。
まあ、浅い階層だと毒液と言ってもドラ○エで言ったら1時間放置してHPが3減少するぐらいかな。
ダンジョン攻略は、順当といえば順当に進んでいるが、それはダンマスである俺が居るからじゃなく、勇者アリナが居るからだ。
現地産の勇者にはダンジョンモンスターに対して多少の特効を持っている。
大体2割から3割増しに攻撃力が上がっている。
そういう訳で、勇者アリナのお陰で順当に進んでいる訳だ。
因みに、俺のダンジョンに於いては、獣人族かエルフ族を1人は仲間に居るのが常識になっている。
それは勿論、より良い宝箱を発見する為で、都市イクスリアには他と比べて獣人族の数が多い。
ちょっと……いや、かなり遠いが、獣人族の国があるから、そこから獣人族が来ている。
因みに、日本とガンダーラぐらいの距離で、獣人族からみたら、それ程長い距離じゃないらしい。
エルフ族は、あの時から森で暮らしていて、3ヶ月に一度冒険者希望のエルフ達が来て交流会を開き、双方が合意すれば……になる。
そして、俺のダンジョンは脳筋だけでは先に進めなくなり、魔術士が必須になるのも常識な為に、エビジキルの魔法学園には冒険科が最初から設立されていて、冒険者としての魔術士を育成している。
そして、リーゼやシアは、エビジキルの魔法学園出身だ。
探索して3時間が経過して、セーフティゾーンが有った為、そこで休憩する事にした。
「……ふう。 流石に疲れたわ」
「そうだね」
「11階層のオークジェネラルに、12階層のゴブリンキングも、このメンバーだと楽勝だったわね」
「まあ、1人だけサボっていたけどね」
「文句言われているぞ、ラギ」
「違う! 文句を言われているのはシンだ!」
「……俺?」
「何をとぼけているの?」
「いや、シア。 俺はきちんと後衛としての役割を熟しただろ?」
「確かに役割は熟していたわよ。
でも、片手間だったのは戦いながらも見てたんだからね!」
「マナまで!?」
「まあまあ」
「クルト!」
「シンがチーム内で最強なのは事実なんだから、シンが真面目に動き始めたら、命の危険がある時だ」
「……確かにそうね」
「そうだな」
「だから、動かない内はまだ大丈夫な証拠だよ」
「……そうね」
「そういう事だから、見極めをしっかりね」
「クルト、任せろ!」
この後も、軽く雑談をしながら休憩をして再び攻略を再開した。
そして……
「オークキングよ!」
「前衛組が相手をしている間に、後衛組は足を潰して!」
「「分かった」」
約8分後……
「Pugiー!」
「良し! 右膝を潰したぞ」
「次は右腕を潰して!」
「「分かった!」」
約7分後……
「Pugiiiーーー!」
「やったわ!」
「右腕を潰したぞ!」
「前衛組、一気にいくわよ!」
「攻撃は、ボクに任せて!」
「クルト、よろしく!」
「私とマナとラギで攻めるわよ!」
「後衛組は、オークキングの注意を逸らして」
約3分後……
「Pu…giーーー……」
「……勝ったわ!」
無事、マナ達はオークキングを倒す事が出来た。
「流石に13階層のオークキングは楽勝とはいかなかったわね」
「そうだな」
「宝箱が出たわよ!」
「中身はどうかなぁ~?」
宝箱を開けると中から「聖銀鋼」が入っていた。
「当たりだわ!」
「やったな!」
皆が喜んだ後、話し合いが始まった。
「誰が使う?」
勇者であるアリナも含めて、俺以外の全員が聖銀鋼を使った武具を持っていなかった。
「先ず、シンは最初から除外して」
「おい!」
「やっぱり、マナかアリナかな?」
「そうだね」
「それなら、アリナが良いと思うわ」
「マナ、良いの?」
「勿論よ」
「ありがとう、マナ」
こうして、俺達は13階層のオークキングを倒して、宝箱の中身を回収して出口の転移陣で地上に戻った。
ダンジョンのレベルが上がって、エリアボスの部屋で「転移陣」が使える様になった。
「まあ、設置しているのは出口への転移陣だけだがな」
「シン、何か言ったか?」
「いいや。 独り言だ」
「どんな独り言よ?」
「帰る時だけは楽だなぁと思ってな」
「確かにそうだけど、どうせなら、行きにも欲しい!」
「「「「「……確かに!」」」」」
いや、行きも出来たらDPが稼げないし、帰りの転移陣だって、善意からの慈悲だぞ!
だからこそ、30階層辺りから、宝箱の大当たりをマジックバッグにしているのだからな。
因みに、20階層からは宝箱の大当たりをマジックポーチにしている。
勿論、バッグもポーチも確率は低いが、ソシャゲの確率よりかは高くしてある。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
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