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この後は、どうされますか?

まあ、詳しく描写する必要は無いかと。

 

 婚約式も無事に終わってから2日目


「どうぞ」


 まだ領主館に滞在していた俺だが、ちょっと強めの扉を叩く音で目が覚めて返事をすると、王国騎士団が流れ込んできた。


「冒険者シン、逮捕する!」


 え、どういう事だ!?

 俺が、プチパニックになりながら、腕には魔封じの枷が取り付けられた。


「これはどういう事だ?」

「お前には、ブルイタス公爵家から家宝を盗んだ疑いがある」


 マジかよ……


「冤罪だ」

「調べれば分かる事だ。王都に護送しろ」

「「「「「「はっ!」」」」」」


 俺やソフィアにリン達が拘束され王都へと護送された。

 セラリア王女殿下は抗議したが、王命には逆らえず沈黙した。


 ちっ!

 あのブルイタス公爵の仕業か……

 ちょうど良いから、あの野郎を消す事にしようか。

 別に俺は聖人君子でも、頭脳は大人の少年探偵でも無いからな。

 邪魔するのなら消すだけだ。


 移動に3日、王城の地下の牢屋に入れられてから1日目の夜を迎えた。

 一応、ソフィアの変装はバレていないらしいと、リンからの念話で教えてくれた。

 魔封じの枷は、既に王城に潜り込ませた眷属に因って偽物と交換済みだ。


 見回り以外からは音が出ない深夜に、王城の屋根や通路を無音で動く存在モノ達が居て、2階の開いていた窓から侵入して、とある部屋の扉の前で止まる。


「此処が、ブルイタス公爵が居る場所だな?」

「はい、シン様」

「そうなのじゃ、我が主」


 既に、眷属スパイの手に因って、秘密裏に脱走した俺とリンとサクナはブルイタス公爵が居る場所に向かって到着した。


 そして……


睡眠魔法スリープ


 部屋の中から数人の誰かが倒れる音が聞こえた後、俺達は部屋の中に入ると、外から侵入を防ぐ結界を扉に掛け、遮音の魔法を部屋に掛けた。


「これで大丈夫だな」

「この後は、どうされますか?」

「拷問の末、処刑」

「「畏まりました、マイロード」」


 先ずは、ブルイタス公爵に精神耐性(極)になるポーションを飲ませ、グロ込みの拷問を掛けて、全て吐かせ、命乞いを散々言わせた後に、「助かりたかったら書け」と、俺達への謝罪と冤罪である書類を書かせてから、更に拷問を続け、次は「殺してくれ!」と懇願するまで続けた後、手足と「アレ」を潰してやった。

 その後、生ゴミを焼却して、部屋を洗浄クリーンで綺麗にした。


「撤収する」

「「イエス、マイロード」」


 因みに、ブルイタス公爵が俺に辿り着いた理由は、国王に届けた「万能回復薬エリクサー」が原因だった。

 国王の身の回りを世話するメイドの1人が白金貨に目が眩み、情報を漏らした。

 何故、メイドが知っていたかというと、国王のミスから偶然知ったみたいだ。

 そして、表裏から調査した結果、俺に辿り着き、俺を下僕にする為に冤罪を吹っ掛けたみたいだ。


 俺達は、また牢屋に帰り、釈放を待っていると、3日後に解放された。

 眷属スパイの話によれば、かなり王宮は荒れたみたいだが、眷属スパイが国王の寝室に潜り込み懇願きょうはくしたら秘密の徹底と、俺達の無罪放免を約束してくれた。


 そして、折角の王都という事で、王都観光をする事にした。

 一応は、ソフィアがセラリア王女に無事に無罪解放された事を書いた手紙を送った。


「何か新鮮ですね」

「そうか、ソフィア」

「ええ。あの頃は、学園と屋敷と王宮の移動の時しか馬車に乗る事が無かったから」

「確かにな」

「だから、わたくしはその王都をシンと一緒に歩ける事が嬉しいの」

「それなら、もっと楽しまないとな」

「はい!」


 俺は、ソフィアの極上の心からの笑顔を見て、王都観光を提案して良かったと思った。

 勿論、リン達は空気を読み、俺とソフィアの5m後ろに居たりする。


「おい、ガキ!」

「俺の事か?」

「手前ぇ以外の誰が居る」

「それで、何か用か?」

「良い女を連れているじゃないか」

「痛い目に遭いたく無かったら、装備品と有り金全てを置いて消えな」


 と、チンピラ3人が声を掛けてきた。

 当然、逆にチンピラ3人から「善意・・」で全ての有り金を貰い、お礼に無料で頑丈な別荘に招待した。


「ありがとう、シン」

「どういたしまして」


 その後は、王都でも有名なレストランに行き、白金貨3枚を見せながら店内に入ると、笑顔で接客され、奥の個室で皆で昼食を頂いた後、ゆっくりと王都を散策する。


「美味しかったですね、シン」

「ああ。特に、あの仔牛の煮込みは絶品だったな、ソフィア」

「……ソフィアですって!?」


 此処でテンプレが発生した。

 かなり豪華な店構えの宝飾店から護衛3人と執事らしき若い男を連れた貴族令嬢が出て来たが、ソフィアの名前で貴族令嬢の表情が豹変した。


「……フィデリア様」

「私を知っているのなら本物だわ!」

「誰?」

「学園で同じクラスだった友人です」

「ソフィア! 貴女は公布で、病死だと聞いたわよ?」

「その話は、場所を変えましょう」

「分かったわ」


 適当な店の個室に入り、紅茶とお菓子を注文して、俺達全員の前に置かれて、店員が部屋から出ると、ソフィアが説明した。

 政治的な背景から病死にされ、実父から万が一を恐れられ、暗殺されたそうになり、それを救った俺の恩を返す為に外見を変え、冒険者となり、俺達のメンバーに入り、第2の人生を楽しんでいると。

 まあ何も、バカ正直に全てを話す必要も無いしな。 


「そんな事になっていたのね」


 目の前の紅茶を飲み、フィデリアはそう言った。


厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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