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きちんと聞いてなさいよ!

基本的には、主人公が懐に入れた人物はハッピーエンドを迎えています。

 


 勇者アリナの外見は、和風の着物を限界までファンタジーにしたみたいな感じだ。

 可愛い系の顔で、青眼藍髪でポニーテールのスタイルはスレンダー系だが、ギリ「D」らしい。

 そして、聖剣ジークガラムを背に掛けている。


「初めまして。リーダーのマナよ」

「初めまして。サブのシンだ」

「初めまして。クルトだよ」

「初めまして。私はリーゼ」

「は、初めまして。ボクはシアです」

「初めまして。ラギだ」


 自己紹介が終わると勇者アリナが言った。


「いきなりで悪いけど、実際の強さを知りたいから模擬戦をしようか?」

「勿論、構わないわ!」


 マナの即決即断で俺達は勇者アリナと模擬戦をする事になった。


 ……結果報告だが、勇者アリナに勝ったのは俺だけで、後衛のリーゼやシアは仕方ないが、前衛のマナ・クルト・ラギは、良い所まで行くが勇者アリナには届かなかった。


「……ば、化け物!」

「勇者アリナ。化け物は酷いぞ」

「その勇者に、汗を流さずに勝てる存在を化け物と言わずに何を化け物と言うのよ!」

「「「「「……確かに!」」」」」

「お前ら……」


 初対面の挨拶とコミュニケーション代わりの模擬戦が終わり、それなりに親睦が深めた感じがした。


「……皆、休んでいて。 書類を出してくるから」

「書類って?」

「勿論、私のパーティーメンバー申請書よ」

「「「「「……え!?」」」」」

「これからよろしくね」


 30分後に勇者アリナが戻って来た。


「申請書は通ったわ。 改めてよろしくね」

「「「「「「よろしく!」」」」」」


 この後、俺は固定での模擬戦を繰り返し、時間が来たから終了したが、俺は「アップは終わりました!」状態で、勇者アリナやマナ達は泥を被った様な汗を流して倒れていた。


「「「「「「……やっぱり化け物!」」」」」」

「一度に告白されても……」

「「「「「「してない!!!」」」」」」

「ほい、洗浄クリーン

「シン、ありがとう」


 皆に洗浄クリーンを掛けて、模擬戦の疲労が落ち着いた所で、引っ越しだ。

 俺達が勇者パーティーのメンバーになったからで、引っ越し先は寮から食堂と料理人付きの一戸建てに変わる。

 理由は「絆を深めよう」だ。

 因みに、料理が出来る出来ないは個人の自由な。


 そんな訳で、引っ越しが終わると、食事の時間となり、皆が食堂に集まる。


「……全員、席に着いたな。 ではアリナ」

「固い言葉は場を白けるだけだから一言。

 打倒魔王に向けて苦楽を共にしよう、乾杯!」

「「「「「「乾杯!」」」」」」


 ……アリナも、食事中は喋らない派だった。


 食事も終わった事で、そのまま親睦会が始まった。


「ねえ、シン」

「何だ、アリナ」

「そのシンって名前は……」

「ああ。数百年前に存在した竜王殲滅者ドラゴンロードブレイカーの二つ名を持つSランク冒険者シンからだ」

「やっぱり」

「アリナは、魔王討伐以外の目標とか有るか?」

「そうね……ダンジョン塔の制覇かな」

「ダンジョン塔かぁ」

「ええ、そうよ」

「未だに、20階層にすら到達していないのよね?」

「そうだな。唯一の例外が、伝説の召喚師ヒナを擁する冒険者チームだけだ」

「確か、伝説の召喚師ヒナは、勇者召喚で喚ばれた人達の中の1人よね?」

「そうだ。 正確にはメンバー全員が勇者召喚された人達らしいな」

「それで、メンバーって4人だったわよね?」

「ああ。神獣召喚師ヒナ、聖魔騎士ナツミ、死天使カオリ、妖刀使いヒデオ」


 俺が国の内部でも暗躍出来る様になったから、あの2人が逃げる必要が無い様にしたら、ひーちゃん経由で知り、途中から本名で過ごしている。

 実際、同じぐらいの外見年齢に、黒髪黒眼だからバレバレだった。


 それと、隠しフィールドの「天空の城」は非公開で認知が無いままだ。

 いや、ファンタジー系RPGをリアル体験したから、ひーちゃん達は楽しんだよ。

 そして、ダンジョン塔を制覇した時の報酬である「魔導書」は忖度した。

 本人の好みが有るから「魔導書」の全リストの中から選んで貰ったよ。

 その後は、現役を引退してひーちゃんは俺の側室となり、奈津美ちゃんは王国騎士団の名誉顧問となり、一目惚れした騎士と結婚して、影山英雄と妃香里はそのままゴールインした。

 妃香里は聖なる淑女のままで結婚したが、これは影山英雄からのお願いで、昔からの憧れだったらしい。

 ただ、彼女自身は正常で健康な女性だったみたいで、妃香里は不満を漏らしていたらしい。

 その代わり、慣れた2日目からは、ベッドの上では彼女は野獣になったらしいが……


 最後に、ひーちゃん達の曾孫の孫までは裏から面倒を見たし、それに、相思相愛で結婚して、正に「死が2人を分かつまで」一緒に居ても、どちらかが先に逝くのだから覚悟は出来ていた。


 ……昔を思い出していると、話を振られた。


「シンは、どう思う?」

「聞いていなかった。 何が?」

「きちんと聞いてなさいよ!」

「悪いマナ。 それで?」

「明後日、ダンジョンに行かない?」

「構わないぞ」

「決まりね! アリナは申請書を出してね」

「任せて」

「それでは皆、明日の授業が終わったらダンジョン攻略に必要な物を買うわよ」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

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