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そうよ。これは決定事項よ!

……ラッキースケベ的なシーンを何処にいれようか?(あ、振りじゃないです)

 


 寮の規則としては時間内なら、男女共にお互いの寮の共同スペースへの利用は認められている。 


 ボクっのシアと別れた俺は部屋に戻り、明日の準備をして夕食の時間となり食堂に一緒に向かう。


 すると、食堂の出入り口でマナとリーゼに出会い一緒の席で食べる事になった。


 それぞれが夕食を乗せたトレーをテーブルに置いた時に、シアが何処に座ろうかと視線が泳いでいたから、マナ達の了解を得てシアを呼んだ。


 お互いの自己紹介が終わって食事が始まったのだが、全員が食事中は会話をしない派だった。


 全員が食べ終わると、俺とシアとの関係の質問から始まり、それが終わると明日からの事で会話が弾んだ。


「やっぱり授業は厳しいかな?」

「それはそうだろう。 目的が、ダンジョン最深部に居る魔王討伐なのだからな、シア」

「そうだよね」

「でも、そういう事は、先ずは試験を受けて合格して、選抜科に入ってからだな」

「そうね」

「でもな。だからと言って、候補科の授業をないがしろには出来ないぞ。

 候補科では、必要な基礎を学ぶ所だからな」

「それは当然よ! 基礎を軽く見る者に、栄光を手にする事は出来ないわ!」


 翌日の入学式では、候補科と選抜科の学園長が激励の言葉で終了した。

 そして、俺、マナ、クルト、リーゼ、シアはAクラスに向かった。

 因みに、クラスはAからEまで有るが、当然Eクラスが最下位だ。

 異世界系ラノベだったら、主人公とかが色々な要因が重なり、Eクラスから始まるが、そんな事は俺が認めない。

 後は、試験結果が微妙なのは、上のクラスに入れる様にしてある。


「あー!」

「マナ、どうした?」

「あの子」

「……?」

「あの子、試験の時の私達の前の組の子よ!」

「だから?」

「分からないの? あの時に、倒れていた子よ!」

「……ああ!」

「全員、席に着け」


 俺が思い出した時に、クラスに職員が入って来た。


「初めまして。私がAクラスを担当する。

 名前は『アルファルド』だ」


 この後、クラスの皆の自己紹介をして、今日の予定と、明日からの流れを伝えられた。



 アルファルドside


 ……あの生徒が「シン」か。

 筆記、魔法、物理で、全てを手抜きしながらAクラス入りをした生徒だが、しかし、貴族ではない。

 調べたが貴族名簿には「シン」という名前は存在していなかった。


 ……まあ、いい。


 今回は、才能溢れる逸材が揃っている。

 いずれは「選抜科」に行く以上は、しっかりと「候補科ここ」で基礎を身に付けさせてやる。

 さて、その為にも……



 シンside


「最後に、1週間後までにクラス内でチームを組む様に」


 そう言ってアルファルド先生は退室した後、マナが言った。


「まあ、当然よね。 勇者と一緒にダンジョンに挑むのだから」

「そうだな、マナ」

「このまま私達でチームを組まない?」

「俺は構わないぞ」

「賛成だね。リーゼは?」

「私も賛成よ。シアは?」

「ボクも賛成だよ」

「やったわ。そうと決まれば……」


 マナは立ち上がり、とある人物に一直線に向かい声を掛けた。


「ねえ、貴方」

「オレか?」

「ええ、そうよ」

「何の用だ?」

「貴方、私達のチームに入らない?」

「オレが?」

「そうよ。貴方、物理戦闘の試験の時に、次の組が来るまで倒れるまで試験官に相手をお願いしていたのよね?」

「……そうだ」

「そこまでの熱意を、私は買ったわ。

 どうかしら?」

「……分かった」

「ありがとう。 早速チームメンバーを紹介するわ」


 マナが、標的にした男子を腕を掴んで連れて来た。


「この人達が私達のメンバーよ」


 俺達の自己紹介が終わり、最後のメンバーとなる男子の番となる。


「オレの名は『ラギ』だ。 チームが決まった以上は、幾つか決めないといけない事が有るが、リーダーとサブは誰にする?」


 ラギがそう言った瞬間、マナ以外はマナを見た。

 因みに、マナは俺を見た。


「……わ、私?」

「当然だね」

「当然です」

「当然だよ」

「当然だな」

「決まったな」

「ありがとう。私、頑張るわ!

 それなら、リーダー権限でサブはシンよ」

「俺!?」

「そうよ。これは決定事項よ!」

「他の皆は良いのか?」


 ……誰も、ラギでさえ、首を横に振らなかった。


「分かった。 俺がサブをやる」

「やったわ!」


 因みに……


 マナ(14歳)=魔法槍士・前衛

 クルト(15歳)=騎士・前衛

 リーゼ(15歳)=回復術士・後衛

 シア(14歳)=魔術士・後衛

 ラギ(15歳)=戦士・前衛……となる。


 それと、俺は皆にはオールラウンダーだが、魔法の方が得意だと自己申告した。


「後は、実戦で出来る事の確認と、不得意と苦手な事だな」


 ラギの提案で、皆が自己申告をした。


「皆も、仲間の誰かが不得意や苦手な事に遭遇したらお互いにフォローしようね」


 俺は周りを見ると、他の連中もチームを組んだみたいだ。

 Aクラスは18人だから最大で3チームになるが、見事に3チームに分かれた。

 しかし、残りの2チームはアレだな。

 貴族チームと平民チームに分かれたみたいで、今後起きるかもしれないテンプレに、俺は少々だが項垂うなだれた。


 この後、俺達は鍛練場に向かったが、どうやらホームルームが終わったら、ラギは自己鍛練するつもりで申請をしていたらしい。

 マナもちょうど良いという事でメンバーで行く事になった。



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。


魔法槍士=魔法も使う槍使い

魔槍士=魔法も使うが、槍に属性付与も出来る槍使い

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