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終わりましたか、シン様

振り返るとイマイチな感じだった過去の「ダーク」系。

頑張ります!


回想が終わり、次話から本番です。

 

 みそぎをする上で、今世での俺の生い立ちを思い出す。


 生まれは、このダンジョンが存在する国「シャイニングランド」の公爵家3男で、アルコジル=クネス=ランディフ(14歳)だ。

 3男だった為に、両親から甘やかされて育った俺は、正に「悪役令息」だった。

 7歳でアルバレス侯爵家3女の「ソフィア=ルカ=アルバレス」と婚約したが、今振り返ると公爵家の者としての教育を受けていたにも関わらず、彼女に対して扱いが事務的で雑だった。

 それに、10歳辺りからエロガキで、12歳で侍女相手に「卒業」していた。

 体型こそは「デブ」では無かったが、傲岸不遜で傲慢と横暴が服を着たみたいな奴だった。


 そして、覚えているだけでも、平民65人、商人が13人で、貴族が7人。

 これは、俺が喰い散らかした少女の数だ。

 覚えているだけでこの人数だから、実際はもっと多いだろう。

 それと、平民から貴族までで未来を潰した少年までも合わせたら3桁は超えているだろうな。

 まあ、相手は俺の後ろにある公爵家と、終わった後の現金で黙るしか無かっただろうな。

 それに女性が関係なく、潰した貴族が男爵家が3つに子爵家も3つに、伯爵家も1つ潰した。

 そんな最低最悪の救いようが無い悪ガキな俺の婚約者になったソフィア。

 最初の雑な扱いから月日が過ぎると、良く言えば召使い、悪く言えば奴隷の扱いだった。


 それでも、彼女は頑張って俺を守りながら立ててくれていたが、俗に言う「異世界恋愛系ざまぁ」の見せ場である「断罪」で、当時王太子の悪友でもあるエンリケ殿下と一緒に俺も断罪された。


 ……もしかしたら、この世界は「乙女ゲーム」かもしれないな。


 そして、父親の政敵に因って俺以外の家族は処刑され、俺はソフィアの口添えで、なんとか身分剥奪の上で国外追放となる。

 最後に見たソフィアの涙が無ければ、憤慨していた俺も処刑されていたかもしれない。

 ソフィアの涙を見た俺は、自分でも信じられないが改心して真面目になった。

 そして、人の役に立つ仕事をしようと思ったが、国外追放された公爵家のボンボンがまともな職に就けず、出来たのが冒険者のダンジョン内での荷物運びしか無かった。

 そして、ガリアス達のパーティーに入り、生まれ故郷に帰った訳だ。

 入国の際は、他国で作った冒険者カードを使ったから国外追放された「アルコジル=ネクス=ランディフ」だとバレなかった。


 ……そして、ダンジョンでの「追放」だ。



 さて次は追放からの現在だ。

 この世界のダンジョンは、ダンジョンマスターが誕生すると難易度が上がり、冒険者の死亡率も上がり、ダンジョンからのスタンピードも発生する為に、国防の観点から、ダンジョンマスター抹殺は最優先事項になる。


 ……まあ、当たり前で、ダンジョンマスターも死にたくないからだろうな。


 つまり、ダンマスになった俺は、世界の「敵」となった訳だ。

 前世や今世でも良い人生とは言えないが、それでも「世界の敵」になるとは、全く思ってもいなかったな。

 だから、覚悟を決める意味でも、今後を自由に生きる為にも「悪役」ではなく「巨悪」になる為の「みそぎ」が必要だ。

 その為の最初の生け贄になって貰おう、ガリアス共!



「ガリアス、やっとお荷物の邪魔なコジが居なくなったわね」

「そうだな」

「Aランクになったら、改めて私達に相応しいサポーターを取らない?」

「名案だな、ペルナ」

「その意見に賛成だ」

「ハリスも、そう思ったみたいだな」

「私も賛成」

「トニアもか」


 俺はモニターを観ながらガリアス共の会話を聞いていた。


「トニアだけは、反対すると思っていたんだがなぁ……」


 心を入れ替えた俺は、必死になって公私に渡ってサポートしてきたつもりだったが、結局は無駄に終わったか。


 そのガリアス共の冒険者としての能力や思考は、俺には手に取る様に分かる。

 だから……


「がっ……」

「きゃあ……」

「ぐはぁ……」

「ぐ……不覚……」


 ダンジョンのトラップを使い傷を負わせて隙が出来た瞬間に睡眠ガスを吸わせた事で、あっさりとガリアス共は寝た。

 後は、ダンモンに念話で指示を送り、39階層の牢屋に放り込んだ。


 3日後に俺は、牢屋に居るガリアス共の前に出ると、まだ元気が残っていたみたいでキャンキャン吠えた。


「てめぇ、コジ!」

「生きていたの?」

「バカな!」

「……理解不能」

「3日振りだな」

「今直ぐに此処から出せ! そうすれば半殺しで勘弁してやる!」

「やっぱり頭が悪いな、ガリアス」

「なんだと!」

「この状況を見て分からないのか?」

「いいから、此処から出せ!」

「……やっぱり会話するだけ無駄か」


 既に、ガリアス共には魔法の行使を完全に妨害する「魔封じの枷」を着けているから、もうまともにダンモンと戦う事すら出来ない。


「さて、あまり無駄な時間を費やすつもりは無いから始めようか」

「コジ、何をする気だ!」


 3つの牢屋からトニアだけ残して、ダンモンに連行され同じ階層の1番隅の、特別部屋に3人を入れた。

 部屋には、キングサイズを超える大きなベッドと、そのベッドが見える位置に、手が届かない長さに調整された拘束具が有った。

 ガリアスとハリスは、その拘束具で自由を封じられて更に、猿轡さるぐつわをさせた。

 ペルナには、魔封じの枷を後ろ手にして拘束してある。


「んー!」

「むー!」

「ペルナからは、何もする必要は無いから安心しろ」


 ペルナは、ベッドに置かれた事で、何をされるか察したのか、恐怖からか大人しかった。


「さて。ペルナ『で』遊ぶか」

「……い、嫌ぁあああーーー!」


 ペルナの貫頭衣を引き千切り、準備が出来ていないペルナで無理矢理に遊んだ。


「あ……あぁあああーーー!」



 ……2時間後には、放心状態のペルナと、無言のガリアス共が居た。


 ダンモンに指示を出して、ガリアス共を牢屋に放り込んだ。

 因みに、野郎2人が、誰もが思い浮かべる中世風の不衛生な牢屋で、ペルナとトニアは綺麗な客室型の牢屋だ。

 そして、4人の食事だが、ペルナ以外には媚薬入りにしてある。

 トニアまで見捨てられるとは思っていなかったが、今までのトニアの俺への対応は、他の3人に比べればまだマシだった。

 だから、トニアにだけは媚薬入りの食事だと教えてあって、トニアは、ゆっくりと堕とす予定だ。

 ペルナに媚薬入りの食事では無いのは、無理矢理を楽しむ為だ。


 ……そして、自分から「外道」になる事で、俺の「みそぎ」が終わったと共に、これで人の3大欲求を全て解消する事が出来るな。


「終わりましたか、シン様」

「ああ。終わったよ、リン」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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