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……だって~

シークレットスキル、発動!(笑)

 

 その後のナルシストの未来だが、殺人の意思表明と、殺人未遂の現行犯で、奴隷となり鉱山労働が決まった。

 ソフィアには、ナルシストの全財産から冒険者ギルドの仲介手数料を引かれたお金が振り込まれた。


 この世界が乙女ゲームの可能性その2

 冒険者ギルドや商業ギルドが、銀行みたいなシステムを持っている。

 その為、冒険者なら、冒険者ギルドにお金を預ける事が出来、他国であっても、冒険者は冒険者ギルドから預けたお金を引き出す事が出来る。


「……意外と持ってなかったな」

「そうなの?」

「ああ。あの馬鹿はCランク冒険者だったから全財産なら、それなりの装備品を持っていた筈だからな」

「ふ~ん」


 因みに、全財産と奴隷代金で、たったの金貨9枚……


 参考までに言うと、単独で真面目に頑張っていたCランクの男性冒険者が、罠に嵌められて奴隷となり鉱山労働に行かされた。

 その冒険者の奴隷代金と全財産の合計が大金貨2枚だった。


 領主館に帰り、夕食と風呂が終わった後、ソフィアにある物をあげた。


「シン、このポーチは?」

「プレゼントだ」

「ありがとう、シン」

「因みに、そのポーチは、マジックポーチで、容量が若干少ないが、その分、使用者限定付きと、時間停止付きで、リストアップ付きだ」


 昨日の夜に領主館を抜け出して都市を出て、我がダンジョンで魔道具作製で造ったマジックポーチだ。


「……え!?」

「このマジックポーチの容量は大体一辺が2mぐらいだ。だから、明日は、ソフィアが使う日用品や普段着等を買いに行こう」

「ちょ、ちょっと待って!」

「どうした、ソフィア」

わたくし達、昨日今日会ったばかりの他人よね?」

「確かにそうだな」

「その他人のわたくしに、容量が若干少ないとはいえ、使用者限定付きと時間停止付きのマジックポーチを渡す!?」

「当たり前だろ」

「ん?」

「どうした、ソフィア」

「……いえ、何でもないわ」

「どうする、ソフィア」

「分かったわ。このマジックポーチを頂くわ」

「それは良かった」



 ソフィアside


 何故か、目の前のシンが、アルコジル様に重なるわ。

 シンとアルコジル様は別人の筈なのに……



 シンside


「明日はソフィアの買い物に行こう」

「何が必要かしら?」

「そうだなぁ。普段着が2着と下着が3着に、靴1足に、予備の冒険者服1着に、予備の武器等の装備品に、回復系ポーションに、歯ブラシとかの日用品に、水筒とか干し肉等の保存食に、寝袋と毛布と簡易テントや縄だな」

「結構、有るのね」

「まあな。後は、現金と宝石類だな」

「そんな物まで?」

「ああ。いざって時に、交換出来る物は必要だろ」

「……分かったわ」

「まあ、とりあえずは、明日は普段着や日用品を買おう」

「そうね。全部買ったら、またシンに借金する事になりそうだわ」

「俺は別に構わないぞ」

「流石に遠慮するわ」

「分かった」


 ちなみにリン達は、ソフィアの事を教えているから、空気を読んで大人しくしている。


 翌日、ソフィアの買い物に行ったのだが、ソフィアに平民レベルでの、余所行き用の服一式をプレゼントした。


「シン、本当にいいの?」

「ああ」

「……ありがとう」


 何年振りだろうか、ソフィアの照れた笑顔を見るのは……


 さて、女の買い物は長いと言うが、内容が内容なので、午前中には終わり、昼食を食べる事になった。

 あらかじめ、領主館のメイド達からリサーチ済みで、評判の良い食堂に行ったが、とても美味しかった。

 領主館に帰ったら教えてくれたメイド達にお礼(現金込み)を伝えよう。


 昼食を済ませ、この後、ウィンドウショッピングする事になったが、これだけの美少女を引き連れた者の必然が起こり、鉄を大量に使った別荘が満室になってしまった。

 副産物として、今日、俺が使用した現金の半分が帰ってきた。


 ありがとう、チンピラ諸君! 

 君達からの「善意」は、後1分は忘れない事を誓おう!


 領主館に帰った俺達は、夕食と風呂を済ませると、セラリア王女殿下も交えて卓上遊戯に没頭した。

 因みに、最下位の回数は……

 俺は2回で、ソフィアは0回で、セラリアは断トツ1位の13回だ!

 リンは2回で、キサラは4回で、サクナは3回で、シャナは2回で、ユーリは5回だが、その内3回はユーリが俺を救う為だったりする。


 ……ソフィアに賭け勝負を挑むのは止めようと固く決心しました!


「セラリア王女殿下? 何を持ち出しているのです? それは、公式で使う首飾りです!」

「それをどうするつもりですか?」

「コレを賭けて、もう1回勝負よ!」

「ダメです!」

「……だって~」


 ……そういえば、まだ8才ぐらいの時に、セラリア王女殿下から下賜された宝飾品と言って、よく俺にも見せて自慢していたなぁ。


 ……はっ!? もしかして!?


 思わずソフィアを見ると、ソフィアは極上の作り笑いを顔に貼り付けていた。


 ソフィアとセラリア王女殿下の意外な1面を見た後は、時間となり就寝となった。


 翌日からは、本格に冒険者稼業を開始して、俺達と一緒にモンスターを狩りながら薬草採取をした。


 ソフィアには、現実を理解して貰う為に、モンスター討伐時に、多少の傷を負って貰った。

 まあ、その傷は俺が魔法で完全に治癒させたけどな!


「シンは凄いわね。第3位階の治癒の魔法を詠唱破棄で使えるなんて」

「まあな」

わたくしも頑張らないと!」

「ソフィア、その意気だ」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。


因みに、ソフィアの頭脳系賭け勝負の強さは「 」級です。

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