表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したら聖書の登場人物がいる世界だった  作者: B-pro@神話創作してます
ソロモンの指輪を巡る陰謀
69/212

67 アダムの異能

ソロモンが失踪し、状況判断から何者かに拐われた可能性が高いとわかったダビデ達は、ソロモンの行方を追っていた。


おそらく悪魔が関わっているのではないかとアダムは推測していた。


「彼が所持しているという、主から授けられたソロモンの指輪ーー悪魔達を支配できる力も持っているのであれば、悪魔が彼を消そうと考えても不思議ではない」

「そうですね・・・」


アダムの推測にダビデはうなずいた。


「だが問題はどうやって追跡するかだな…」


ダビデは考え込んだ。

ソロモンの居場所を特定するためにはどうすれば良いのか? 彼の居場所を探るための手がかりが必要だ。


「私の力でどうにかできるかもしれん」


アダムは厳かな声で言う。



「どんな方法ですか?始祖さま」


イサクは興味深そうに尋ねた。


「うむ……私は動物の声を聞くことができるからな……もしかしたら何か知っている者がいるかもしれない」

「おお!!さすがは始祖さまです!」


アダムを讃えるイサクとヤコブ。


アダムが持つ異能の力で動物の力を借りれば、ソロモンの所在を突き止めることができる可能性がある。


さっそく調査を始めることにした一行だった。


***


鳥や犬など色々な種類の動物たちに協力を仰ぎ、ソロモンの足取りを追うことができた。


その結果ーーー どうやら彼は異空間に閉じ込められているようだということがわかってきたのだった。


またソロモンを連れ去った悪魔の特徴から、アスモデウスという悪魔が犯人であるということも突き止めたのだった。


「悪魔アスモデウスを捕まえるしかないようですね」

ダビデが言った。


その時アダムは、ある鳥の声を聞き、驚いたような表情を浮かべた。


「何だと…?アスモデウスが向かっている場所がわかったぞ!おそらくそこにソロモンが封印されているはずだ!」

「本当ですか!?」

「ああ、間違いない。急いで向かおう」


一行はその場所に向かうことになった。



***


一方その頃。


ヤマトは、ダビデ達と別行動をしていた。


(ソロモンさん・・・どうか無事でいて!!)


ソロモンを助けようと、ダビデ一行。そしてヤマトは救出のために行動するのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ