メジハ村のカイル
かな~り久しぶりの投稿です。
しばらくは不定期投稿となります。
ある程度ストックがたまったら、日に2回の更新にしたいと思っています。
完全書下ろしで他のサイトには一切掲載しておりません。
ゆる~く楽しんでみていただければ幸いです。
ここはメジハ村。
フューリッチ王国の端っこ。
いわゆる田舎の村。
父は昔、冒険者をしていたらしいが僕が3歳の頃にはダンジョンで亡くなったらしい。
母は父が亡くなった後、僕を捨てて村を出たらしい。
というわけで僕は物心ついた頃には村長の家で引き取られ、
特に優遇されるわけでもなく普通にほのぼのとした毎日を送らせてもらっている。
「カイルーー!あんたちょっとくらいは手伝いなさいよーー!」
少し離れたところから僕を呼んでいるのは村長の娘。シリル。
歳はシリルの方が僕の1つ上で、去年、教会で洗礼を受けて今では立派に働いている。
シリルが受けた洗礼の結果は「剛力」。
この国では10歳になると洗礼を受けて、お告げをもらえる。
お告げとしてスキルを手に入れるのが一般的だ。
チュドーーーン!!!!!
僕の前髪をなびかせながら目の前を通り過ぎた薪が僕の近くにクレーターを作る。
はっきり言って当たっていたら死ねる。
「土いじりばっかりしてないで手伝えって言ってんだろーがー!!」
シリルを怒らせちゃいけない。
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